宇宙ブログ
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まおの宇宙ナビ

若田さんの母「帰ったら抱きしめたい」

2009年6月17日

2_3   若田さんの長期滞在も
終わりを迎えようとしています。

先日、若田さんを迎えに行くスペースシャトルの打ち上げ(13日)が
延期になり、

何度も延期になった出発のときを思いだし…

あれから3ヶ月の時を思うと、
改めて、若田さんに頂いたたくさんの夢に感謝したい気持ちになりました。

さて
若田さんの帰還を心待ちにしている若田さんのお母様に、
なんと!先日取材でお会いすることができました。

若田さんからプレゼントされたというシャトル型の可愛いネックレスを
大事に付けているお母様。

あったかくて明るい笑顔は、若田さんの笑顔とそっくりでした。

若田さんはいつも
「楽しくやろうぜ」ということを言われていたそうです。

その言葉の通り
「たくさんの楽しいことを与えてもらって感謝しているんです」
とお母様はおっしゃっていました。

思えば
若田さんが宇宙から届けて下さるその姿、情報は、
「楽しい」気持ちであふれさせてくれるものばかり
ですね♪

愛情いっぱいの涙を浮かべて
若田さんのお話をされるお母様は、
本当に素敵でした…。

若田さんが小さいころ、
たくさん褒めて抱きしめた、というお母様。

若田さんが帰還して会ったときは、
抱きしめたい
とおっしゃっていました。

母の愛って本当に偉大ですね

……

今、
みなさんも
お母さんの顔を思い浮かべましたか??(^_-)-☆

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コップ一杯の水が40万円!

2009年5月 1日

Mao090501_01

 若田光一さんの今回の長期滞在では、尿を空気中の水や使用済みの水と一緒に濾過・浄化して飲料水などに再生する「水再生装置」が使われます。

 宇宙では、水は貴重な資源。

 大部分の水はこれまで地上からロケットで運ばれていますが、なんと、飲み水を運搬費に換算すると・・・

 コップ一杯の水が30万円から40万円に相当するそうです。

 でも、水再生のシステムが完全となれば、地上から水を運ぶ必要がなくなるので、この実現には大きな期待がかかりますね。

 尿はもちろん、国際宇宙ステーション(ISS)のトイレから供給されます。

 トイレといえば・・・

 2008年5月に、ISSのトイレが故障したことがあるそうです。

 地上でもトイレの故障は時々ありますが、他のトイレを探せば良いし、すぐに修理することも可能ですし・・・なんとかなります!!

 けれど、宇宙での故障は、システムの連動が難しくなるだけでなく、健康を害する大変な事態になり得るんですよね。

 改めて、宇宙飛行士のみなさんの夢ある笑顔のうらにある厳しい緊張感を想像します。

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宇宙の若田さんの写真


Chijou
地上の若田さんの写真   


Eth きぼう アラカルト
(ニュースでたどる若田さん@SPACE! )

「人が宇宙へ行くこと」実感したフロリダ

2009年4月15日

1  若田光一さんが乗るスペースシャトル「ディスカバリー号」の打ち上げを取材するため、
フロリダへ行ったのが3月3週目。

 打ち上げ予定時刻のおよそ7時間前に5度目の延期が発表され、
打ち上げを取材することはできませんでしたが、

「人が宇宙へ行く・・・ということは、こういうことなんだ」と
より実感することができたかもしれません。

 宇宙に挑むことの大きさ、それに携わる方たちのすごさを何倍も強く感じるようになりました。

 宇宙からの若田さんの映像が流れるたび、夢を届けてくれる若田さんたちの偉大さを感じます!!

2_2  さて、ケネディ宇宙センター(KSC)での3日間を少しだけ振り返ってみます。

 まず、その広さに驚きました。

 東京23区とほぼ同じ広さのKSCは自然に囲まれていて、ワニも住んでいます。
 
 敷地内は、自由に入ったり出たり移動したりすることはできず、一日に何回か運行される青いバスを待ちます。

 KSC見学ツアーに参加して、整備棟や打ち上げ棟を取材しました。実際に、日本の実験棟「きぼう」に取り付けられるパーツの実物を見ることもできました。

34_2   そして、なんと!

 宇宙飛行士の星出彰彦さんや山崎直子さんに

 お話を伺うこともできて感激でした。

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 日本テレビチームは、この「トレーラーハウス」を拠点に取材や編集、中継を行っていました。

 中の壁には・・・

「ディスカバリー」打ち上げに向けた若田さんたちのタイムスケジュールが
ひと目で分かるように貼られています。

6  このスケジュールをチェックして、次の取材のタイミングは、

若田さんたちがいよいよシャトルに乗り込む前のウォークアウト…なはずでした。

 若田さんたちが打ち上げ用のオレンジスーツに着替える直前に
延期が発表され、取材チームに衝撃が走ります。



 その後、NASAの会見に出席しました。ここが、ニュースでよく見る会見場所です。

7_2  会見は淡々と行われました。

 延期になったことよりも、欠陥を見つけることができたことがより重要だ、不安材料は許さないという姿勢には、宇宙に挑むことの厳しさと、そこにかける技術者の方たちの誇りを感じました。

 打ち上げ9分前から、時をマイナスに刻むカウントダウンボードは、打ち上げ延期が決定してからプラスに刻み出しました。

8_2  最後にここで、今回の取材チームのみなさんと集合写真を撮りました。

 こんなに「わくわく」する気持ちとひとつの目的をもって
一緒に時間を過ごせたことを、みなさんに本当に感謝したいです。

 日本からのチームは、

 ニューヨーク支局のチームにすべての思いを託して帰国!!

 フロリダでの4日間で、私は心から、地球で今生きていることがこんなにもうれしいことなんだって感じました。

 さて、若田さんの長期滞在はまだまだ続きます。

 まおの宇宙ナビもまだまだ続きますっ♪よろしくお願いします!

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宇宙の若田さんの写真(若田さんが宇宙から撮った富士山の写真も! )


Chijou
地上の若田さんの写真   


Eth きぼう アラカルト
(ニュースでたどる若田さん@SPACE! )

若田さんとの交信にドキドキ ワクワク!

2009年4月 8日

Mao0408_2  4月3日、夜。
 日本テレビのスタジオで、
宇宙に滞在する若田光一さんとの交信が、なんと!!実現しました。

 若田さんの映像と音声が届いたあの瞬間、
体験したことのない「ドキドキ」に
私の体はもう、ふわふわ浮いているようでした。

 若田さんがふわふわ移動されるたび、
若田さんがお話しされるたび、
すべてが「ワクワク」でした。

 改めて、宇宙からいただく夢はこんなに大きいのだと感動の20分間でした。

 本日、NEWS ZEROで、
交信の模様をたっぷりお届けする予定なので、
ぜひチェックしてください♪

Mao0408boushi  さて、この日、
一緒にフロリダ取材に行ったスタッフの方たちは
フロリダで購入したNASAキャップやNASAジャケットを着用して
臨んでいました!!

 私も、この赤いキャップをかぶって交信したかったなぁ・・・
このキャップ、若田さんたちSTS-119のキャップなのです。

 スタッフの方がプレゼントしてくれた宝物です☆

横浜・桂小の子供たちから若田さんへのメッセージはこちら 

 Uchu_3
宇宙の若田さんの写真


Chijou
地上の若田さんの写真   


Eth きぼう アラカルト
(ニュースでたどる若田さん@SPACE! )

宇宙の若田さんはドラえもん?

2009年3月23日

011510500_2 こんにちは。
みなさん、コメントありがとうございます。

帰国のご報告が遅くなってしまって、ごめんなさい。
私は、今だに時差ボケと闘っております……。

そう、今だに……なのです。
若田光一さんが宇宙へ飛び立ってから、もう一週間が経ちました。
宇宙から届く若田さんの笑顔を見るたび、
心がはずみます!!

無重力空間では、体液が上半身へ移動して顔がむくむ現象が起こるそうです。
若田さんのお顔もぷっくりされていましたね。

以前、若田さんにインタビューさせて頂いたときに
「私は、小さい頃ドラえもんに似てると言われていたけれど、
宇宙で顔がむくむと、もっとドラえもんみたいになります」と
おっしゃっていたのを思い出しました!

若田さんの最初の主なミッション、
ロボットアームで太陽電池パネルを取り付け、広げる作業も完了し、
これで、宇宙ステーションにはこれまでの倍の6人が滞在できる
電力供給が整ったことになります。

順調に進んでいるようで、うれしいです!!
これから3か月間、若田さんには重要なミッションがたくさん待っていますが、
地球に届けられる映像を楽しみに、
時々空を見上げながら過ごしたいと思います。


Uchu_3
宇宙の若田さんの写真(27日に最新の写真を追加しました。)

Chijou

地上の若田さんの写真   

Eth
きぼう アラカルト
(ニュースでたどる若田さん@SPACE!)

まおインフロリダ♪ ワニもいた!

2009年3月11日

090310_16_3  ケネディスペースセンターに来ています!!

 こちらは
かなり日差しが強く暑いです。

 驚いたのは
ケネディスペースセンターの広さです。
なんと東京23区と同じくらいの大きさがあるそうです!

 自然に囲まれていて
敷地内にはワニもいました。

 いろいろな場所を見学させて頂きました。
その様子は水曜日のZEROでお伝えするのでぜひ見てくださいね♪


スペースシャトル・ディスカバリーの打ち上げの模様や若田さんの写真を追加しました!(3月16日)

危険、不安と一緒に「夢」背負う宇宙飛行士

2009年3月10日

Mao2 無重力の宇宙空間では、
体重を支える必要がないので、骨や筋肉が弱くなります。

 それを予防するために、
宇宙での滞在中、宇宙飛行士のみなさんは、
毎日約2時間の運動が課せられていますが、
それでも、骨や筋肉の衰えを避けることはできません。

 宇宙飛行士・野口聡一さんの本にも、
15日間の宇宙飛行を終え、地球に帰ってきたときには、
「自分の家で2階にあがるのも、山登りのようにきつかった」と書かれていました。

 帰還後、宇宙飛行士が骨折をしてしまったケースもあるそうです。

 骨の減り方は、骨粗鬆症のお年寄りの10倍とも言われており、
長期滞在では、これは大きな課題になります。

 今回の3カ月間の滞在中、新たな対策として、
若田光一さんは「骨粗鬆症治療薬」を週に1回服用し、
その効果を検証するそうです。

 そして、若田さんによって収集された医学データは、
地球で骨粗鬆症に悩む人たちを救うための研究にも役立てられます。

 いろいろな危険や不安と隣り合わせで、
たくさんの夢や期待を背負い、
新たな可能性を広げる情報を地球にもたらして下さる
宇宙飛行士のみなさんの仕事について、もっともっと知りたいと思いました。

 思えば、私たちの生活には「ありがたい」情報や物があふれています。
その恩恵に、ふと感謝したり、敬意を表する心を
忘れてはいけないなと感じる今日この頃でした。

<若田さん、ケネディ宇宙センターに到着「準備は万全」> はこちら 
YOLの写真特集に若田さんの写真や麻央の写真も公開していますよ。
  若田さんの最新の写真を公開 (3月10日)

打ち上げ取材に行きます!!

2009年3月 9日

Mao_5  延期になっていた、スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが
日本時間3月12日に正式決定しました。

 いよいよ、若田光一さんがISS長期滞在へ向けて飛び立ちます。

 実は、NEWS ZEROで、
その打ち上げを取材するため、私、アメリカへ行ってきます。

 前日と当日の2日間、中継を行う予定なので、ぜひ見てくださいね。

 打ち上げの迫力、興奮を、しっかりと目に耳に心に刻んできます。

<若田さん、ケネディ宇宙センターに到着「準備は万全」> はこちら 
YOLの写真特集に若田さんの写真や麻央の写真も公開していますよ。
  若田さんの最新の写真を公開 (3月9日)
  

宇宙で「いい湯だな♪」はいつの日かな?

2009年3月 2日

222  先週は、東京にも雪が降ったりして、
まだまだ厳しい寒さが続いていますね。
そんな日にはやっぱりお風呂!!

 冷えた体が、お風呂であったまる瞬間、
湯気に包まれながら「あ~幸せ」「いい湯だな♪」なんて歌ってしまいます。

 でも、ふと思いました。

 宇宙ではお風呂もシャワーもないんだ・・・
これは、地球にしかない幸せなんだな。

 宇宙ステーションの中では、石鹸をつけたタオルで体をふいたり、
シャンプーもタオルで拭き取ったりしながら生活をしているそうです。

 温度や湿度がコントロールされていて
ほとんど汗をかかないので、清潔に過ごせるのだそうです。

 
 若田光一さんの本によると、
前回、宇宙から帰還したとき、 奥様と息子さんに早く会いたい、
そして「ゆっくりお風呂に入りたい」と思われたそうです。

 さらに、シャワーを浴びて、水が体をつたって落ちていくのをみながら
「本当に地球に戻ってきたんだ」と実感されたというエピソードも印象的でした。

 米国の居住モジュールには、
シャワーを取り付けられる配管がすでに組み込まれているそうですが、
近い将来、「宇宙のシャワー」が可能になり、
宇宙でも、長期滞在の宇宙飛行士のみなさんがホっと癒される時間が
できるかも・・・!!!???

宇宙ステーションでの生活はこちら  
小林麻央さんとの対話ブログ
松本零士さんとの対話ブログ
平野レミさんとの対話ブログ
市川団十郎さんとの対話ブログ
松井孝典さんとの対話ブログ

写真特集(3月5日 麻央の写真も追加!) 

宇宙開発物語(3月3日)  ●星空ズームアップ(3月2日)

今度は、お父さんをどんな気持ちで見送るのかな?

2009年2月17日

News_2  ディスカバリーの打ち上げが、27日以降に再々延期となりました。

 以前読んだ本の中で、

 「待つのも宇宙飛行士の仕事だよ」 と若田さんがいつもおっしゃっていた、
というお話を思い出しました。

 やはり、そのプロ意識は想像を超えるものがあります。

 一方で、宇宙へ送り出すご家族のみなさんは、
この時をどんな気持ちで過ごされているのだろう…と想像してしまいます。

 搭乗するクルーには、打ち上げの1週間前から、
健康安定プログラムというものが適用され、


NASAの検診で健康と確認された18歳以上の人としか接触できない規定があるそうです。

 飛行前の見送りも、お子さんとは2メートル以上離れていなければいけないそうで、
前回のフライトではまだ2歳だった若田さんの息子さんは、いつものように「パピィー」と若田さんに飛びつくことができないのが、なぜだか解らず、泣き叫んでいたそうです。

 その姿を見るのがとても辛かったと、若田さんが本に書かれていました。

 今は10歳になった息子さん。

 今回は、お父さんをどんな気持ちで見送るのでしょうか。

 お父さんが宇宙飛行士って・・・すごいですよね!!!!


★若田さん→松井孝典さんへのメッセージはこちら
★若田さん→小林麻央さんへのメッセージはこちら
★若田さん→松本零士さんへのメッセージはこちら

若田さんの長期滞在がくれる「大きな夢」

2009年2月12日

 若田光一さんが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げ。 011509_3

 今、再延期となっていますが、18日に打ち上げ日が発表される予定です。カウントダウンが始まりますね。

 これまで、国際宇宙ステーションでは、アメリカやロシア、ヨーロッパの宇宙飛行士が交替で長期滞在をしてきましたが、日本人宇宙飛行士としては初めて、若田さんが3か月の滞在をすることになります。

 これは、日本の実験棟「きぼう」が組み立てられているからです。
日本が開発した「日本の家」が初めて宇宙にできるというイメージです♪
 
 日本にとっては待ちに待った夢が実現されるのです。

 「きぼう」組立てのトップバッターとして、去年その家に初めて入った土井隆雄飛行士が、

 「これは、ひとりの日本人宇宙飛行士にとっては小さな一歩ですが、
 日本にとって、新しい、よりすばらしい宇宙時代の幕開けです。おめでとうございます。」

 とメッセージを送られたように、
若田さんの長期滞在によって、私たちはまた大きな夢を与えてもらうことになりますね。

 そんな若田さんとの対談blogが更新されています。
 「 対話blog ★若田さん→小林麻央さんへのメッセージ 」はこちら


 今まさにカウントダウンに備えて準備中の若田さんからのメッセージ、
ぜひみなさんも読んでみてください。

希望のロケットと悲しみのロケット

2009年1月29日

 宇宙への乗り物である「ロケット」はどのようにして生まれたのでしょうか。

Mao090129  それは、フランスのある作家による空想から生まれたそうです。大きな大砲を使い、人を乗せたカプセルを月に運ぶというお話。この『地球から月へ』(1865年)は、世界中の子どもたちに夢を与え、やがて、兵器のロケットを転用し、宇宙に行けるロケットをつくろう!という人たちが現われたのだそうです。

 時は経ち・・・1969年、アポロ11号が打ち上げられ、人類は本当に月に降り立ちました。

 1865年から1969年。わずか100年で、人類は空想を現実に変えたのです。

 私はこれまで、宇宙への乗り物であるロケットと兵器であるロケットを結びつけて考えたことがありませんでした。

 人々の夢を広げるロケットと、人々の夢をも破壊するロケット、同じ「人間」が生み出すのに、あまりにも対照的です。

 希望を乗せたロケットが宇宙へ打ち上げられる時、地球のどこかに紛争のロケットが落ちている、こんな悲しいことはないですね・・・。

大きな、大きな望遠鏡の正体は・・・

2009年1月15日

 コメント、ありがとうございます☆

 情報交換って楽しいですね♪

 私と同じように宇宙初心者の方も、このブログで、一緒に「わくわく」を感じてもらえたら本当にうれしいです。

 写真の望遠鏡、どこのでしょう?という質問をいただきました。

 昨年、東京・三鷹にある国立天文台に行ってきました。そこで一番最初に見学したのが、この望遠鏡なのです。

 これは、1926年に建設され、国の登録有形文化財にもなっている大赤道儀室の中にあります。屈折望遠鏡としては日本最大口径65cm。こんなに大きな望遠鏡は、私、初めて見ました。

090115_2  もちろん背伸びをしても届かないので、大きな台に乗っています。それでも、筒鏡をのぞくには、ちょっと、つま先立ち。

 今は現役を退いていますが、実は、使用されていたころ、筒鏡の傾きに合わせて、床をエレベーターのように上下させていたのだそうです!!

 この大きな望遠鏡が空のどこを向いていても、観測者は床を上下させ、高さを合わせて、楽々のぞくことができたのです。

 昔の人が考えた大きな大きな仕掛け。わくわくします♪

 さらに驚いたのが、珍しい木製ドーム型の天井。

 何の技術者によって作られたと思いますか??

 実は、大正15年当時、建築業には半球面を造る技術がなかったそうです。
そこで、カーブの船体を造る技術をもった造船技師によって造られたのです。

 想像してみました。この木製ドームがゆっくり開き、だんだんと空が現われ、望遠鏡をのぞけば、そこには遠い遠い宇宙・・・

 あぁ 夢の広がる空間です。

ようこそ地球へ 400年前の輝き

2009年1月 7日

04500_5  ガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で初めて夜空をのぞいたのが1609年。小さな望遠鏡で宇宙への扉が開かれてから400年の今年は、「世界天文年」と定められました。

 私も、望遠鏡で星を探したり、プラネタリウムを楽しんだり、子供のころに戻ったようなワクワクを体験しています。

 望遠鏡からのぞく月や星。実はその姿、今の姿ではなく、過去の姿なのだそうです。

 はるか遠い星の光が、私たちの目に届く頃にはその光が伝える姿は、過去の姿になってしまっているからです。

 「まぶしいね」と今見上げている太陽も、約8分19秒前の太 陽の姿なのです。

 北極星なんて、400年も前の姿。江戸時代に放たれた光がようやくようやく地球に届いたことになります。

 「地球へようこそ…」って、その瞬間の光を目に焼き付けたくなりますね。

 こうして宇宙の大きさに触れると、ちっぽけでも、地球という星でひとつの命をもらえたことに、感動を覚えます。

 さーて☆

 今夜の空は何が見えるかな…。望遠鏡でのぞいてみよう♪

運命的なものを感じる1982年

2009年1月 2日

10500  あけましておめでとうございます。

 今、この宇宙ブログを書いていることに、運命的なものを感じてしまいます。

 というのも、NASAが「国際宇宙ステーション」の概念計画を開始したのが1982年。
なんとこれは、私が生まれた年なのです。

 国際宇宙ステーションと同じだけ時を刻んできたのだと思うと、遠い宇宙に浮かぶステーションに、急に親しみがわきました。

 赤ちゃんが両親の愛情を受けながら時間をかけて大人になっていくように、宇宙ステーションも、世界中の技術者や宇宙飛行士の手によって、少しずつ、そのパーツが打ち上げられ、組み立てられてきたのです。

 そんな国際宇宙ステーションの完成予定は2010年。2009年は、宇宙への扉が開かれてから400年という世界天文年。これからますます宇宙の話題で盛り上がりそうですね。

  Photo_7   ところで、この国際宇宙ステーション、地上からも肉眼で見ることができるのをご存じです か??

 といっても、秒速8キロで進む宇宙ステーションは、地球のまわりを90分で1周してしまうそうです。45分ごとに日の出と日の入りがやってくるのだから、猛スピードですね。

 晴れた日に、空を見上げて待てば、スーッと横切るステーションの光に出会えるかもしれませんね。

(衛星の画像は、JAXA提供)

宇宙から届いた!

2008年12月26日

05500  みなさん、どんなクリスマスを過ごされましたか?

 私は、イブの日に、楽しみに待っていたものがありました。

 それは、「宇宙からのメリークリスマス★メール」。

 今年の2月に打ち上げられた、超高速インターネット衛星「きずな」を経由してクリスマスメールを家族や友人に送る、という実験に参加したのです。みなさんの中にも、参加された方や送られてきた方がいるかもしれませんね♪

 私は、自分宛てにもお願いしました。

 クリスマスメールが無事に届いたということは、「きずな」の性能確認実験、成功したのでしょうか。

P01714600500  一般にはまだなじみの薄い「きずな」ですが、その存在によって、インターネット環境が整備されていない地域でも超高速の通信ができたり、災害時のネットワークをすばやく確保できたり、大きな病院のない地域への遠隔医療ができたりと、大きな期待がかかっているのです。

 宇宙にある衛星が、地球に住む私たちの生活の可能性を、ぐんと広げてくれるのです。

 だから私たちは、宇宙にたくさんの希望や夢をみるのですね。

 (衛星の画像は、JAXA提供)

宇宙ナビ、始まります

2008年12月24日

02_2  はじめまして。小林麻央です。

 今日から、「まおの宇宙ナビ」が始まります。

 宇宙。

 大きすぎて、遠すぎて、深すぎて…分からないことばかり。

 でも考えてみれば、小さなころから、願いをこめたり、思いをはせたり、大きな力を感じたいとき、いつも月や星を見上げていました。

 遠く届かないのに、いつも心のそばにある存在。

 そんな宇宙のことを、少しずつ勉強しながら、いろいろな疑問、驚きや感動をみなさんと共有できたらうれしいです。

 これから、どうぞよろしくお願いいたします。

プロフィル
1982年新潟県生まれ。上智大学文学部卒業。現在、日本テレビ系列「NEWS ZERO」やフジテレビ系列「奇跡体験!アンビリバボー」でキャスター、MCを務める。また、植樹をテーマにしたエコ活動にも力を入れている。