Pop Styleブログ

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みなさん、こんにちは。非モテ編集長です。

私たちの紙面では2007年10月24日にPerfume大特集をやりました。その関係で、このブログにもPerfume関係記事がたっぷり載ってます。主なもののリンクを貼っておきますので、お楽しみ下さい。

本日発売 「ALL ABOUT Perfume」 10月24日掲載。大特集記事の画像と見どころを紹介。その2日前から「HEY HEY HEY」出演など、執拗な掲載予告を書きまくる。

Perfumeこぼれ話「大学編」  10月25日から掲載。紙面に盛り込めなかったこぼれ話と未公開写真を掲載。25日は「大学編」「カラオケ編」「女子限定ライブ編」と3回に分けて、28日には「お気に入り編」をアップ。

宇多丸×掟対談 10月28日、Perfumeマニアの2人の25000字対談を8回に分けて一挙掲載。空前の反響を呼ぶ。

今後もリクエストに応じて、Perfumeの最新情報もアップしますので、感想、ご要望等ありましたら popstyle@yomiuri.com  まで連絡下さい。

 さて、一応、私、バレエの専門記者もやってるんで、たまにはお上品にバレエの話でも書かしてくださいな。

本島美和さんCMでビッグな賞
Tiisaij9991432  まずは、PopStyleファミリーのバレエダンサー・本島美和さんの話題から。
本島さんがALL ABOUTに登場したのは今年の4月18日。「スターを生み出す奇跡のインタビューコーナー」の異名通り、掲載後の本島さんは国内バレエ界での大活躍はもちろん、記事中で紹介した「DAKARA」のCMでの演技が、全日本シーエム放送連盟(ACC)が主催するACC賞特別賞(ベスト演技賞)受賞したのです!

紀香さん、長瀬さんと同じ表彰台

 どんなCMかと言えば、プラハの街頭で、本島さんがブタさんの着ぐるみをまとって可愛らしく踊る姿を映したヤツ。本島さんの見詰められるとドキドキっとするような切れ長の目をすっかり隠した、ある意味大変もったいないCMなのです。でも、ブタさん(ピグリンというそうだ)があまりも美しく可愛らしい立ち振る舞いを見せていたのが多くの人の心を捉えたのでしょう。確かに、ALL ABOUTで、このCMのエピソードを読んだ知人からは「やっぱりすごい人が着ぐるみの中に入ってたんですね」なんて感心されたものです。
 それから半年が過ぎて、ACC賞ですよ。表彰式で藤原紀香さん、長瀬智也さんら、超一流芸能人と並んでインタビューを受けていた姿を見るにつけ、いち早く、紙面で取上げた身としては他人事ではなく、うれしく感じられるものなのです。

新国立劇場バレエ団でも難役に抜擢

 もちろん、本職でも大活躍してますよ。所属している新国立劇場バレエ団の「椿姫」のタイトルロールを鮮やかに演じていました。この演目は、新国立劇場の開場10周年の記念作品で、芸術監督の牧阿佐美さん自ら振りつけるというもの。そんな大作の主役に抜擢されるのだから、劇場側からの期待の大きさが分かるでしょう!

 内容は、本島さん演じる高級娼婦のマルグリットと純粋な詩人のアルマンとの悲恋物語。アルマンの将来を案じる父親に説得され、変心をなじられながらも頑として身を引こうとする。そして、最後は病床で再会しつかの間の幸せの中で息絶える。死を感じながら自分の幸せを投げ打って、愛する男のために身を引くのですよ。25歳で表現するのは難しい境地に違いありません。

一挙一動に心をこめて

 この役には、本島さんのほかにボリショイバレエ団のザハロワ、酒井はなさん、田中祐子さんと日本を代表するバレリーナが配役されています。登場順は4日ザハロワ、7日酒井さん、10日が本島さん。とにかく、懸念したのは、ザハロワ、酒井さんの後で「ガクっと」レベルが落ちないかということです。でも、そんな心配は杞憂に終わりました。

 とにかく、いろんなことを考え抜いて一つ一つの動きを作り出した感じなんですよね。冒頭の舞踏会の場面で、気取り気味ながら楚々とした足取りから、ラストの回想シーンでの「能」を思わせるような静かに悲しみをたたえた立ち振る舞い、という調子で一挙一動に思いがみなぎっているんですよね。それに、アルマンと愛し合う場面の喜びに満ちた姿のみずみずしい美しさ! 25歳だから出来る表現を見事にやり遂げた印象でした。

 心理表現意外でも、回転技やリフトなど相当難しいテクニックを要するバレエだったので、これを乗り越えたことは本島さんにとって大きな自信になったに違いありません。今後の活躍も期待したいものです。

 余談ながら、本島さんブログも一生懸命やってますんで、こちらもご注目を!飾らない人柄が伝わってきますよ~ http://miwamotojima.sblo.jp/

 次回のバレエネタは、「白鳥の湖」で鮮烈デビュー!「若き本格派王子」Kバレエ・宮尾俊太郎さんのインタビューこぼれ話などを書きたいと思います。

 リクエスト、問い合わせは popstyle@yomiuri.com

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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