Pop Styleブログ

本文です

6月18日発行の読売新聞夕刊popstyleは、

期待の第2弾!歌舞伎「刀剣乱舞」から、

尾上松也さん、中村歌昇さん、中村莟玉さんが登場です!

今作は鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」がテーマ。

演出のほか2役を勤める松也さん、初出演の歌昇さんに、連続出演の莟玉さんの「刀剣」トークに花が咲きます!

そんな呼び文句でSNSにポストしたんですが、

つくづく歌舞伎というのは、どんな題材でも表現する柔軟さがありますよね。

今回、歌舞伎というのは単なるお芝居だけでなく、踊りや音楽も加わった総合エンタメ。

だからこそ、表現の幅が広いんですね。今回も、歌舞伎が初めてという人が見ても楽しい作品になりそうです。乞うご期待!

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松也さん、歌昇さん、莟玉さんのサイン入りグッズを3人にプレゼント!

何が当たるかはお楽しみ。 18日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

応募は★こちら★へアクセスしてください。

22日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

発行地域以外でも夕刊を購入できます。購入方法は、http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2018/12/post-1853.html

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チャーギントーン チャガチャガチャガチャガ♪

というテーマ曲が頭から離れません。

6月11日掲載の読売新聞夕刊popstyleは、

今年で地上波放送15周年を迎えた鉄道アニメ「GO!GO!チャギントン」を特集します!

イギリスの人気CGアニメを日本に輸入して、放送を始めたのは、2010年。

子供達や、その親御さんにも愛されてきました。

今回の特集では、ナビゲーターのつるの剛士さんとプロデューサーの安藤明(めい)さんにインタビューしています。

どうしたらチャギントンを受け入れてもらえるか、そんな工夫に注目です。

プロデューサーの安藤さん、撮影にも気さくに応じてくれて、「タレントさんみたいだった」(担当記者)とのことです。

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ウィルソン、ブルースター、ココのアクリルキーホルダーを各1人にプレゼント! 11日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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15日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

発行地域以外でも夕刊を購入できます。購入方法は、http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2018/12/post-1853.html

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はじまりの涙を…

2025年6月 4日

6月4日発行の読売新聞夕刊POPSTYLEは、

ミニハープ奏者の上松美香さんを特集します。

南米の民族楽器であるアルパの奏者だった上松さんを、9年前に突然襲った病。

そして、真っ暗な日々に光を差してくれたミニハープとの出会いまでを聞きました。

今回取材したのは、活動を本格再開してアルバムを3枚同時に発表するからなんですが、

この3枚が、とても印象的なんです。

コロナ禍の頃に、動く指を最大限に活用して録音した作品、

ミニハープと出会い、もう一度音楽に向き合えるようになってからの作品、

そして、友人のボーカリストとのユニットで、明日に向かう心情を織り込んだ一枚…。

音楽家としての新たな一歩を、皆さんも目撃してください!!

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新ユニット「めがねとハープ」のミニアルバム「星のくじら」を上松さんのサイン入りで3人にプレゼント!

4日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

応募は★こちら★へアクセスしてください。

8日(日)午後11時締め切り。

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5月28日付けの読売新聞夕刊popstyleは、

本紙初登場!浪花のド直球!!バッテリィズ!!!

昨年末のM1で準優勝に輝いてから、急速に活躍の場を広げ、

このたびいよいよ東京進出!その機会を捉えての特集です。

寺家さんが一般常識について説明すると、無知なエースさんが会話を混ぜ返していくというスタイルは、

馬鹿にしている感じでもなく、あっけらかんとした明るさがいいですよね。

「こういう場合、どっちがツッコミなの?」と思ったんですが、エースさんがツッコミなんですね。

紙面では、そんな2人の「バッテリー」結成から、東京での今を聞いています。

ところで、担当記者が2人の所属事務所である吉本興業に今回の取材を打診したところ、

吉本側から「二人のビジュアルで、見開き耐えられますかね…」と不安の声が返ってきたとか。。。

というわけで、お構いなしにド直球の見開きで、ずばーんと展開します。

耐えられるかどうかを確かめるのは、読者の皆さん、あなたです!よろしく!

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バッテリィズの2人のサイン色紙を3人にプレゼント!

28日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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6月1日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

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5月21日発行の読売新聞夕刊popstyleは、

大ヒット上演中の劇団四季ミュージカル「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を特集します!

言わずと知れた大ヒット映画の舞台化が、このほど本邦初上演…ということで、

劇団四季が総力を挙げて手がけています。

映画のシーンの再現だけではない、舞台ならではの魅力を生かした作品は一見の価値ありです。

紙面では、主人公マーティとドクを演じる立崇なおとさん、野中万寿夫さんインタビューと、

さらに!ロバート・ゼメキス監督にも特別インタビューを敢行しています!

というわけで、見てから読むか、読んでから見るか、どちらもOK!

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作品のパンフレットに立崇さんと野中さんのサインを入れて3人にプレゼント!

21日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

応募は★こちら★へアクセスしてください。

25日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

発行地域以外でも夕刊を購入できます。購入方法は、http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2018/12/post-1853.html

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5月14日夕刊popstyleで特集した7人組男性グループ「IMP.」。メンバーは佐藤新さん、基俊介さん、鈴木大河さん、影山拓也さん、松井奏さん、横原悠毅さん、椿泰我さんです。取材こぼれ話は最終回。お互いのことをよく理解している彼ら。すてきだと感じたエピソードを紹介し、雑感をつづらせていただきます。(構成・生活部 上原三和)

 

■信頼が生む仲の良さ

印象的だったのは「メンバーの良い所を言う方が簡単。自分のことを言うのって難しい」との基さんの一言。こぼれ話の第4回でも紹介しましたが、紙面のプロフィル欄で掲載した項目は自身ではなくメンバーが提案したものも多くありました。基さんの発言はまさにIMP.を体現したもので、7人は根っこでつながっているのだなと感じました。

横原さんの長所や魅力について、考え込んでいた本人に助け船を出すように「知ってる。横原のいいところ」と切り出し「信念がある」と真っ先に挙げてくれたのは影山さん。これには一同納得で、横原さん自身も、発言した影山さんもうれしそうでした。ちなみに影山さんは横原さんについて「筋の通った男」とも。

佐藤さんの「大胆」を挙げたのも影山さんで、メンバーの核を見抜いているのはさすがリーダーといったところ。一方、基さんが冗談めかして自分自身のことを「長所、ありすぎて困るなぁ」と言うと、その言葉をとらえた影山さんは「それでいいんじゃない?」「そうしちゃえば」とユーモアもたっぷりでした。

ちなみに、掲載された鈴木さんの「いい声」は椿さん、松井さんの「人なつっこい」は佐藤さんの提案。「最近はプロフィルを話す機会も少なくなった」とも皆さん口にしていましたが、長い時間を一緒に過ごしてきた7人だからこそ、パッと浮かんだ言葉がどれも的を射ているのは、さすがIMP.です。

松井さん自身は長所、趣味や特技などを話すのが苦手なので、取材側も少しハラハラしながら、もっと自信を持って話していいんだよ!と思わずエールを送りそうに。そんな松井さんに、お兄さんメンバーである横原さんや椿さん、基さんが中心となり、あれこれ提案してくれました。

世界観やワーディングが個性的なのは佐藤さん。基さんの長所に「身近な人の物まね」を挙げる独特の観点。松井さんの長所として最初、「人なつっこマン」と不思議な言葉が飛び出したり、「最年少で最高身長」と他のメンバーと一緒に、どこかうれしそうに言ってくださったり。それは長所……?との空気が流れても、すぐに「新がそう言うならそうだよ」と誰かしらが優しくフォロー。互いの発言を尊重し、思い合っているのだなと伝わってきました。

 

Imp_impact_0501_001(松竹提供)

■今と未来

舞台「IMPACT」への思い、グループとしての「今」や、目指す所をお話しいただいた時は、7人それぞれの決意に満ちた、りりしい表情を見ることができました。

「この舞台をTOBE(※所属事務所)の新しい歴史にしたい」と力強く語った影山さん。「楽しい、うれしい、だけでなく責任感を持って演じたい」とも。IMP.というグループが座長を務める公演ではあるのですが、これらの言葉に込められているのは、7人のリーダーとして自身が作品を先導していかなくてはならないのだ、という覚悟なのでしょう。

松井さんが言った「僕たちが舞台に立っている姿を見たことがある人は、同じ思いを感じるのかもしれない」「初めての人には、見たことも想像したこともない姿を見てほしい」との言葉ににじんでいたのは、作品にかける強い思いと自信。常に挑戦と成長を続ける「今」の自分たちを見てほしいとの気持ちが感じられます。

「7人でいることは簡単ではないし当たり前ではない」と言った基さん、「7人でいることが強み。気持ちはどんどん強くなっている」と言った椿さん。場数は踏んできたけれども、楽ではない道のりを歩んできたのだろうなと少し切なくなりました。だからこそ一つ一つの経験が糧となり、ファンも共に新しい世界を見ることができている。そんな感謝も同時に伝わってきました。

今年1~4月に行われたライブツアー「IMPERIAL」については本当に充実していたようで、「皆さんに会えて、コミュニケーションが取れた。近い距離でパフォーマンスできて楽しかった」と明るい声の横原さん、取材日は3月末でツアーの最終公演間近だったのですが「手応えがあった。もっと上を目指して磨いていきたい」と充実した表情で語る鈴木さん。2人が、かみしめるように話していたのは印象的でした。

そして、「僕たちの旅は始まったばかり」と言った佐藤さん。「皆さんが驚くような出来事が待っている」との発言に期待が高まります。続けて飛び出したのは、彼らが常に口にする「皆とファンと横並びで歩いて行く。着実に大きくなりたい」との言葉。リーダーの影山さんも「経験や回数を重ねるごとにファンの皆さんと一緒に大きくなっていく」と。心の中がじんわりと温かくなりました。

今夏には2周年を迎え、3年目の旅路を走り出すIMP.。その活躍と飛躍に期待したいと思います。

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(松竹提供)

5月14日夕刊popstyleで特集した男性グループ「IMP.」。メンバーは佐藤新さん、基俊介さん、鈴木大河さん、影山拓也さん、松井奏さん、横原悠毅さん、椿泰我さんの7人です。メンバーの仲の良さは自他共に認めるところ。取材の際も端々に現れていました。紙面に掲載した個人プロフィルは、ご自身が挙げたものもあれば、メンバーが言ってくれたこと、そして残念ながらスペースの都合などで掲載できなかったものも(ごめんなさい!)。取材こぼれ話の第4回はそれらを紹介する「答え合わせ」。括弧内は提案者の名前です。(構成・生活部 上原三和)

 

<趣味・特技>

佐藤:夜寝る前のお散歩(佐藤)

基:友人との英会話(基)、身近な人の物まね(非掲載:佐藤)

鈴木:観葉植物を育てること、油絵(鈴木)

影山:買い物(影山)、衝動買い(非掲載:影山)

松井:ラーメン店巡り(全員)、各地のおいしいものを食べる(全員)、いとこの子と遊ぶこと(非掲載:横原)

横原:ゲーム、お笑い、野球、サッカー(横原)

椿:サウナ(椿)、筋トレ(影山)

 

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<長所・アピールポイント>

佐藤:大胆(影山)、手がきれい(佐藤)

基:周りをよく見ている(椿)、ユーモアがある(影山)、身近な人の物まね(非掲載:佐藤)

鈴木:寝付きがいい(鈴木)、いい声(椿)

影山:よく笑う、よく食べる(影山)、よく言葉を間違える(非掲載:影山)

松井:人なつっこい(佐藤)、アイデアマン(基)、最年少で最高身長(非掲載:松井、椿、佐藤、鈴木)

横原:信念がある(影山)、多趣味(横原)

椿:パワフル(影山)、疲れ知らず(椿)、ストイック(非掲載:基)

 

こうしてみると、互いのどんなところを良いと思っているのかも分かります。

非掲載になってしまった長所やアピールポイントもあり、どれも魅力的でそれぞれを良く言い表しているだけに申し訳無い限りです。

IMP.をまだ知らない方にもまず知ってもらいたい、分かりやすい魅力は何だろう……と考えた結果でもあります。

PINKY.(※ファンネーム)の皆さん、ご容赦ください。

5月14日夕刊popstyleで特集した7人組男性グループ「IMP.」。メンバーは佐藤新さん、基俊介さん、鈴木大河さん、影山拓也さん、松井奏さん、横原悠毅さん、椿泰我さん。取材こぼれ話の第3回は、個人プロフィルをお聞きした中から、彼ららしい楽しいやり取りを抜粋した、その後半戦です。(構成・生活部 上原三和)

 ■末っ子はつらいよ?

松井:趣味、特技……なんだろう……。

横原:あるだろう。いとこの子どもとよく遊んでいる。

松井:そうだった!いとこの子と遊ぶこと。

基:軽々しく趣味とか言うなよ(笑)

椿:小さい子の命と思い出を扱っているんだから(笑)

松井:あ、えーと……。思いを重く受け止めていきます。

記者:ほかにもあります?

松井:えーと……。

椿:めっちゃ、ラーメン食べてるじゃん。

松井:あ、そうだ。ラーメン屋さん巡り。

横原:地方でもしょっちゅう行っているし、それでいいよ。朝ラー。

椿:朝起きて、1人でラーメン屋さん行ってるよね。

松井:おいしいものを食べること!

基:なんで?ラーメンでいいじゃん。おいしいものって、それじゃ弱い。

横原:引っかかること言えよ。

椿:なんか怒られてる(笑)

松井:おいしいものを食べる……。ラー、ラー、ラーメン……。

基:じゃあラーメンにしますよ、みたいなのやめろよ(笑)。でも本当に行ってるよね。

松井:えへへ。それこそ地方へ行ったら、ラーメンもそうですけど、その場所のおいしいものを食べるということが好きです。

※最年少の松井さんへ強いツッコミが飛び交う印象ですが、突っ込んだメンバー自らが言った直後に優しくフォローするという、IMP.らしさがあふれたやり取り。大きな目をキュルキュルさせて戸惑う松井さんも印象的でした。

 

■椿さんは力持ち?

基:サイドレイズ(ウエイトトレーニングの種目)何kg挙げられる?

椿:8kg。

記者:ではそれも紹介しますね。

椿:いや、特技にしてはそれでは弱いので……。

鈴木:じゃぁ、倍の16kgにしちゃえば?

椿:嘘つきは嫌だって。

※いじられ役に回ることが多い椿さん。でも愛されているな、とこちらまで感じる、メンバー同士の笑顔にあふれたやりとりでした。

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5月14日夕刊popstyleで特集した男性グループ「IMP.」。メンバーは佐藤新さん、基俊介さん、鈴木大河さん、影山拓也さん、松井奏さん、横原悠毅さん、椿泰我さんの7人です。取材こぼれ話の第2回は、個人プロフィルに掲載する趣味や特技のお話を聞く中で繰り広げられた、仲の良さが伝わってくるやり取りを抜粋し、前後半に分けて紹介します。公式YouTubeの1シーンかと思うような楽しいやりとりの数々。まずは前半戦!(構成・生活部 上原三和)

 ■リーダーはスマイルメーカー

(その1)

影山:趣味は「衝動買い」ですね。

(一同、一瞬静まりかえった後にザワザワ、そして爆笑)

横原:衝動的に買うのが趣味って……

松井:怖いよね(笑)

鈴木:分かってるのに買うって矛盾してるよね。

基:趣味って継続的なことなのに、衝動って。

椿:無計画な買い物って、もう、計画なのよ。

基:「買い物」にしなよ。

佐藤:すごいなぁ。

※影山さんご本人は構わない様子でしたが、さすがに衝撃的すぎるので紙面では「趣味=買い物」とさせていただきました。

 (その2)

影山:苦手なものは、食器洗いです。

(一同、一瞬静まりかえった後に爆笑)

基:……食器洗い(笑)

影山:ありましたわ~。あと、洗濯物干しですね。干すことがが、もう嫌い。

(一同、一瞬静まりかえった後に再び爆笑)

※手をたたいて大笑いするメンバーたちを横目に、影山さん自身はうんうんとうなずいて、なぜか満足げな表情でした。

 ■つかみどころの無い鈴木さん

鈴木:趣味と特技……。観葉植物を育てること、と、油絵。

記者:どちらかを選ぶとしたら?

鈴木:趣味が観葉植物、特技が油絵を描くこと、です。

記者:特技と言うことは、油絵は以前から描かれている?

鈴木:描いてないです。

(一同、大爆笑)

基:最近始めたんだよね?確か?

椿:特技って言ったわりに最近始めたって何なの?(笑)

鈴木:画材も買って描いています。でもコンクールに出すとかそういうのではなくて。

基:そう、そうだよね。

佐藤:すごいねー。まだ見たことない。

※鈴木さんが観葉植物栽培を好きなこと、絵も上手というのはファンの間では知られていました。ですが突然の「油絵」発言。しかも特技と言い切ったところにメンバーも素で大笑いし、驚いていました。

■「元気印」は不器用さん

椿:苦手なことは細かい作業。指先全般のこと苦手ですね。

基:そうだねぇ。

椿:振り付けとかも誤魔化してます。

記者:そうなんですか?

椿:えへへ、すみません。

(一同、ザワザワする)

佐藤:言わなくていいんじゃない(笑)

基:それはこっちで言うから。ちゃんと(笑)

記者:踊り、上手ですよね!?

椿:ダイナミックではありますけれど、細かければ細かいほど、そういう動きは実は苦手なんです。

※公式YouTubeでは時々、メンバーでゲームに挑戦する回があります。確かにどこか不器用でうまく進められないのが椿さん。6月23日発売予定の最新曲「Cheek to Cheek」のMV(ミュージックビデオ)には指先を使ったユニークな振り付けが登場して印象的なのですが、その動きに苦労している姿も以前、公開されていました。

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5月14日夕刊popstyleで特集した7人組男性グループ「IMP.」。実にすてきな青年たちでした。仕事に関する話の時は誠実に、個人の趣味などプロフィルの話では和気あいあいと。メンバー同士が気遣いにあふれ、そして息の合ったいわゆる「わちゃわちゃ」としたやりとりと空気感がありました。PINKY.(※ファンネーム)の皆さんには改めて、そしてまだIMP.のことをあまり知らない方には新たに、その魅力を知ってもらいたい。紙面には掲載できなかったエピソードを中心に、こぼれ話を5回に分けて紹介します。第1回は、PINKY.でもある記者個人が感じた7人の印象です。(構成・生活部 上原三和)

■佐藤新(さとう・あらた)さん

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個人プロフィルの話では「え~」「うーん」などと子どものような口調と、迷子になった子どものような表情を見せることも。ですが、仕事の話になれば一変。一言、一言をかみしめるように語り、センターを任せるにふさわしい力強さとりりしさが全面に出ていました。

■基俊介(もとい・しゅんすけ)さん

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グループの中ではMC役。インタビューの時もメンバーへ均等に話を割り振り、全員が何かしらを答えられるようにする配慮には感心するばかり。おそらく頭をフル回転させながら全体を見渡しているのでしょう。会話が絶えないように話も広げてくれる、まさにバランサーでした。

 ■鈴木大河(すずき・たいが)さん

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「IMP.の保健室」と言われるだけあって落ち着いた低音ボイスでゆっくりと話してくれます。落ち着くトーンなのですが、時折、天然さんなのかどうなのか判別しがたい発言も。独特のテンポ感で、意表を突く受け答えが飛び出すとメンバーも大笑い。どこかつかみどころの無いたたずまいが魅力的でした。

 

■影山拓也(かげやま・たくや)さん

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舞台にかける思いをストレートに、強い言葉と強いまなざしで語ります。責任感ある熱血リーダーとはこのような人なのだと納得。一方、個人プロフィルのやりとりでは無邪気で自由な発言もあり、そのたびにメンバーの頭上に「?」が浮かび、直後には爆笑の渦が生まれていました。

 

■松井奏(まつい・みなと)さん

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愛され末っ子キャラをここでも発揮。プロフィル取材では一言言うごとにメンバーから愛あるツッコミが。大きな目をキュルキュルさせうろたえてもいましたが、突っ込んだ人がすぐに自らフォローを入れるのでたちまち笑顔に。優しいやりとりがIMP.らしいな、とこちらもほっこりした気持ちになりました。

■横原悠毅(よこはら・ゆうき)さん

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さっぱりとした受け答えで、自身の事はあまり語ろうとはしないのですが、仲間へのフォローが的確でクレバー。松井さんが自身の趣味を話す番で言葉に詰まった時や、鈴木さんが出演ドラマの話を始めた時など、会話のきっかけとなる球をポンポンと上手に投げ、話しやすい雰囲気を作る優しいお兄ちゃんでした。 

■椿泰我(つばき・たいが)さん

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分かりやすい言葉選びと、誠実で優しい口ぶりが光る好青年。明るく元気、いじられキャラとしての顔も見せながら、要所では細かなエピソードを交えて細かく丁寧に話してくれるまじめさが印象的。実は、スポークスマンとしての役目を果たす人なのだな、と新たな発見がありました。

オフィシャルYouTubeやラジオの放送を見たり聞いたりしているのと同様に、明るく優しく仲が良い雰囲気そのままの7人。こんな印象の人だろうなと感じていた部分を再確認できました。一方で、なかなか見ることのない真剣な表情で強い思いを伝える誠実さにも触れ、彼らの魅力に改めて気づかされました。

輝くIMPACT

2025年5月14日

5月14日掲載の読売新聞夕刊POPSTYEは、

本紙初登場、滝沢秀明さん率いる事務所「TOBE」所属の

IMP. の7人が、ついに登場!

主演舞台「IMPACT」への思いや、目指すべきところを

めいっぱい語ってもらいました。

担当記者はIMP.を追い続けてきたガチヲタということで、

その魅力をちょっとでもわかってもらえたら…と、工夫を凝らしてあります。

そして、相変わらず写真も大きい。

今時、紙でここまでの大きさを実現している媒体はちょっとないのでは?

今週も保存版にしてください!

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全国の映画館で利用できる「映画GIFT」(2000円分)を1人にプレゼント!

14日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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5月18日(日)午後11時締め切り。

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5月7日発行の読売新聞夕刊popstyleは、

ゲーム道を究めて40年超、「カプコン」を特集!

辻本春弘社長に、カプコンの歩みと戦略、そして将来を聞きました!

大阪で開催中の「大カプコン展」も紹介しまっせ~!

私は、スト2が弱すぎて挫折、ロックマンも下手すぎて挫折、泣かされ続けてきました…。

かみ応えのあるカプコンゲームに込められた思い、皆さんにも届いてほしいです!

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「大カプコン展」の鑑賞券を2枚1組で5人にプレゼント!

7日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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5月11日(日)午後11時締め切り。

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4月30日発行の読売新聞夕刊popstyleは、

ミュージカル「憂国のモリアーティ」に主演する鈴木勝吾さんと平野良さんのインタビュー!

大人気漫画を原作に、19世紀ロンドンを暗躍する「犯罪卿」=モリアーティと探偵ホームズの対決。

もちろん、下敷きとなるのはコナン・ドイルの探偵小説ですが、

本作はモリアーティの視点から描かれる数奇な物語なのです。

ファンの皆さんには「何を今更」な紹介なのですが…。

今回の取材は、原作はもちろん、これまでに上演された舞台もコンプリートしているヲタの鑑といえる記者が、あふれる愛で担当しています!

ちょっとマニアックな話もあるかもしれませんが、それもこの作品の魅力と言うことで!

でも、マニアックゆえに、鈴木さん、平野さんがこの舞台にかける思いを引き出しています。

ファンには保存版、ということで!

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鈴木さん、平野さんのサイン入りチェキを2人にプレゼント!

30日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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5月4日(日)午後11時締め切り。

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4月23日発行の読売新聞夕刊popstyleは、

オーディション企画「NoNoGirls」で選ばれた7人組HANAの登場です!

世界に照準を合わせ着々と歩みを進める日本のアーティストたちの中でも、HANAは、”希望”と呼べる存在でしょう。

取材したのは、弊紙文化部でノノガを追い続けてきた記者。

もう、熱さが違います。3月のデビュー直前イベントも現地参戦して、その模様を伝えています。

CD発売を前に、彼女たちの言葉を知ることができる数少ない媒体の一つではないでしょうか。

相変わらず写真もでかい。

というわけで、保存版と言うことでよろしくおねがいします!

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HANAメンバーのインスタント写真を1人にプレゼント!

23日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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27日(日)午後11時締め切り。

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4月16日の読売新聞夕刊POPSTYLEは、

狂言の万蔵家、歌舞伎の成駒屋、それぞれの伝統芸の明日を担う三兄弟の対談をお送りします。

POPSTYLEの伝統芸記事は、いつもひねった話題をお届けしていますが、

今回も、伝統芸能を愛してやまない担当記者が「6人並んで写真に納まってもらいましょう!」と、

ノリノリで企画してくれました。

インタビューも、兄弟ならではの秘話に直撃しています。

独自の目線でお届けする、POPSTYLE伝統芸。今後ともご愛顧を!

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万蔵家、成駒屋、6人の直筆サイン色紙を3人にプレゼント!

16日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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20日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

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4月9日付の読売新聞夕刊 popstyle は、

元宝塚歌劇団の花組トップスター柚香光さんを特集します!

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昨年の退団以来、次々に新しい仕事に挑戦し、さらに光り輝く柚香さん。

弊紙文化部きってのヅカファン記者が、スターの「今」を聞きます。

メインの話題は、宝塚卒業後1年を経て主演する劇団☆新感線の舞台「紅鬼物語」。

これまで出演した作品にも通じる、「人ならぬもの」をどう演じるか。

ファン目線でぐいぐい聞いています。

大きな美麗フォトも掲載。ファン必携の紙面ですよ!

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柚香光さんの直筆サイン色紙を3人にプレゼント!

9日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

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13日(日)午後11時締め切り。

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初共演は兄妹役!

2025年4月 2日

4月2日の読売新聞夕刊 popstyleは、

25日公開の映画「花まんま」に出演する 鈴木亮平さん、有村架純 さんが登場!

誰もが知る人気者の2人ですが、今回が初共演とのこと。

大阪の下町で育った兄妹という役だそうです。

インタビューでは、そんな二人の子供時代について聞きます。

外で遊ぶのが好きだったという有村さん。今でもある昆虫は「触れる」そうです。

時折関西弁も飛び出して、リラックスした空気が伝わってきます。

映画の前に、予習のために読んでもらえたら……!

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映画『花まんま』特製ランチクロスさんのサイン入り歌集を3人にプレゼント!

2日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

応募は★こちら★へアクセスしてください。

6日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

発行地域以外でも夕刊を購入できます。購入方法は、http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2018/12/post-1853.html

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月は綺麗で

2025年3月26日

3月26日の読売新聞夕刊popstyleは、

昨年発表した第1歌集『月は綺麗で死んでもいいわ』が話題の歌人SHUN さんが登場します。

新宿・歌舞伎町でホストとして働き、現在は寿司屋の大将です。

歌舞伎町で開催される「ホスト歌会」に、弊紙文芸担当の記者が潜入しました。この歌会、評者は俵万智さんなんです。

鋭い言葉のセンスがうかがわれる歌の数々とともに、お楽しみください。

Shun

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SHUNさんのサイン入り歌集を3人にプレゼント!

26日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

応募は★こちら★へアクセスしてください。

30日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

発行地域以外でも夕刊を購入できます。購入方法は、http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2018/12/post-1853.html

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 3月19日のPOPSTYLEに掲載した神田松鯉さんと永井紗耶子さんの対談で、盛り上がりすぎて紙面枠に入りきらなかった「こぼれ話」を一挙に紹介します。名付けて、木挽町早春余噺(こびきちょうはるのこぼればなし)!(構成・文化部 森重達裕)


■「推し」を見るようで

――今回、歌舞伎座でご自分の作品が上演されることを知った時、どんなお気持ちでしたか?
 
永井 小学生の時に初めて見た歌舞伎が(三代目市川猿之助の)「スーパー歌舞伎」でした。(哲学者の)梅原猛さんが原案の作品で、「今、生きている人が歌舞伎を書いたりするんだ」というのが衝撃でした。歌舞伎というのは昔書かれた古典をやるものだと思っていたので。その後、野田秀樹さん作の「研辰(とぎたつ)の討たれ」を見た時に「やっぱり現代の人も書いていいんだ」と改めて思ったのですが、その時もまさか自分が歌舞伎にかかわるとは考えていなかったです。今回、ずっと見ていた歌舞伎座の舞台に、自分の原作の作品がかかるなんて……。見るまではまだ「本当か?」と思っています。でも最近、(主役の)市川染五郎さんが扮装してくださっている動画を見て、観客目線というか、『推し』を見ている気持ちになって、感動しています。

20250311ygtgs002419_202503241117022――松鯉先生は、今回の『無筆の出世』の配役をどうお考えですか

松鯉 (今回、出演する)大阪の成駒家さん(中村鴈治郎さん)と、弟の中村扇雀さん、おふたりが歌舞伎座で初舞台だった時、私は黒衣(くろご)を着て舞台に出ていたんですよ。確か中村智太郎と中村浩太郎といっていたと思います。もう、今はご立派になられて。その時の配り物の手ぬぐいを私、持ってますから。懐かしいなあと思ってますよ。

――かつて歌舞伎役者だった松鯉先生ですが、今回、歌舞伎座の舞台に出演者として上がるお気持ちはいかがでしょうか

松鯉 やっぱり懐かしいなあと思うし、歌舞伎座の舞台に上げていただくのは大変なことだと改めて実感しますね。今の歌舞伎座の揚幕の奥の「鳥屋」にある鏡は、今の歌舞伎座が建てかわる前にも使われていた鏡なんですよ。(2022年9月28日に)歌舞伎座で伯山と親子会をやった時に、松竹の方が教えてくれました。私が歌舞伎にいた時は、揚幕を「チャリーン」って開ける名人がいたんです。役者が出番を待っていて、「はいっ」と声をかける。有声音じゃなく、無声音で。その「間」がすごく良かったんです。名優たちがその方をかわいがっていたことを覚えています。「間」は、「魔」につながると(落語の名人)三遊亭円生師匠もおっしゃっていましたが、本当にいい間だったんですよ。

――上演台本を読んでのご感想は

永井 実は私、ちょっとうるっときました。小説はミステリー的な要素があるのですが、今回はむしろ主人公の成長譚(たん)になっている。(脚本・演出の)斎藤雅文先生は本当に作品をすごく読み込んでくださって、出演される役者さんたちのことも本当によくご存じで「この方だったらこんな表現をしてくれるんじゃないか」「このキャラクターをこの方がやるならこうした方がいいんじゃないか」と色々なことを考えて作っていただいているのがわかりました。今は、ただただ、楽しみです。この小説はオーディブル(朗読)にしていただいているのですが、朗読だと9時間かかるところを(舞台で)ギュッとまとめた時、どれだけキャラクター性が出るかは、生身の役者さんに演じていただくことで育つものだと思います。主人公の菊之助の成長物語であり、それを染五郎さんご自身の成長に重ねて斎藤先生が書いてくださった。そういう意味で初日と千秋楽でも変わっていくかもしれなくて、それも楽しみにしています。

――松鯉先生は当代の松緑さんとは、この何年かでお付き合いが深まったんですよね

松鯉 そうですね。私は紀尾井町の旦那(当代の祖父・二代目松緑)が大好きだったんです。今はない『演劇界』という雑誌に紀尾井町の旦那について書いたことがあります。「吉野川」の場面で、六代目の成駒屋(中村歌右衛門)と本花道と仮道で、大判事と定高の掛け合いの場面について書きました。旦那のせりふを聞いて「銀の声」というのはこれだな、と思った。リーン………って、客席の天井に声が共鳴するんですよ。すごいなと思いました。書いたらしばらくして、今の松緑さんから贈り物をいただきました。「祖父のことをよく書いてくれてありがとうございました」と。

――永井さんは講談を小説の参考にすることはありますか?

永井 あります。実は前に書いた『きらん風月』という小説は、栗杖亭鬼卵(りつじょうていきらん)という江戸時代の戯作者が主人公ですが、その人が書いたものが明治時代は山中鹿之助(「尼子十勇士」の一人)の講談になっていて、速記本を読んでエッセンスをもらって書いていました。すごく学ばせてもらいました。

――500席とも言われる先生の持ちネタから『無筆の出世』が歌舞伎に選ばれたのはなぜでしょうか。

松鯉 私に愛着があったんです。私、ノートを広げて記録を見たら昭和年(1982年)に初演している。ということは、その1年以前ぐらい前に速記本から採集したネタです。だから年ぐらい前のことになりますけれども、田辺南鶴先生の(口演の)速記本から取ったんです。私以外にどなたもやってないと思っていたのですが、先日、文化庁が助成する「講談 伝承の会」の初日に私、出たのですが、そしたら(人間国宝の先輩の)一龍斎貞水先生の遺品が陳列してあって、その中に『無筆の出世』が和綴(と)じの厚い本になって、「一龍斎貞水」と署名も書いてあったんですよ。私、同期ぐらいの仲間に「聞いたことある?」って尋ねても「ない」という。貞水先生はおやりになろうと思ってたけれども、私がその前にやっちゃったから、おやりにならなかったのかもしれない。もしかしたらですよ。もし貞水先生がなさっているのを知っていれば、私はやらなかったと思う。本当にやりたければ「教えてください」と言いに行くのが、芸界の仁義ですから。私は何人かに教えてますけども、それ以外には誰もやってないですよね。(弟子の)伯山には確か教えたと思います。

■「伝統は常に発展している」

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永井 私の周りには松鯉先生のファンが多いんですよ。IT系の人のファンで、今、若い方の間でも、歴史の話を講談で聞きたいという人が増えているなと感じています。

松鯉 そうですか。うれしいですね。それは伯山の影響ですよ。伯山を育てた師匠を聞いてみたいというのは、きっとあると思いますね。

永井 市川染五郎さんがいいな、となったら松本幸四郎さん、松本白鸚さんがいいな、というようになる感じでしょうね。もっと熟された芸に皆さんがたどり着くことがあるんだと思います。

松鯉 ありがたいですね。伯山は本当に縦横無尽にやってます。自分の弟子をほめるのは変だけども、決して師匠をおろそかにしない。いつも心配の電話をくれて、そうした心遣いができる子なんですよ。

永井 以前、対談させていただいたのですが、伯山さんは「今」という時代を見ながら講談を演じていらっしゃる。「今の時代は元気がないから、もっと元気になるような話し方の方がいい」とおっしゃっていて、とても視野が広いなと思いながらお話を聞いていました。

松鯉 伝統は常に発展していて、発展のないところに伝統はないという格言があるぐらいです。歌舞伎も、能狂言でさえも変わっている。時代を見つめてやることが必要ではないでしょうか。ただ、時代におもねってはダメです。逆に、自分で時代をリードするぐらいの気持ちでやれと、私は伯山に言っています。あの子ならやれると思うから。「自分の理想としたやり方をやれ、時代を作れ、おもねるな」と。

永井 私は、今の時代の問題を解決するにはどうしたらいいのかと、いつも思っています。今の社会の問題でも、実は過去の歴史で同じようなことを人間は起こしている。ではこの時代、この場面で、人はどういうふうにしていたのかを歴史を調べて振り返って書くことが私は多いと思います。

■見てから読むか、読んでから見るか

――永井さんから松鯉先生に聞いてみたいことはありますか

永井 いっぱいありますが、『無筆の出世』を講談で演じられていた時には、各人物にイメージされている「声」があると思うんです。役者さんのお芝居の中でも期待するイメージはあるのですか?

松鯉 役者衆というのは台本以外に自分の演技プランをきちっと立てますから。人物像とか、その人物の来し方だとか。歌舞伎の場合は、主役が演出のようなものですけれども、役者衆は演じる人物が、どういう形で生まれたとか、どういう過程で生きてきたかとか、そういったことまできちんと作るんですよ。それが演技の「実」につながるんですね。ただセリフ言うだけじゃないんですよね。

――それを松鯉先生は講談において登場人物全員分、やっているのですか

松鯉 やるんですよ、私らも。ただ、これは役者衆がやる場合は役者衆の考えでやっていただければいいわけで。治助そのものの性格は非常に実直で正直で、嘘はつけない。本当に愛すべき人柄だと思うんですね。

永井 私も一応、(各登場人物の設定を)決めています。通じるものがあるなと思っています。

――今回、歌舞伎になる作品をお客様にはどう見てほしいでしょうか

永井 ともかく、楽しんでいただくことが一番うれしいです。お芝居を見て小説を読んでいただいてもいいし、読んでからお芝居を見ていただいても、どちらからでも楽しめるのでは。実際に演じていらっしゃる方を想像しながら小説を読んでいただくとさらにクリアになる部分もあるし、逆に読んでから舞台を見ると「ああ、ここはこうしたんだ」という面白さもあると思います。この作品に限らず、お芝居の楽しさと、脳内3Dで楽しむ小説の楽しさ、その両方を行き来しながら楽しんでいただけたらうれしいなと思っております。

松鯉 さっきの話と重複しますが、歌舞伎や講談を通じて、美しく生きたいと思うんですね。例えばこの芝居(『無筆の出世』)では「仇(あだ)を恩で返す」わけですから。普通はできることじゃないんですよ。今、日本は道徳教育がなくなってしまって、電車に老人が乗ってもきても若い人が座ったままで席を立たないとか、そんな現象が目につきすぎるんです。人間は優しく生きたいなと思うんです。

永井 それはすごくわかります。私も多分、そういうことを伝えたくて小説を書いていると思います。

読売新聞夕刊popstyle 、

3月19日は講談師の人間国宝・神田松鯉 さんと、

直木賞作家の永井紗耶子さんの対談です。

歌舞伎座で幕を開ける四月大歌舞伎 でそれぞれ自分の口演、作品が歌舞伎化されるのです。

初対面の2人に紙面を飾ってもらおうと目をつけたのは、弊紙の伝統芸担当記者であります。

渋いチョイスと思うなかれ。

歌舞伎への愛と、物語への愛が渾然となった大人の会話が展開されています。

春もたけなわ、四月は歌舞伎座としゃれ込むのもよいのでは?

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「四月大歌舞伎」より「木挽町のあだ討ち」「無筆の出世」ポスター2枚セット、永井紗耶子さん、神田松鯉さんサイン入りで 3人にプレゼント!

19日夕刊の「popstyle」紙面に掲載したキーワードが必要です。

応募は★こちら★へアクセスしてください。

23日(日)午後11時締め切り。

発表は発送をもって代えさせていただきます。

発行地域以外でも夕刊を購入できます。購入方法は、http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2018/12/post-1853.html

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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