今回、オールアバウト欄に登場するのは、若手俳優の注目株、村上虹郎(にじろう)さんです。俳優・村上淳さんが父、歌手のUA(ウーア)さんが母の「2世俳優」。顔立ちにどこか両親それぞれの面影
を宿した虹郎君、演技力は抜群です。芸能界デビューがいきなり映画主演。しかもその映画が、河瀬直美監督作品「2つ目の窓」だったというのだから驚きです。神の島・奄美大島を舞台にした作品で圧倒的な演技力を披露し、映画通をうならせた彼は、その後も着々とキャリアを積んだのです。「神さまの言うとおり」に出演後、再び「忘れないと誓ったぼくがいた」で主演、こちらでも好演を披露しました。映画を見ないというあなたでも、テレビCMで広瀬すずさんが出ていたJR東日本「JR SKI SKI」に出ていた繊細そうな青年ならもしかして見覚えがあるのでは? そうです、あの青年です。一目見たら忘れられなくなるういういしい印象の彼なのです。そんな彼の魅力に迫るため、今週はロングインタビューを敢行しました。
村上さんの取材をしていて驚いたのは、その成育環境のユニークさでした。母UAさんが、自給自足の生活を志していたこともあって、田んぼや畑を耕して米を作るなど、二毛作に挑戦していたのだとか。また、個性の自由を尊重する「シュタイナー教育」の学校に通っていたというのも珍しい。普通にレールを敷かれた人生ではない道のりを歩んできたことが俳優としてはプラスになっているようで、「僕の普通が日本の現代社会では普通じゃない」ことになって、かえって演技にも味が出ることにつながっているのかもしれないのです。そんな虹郎さん、待機作も色々あります。映画は人間とアンドロイドが共演する世界初の作品「さようなら」に出ます。また、テレビはフジテレビ系列のスペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」に年内出演の予定です。ぜひ皆さんも鑑賞してみてください。
人気連載「民ゾクッ学」で今回、探訪したのは徳島県三好市周辺。コナキジジイ発祥の地と呼ばれるご当地で本物のコナキジジイを探し求めた記者の前に、果たして妖怪は現れたのかどうか? その結末、ここでは書きません。三好市内で記者がとっても不思議な経験をしたことも記事に書いておきました。怖いこと、不思議なことが好きな方なら必読の内容ですよ。
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読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。