Pop Styleブログ

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今回は、中原中也賞を受賞するなど注目の若手詩人、暁方ミセイさんに迫りました。

Dsc_3071詩人、というと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか? ちょっと変わった人? はちゃめちゃな人?

暁方さんは、ずっとこっそり詩を書いてきたと言います。学校や家ではごく普通の女の子として過ごし、自分だけの世界で、存分に日常の世界とは別の自分を解き放つ。その手段が、暁方さんにとっては詩でした。

暁方さんの詩が面白いのは、あまり「自分」や「自意識」が前面に出て来ないことです。むしろ、自分など大きな宇宙や自然の中ではごくちっぽけな存在で、だからこそ、形としての自分はなくなっても、どこかで大きなものとつながっている・・・というような不思議な感覚があふれる詩の世界を展開しています。

本当の自分を隠して生きるということは、実は誰もが体験していることではないでしょうか? 今回は、ぜいたくにもオリジナルの詩も書き下ろしてもらいました。本名の自分を超えて、思う存分もう一人の自分であるを解き放って綴られた暁方さんの詩を、ぜひ読んでみてくださいね。

さてさて、実際の詩人である暁方さんはどんな方なのか・・・? とても誠実に言葉を伝えようとしてくれるチャーミングな女性です。記事では「詩人七つ道具」を紹介していますが、実は八つあり、その八つ目とは、「小鳥や犬のえさ」。道を歩いている犬や猫、公園のハトなどに、ついえさをやりたくなるのだそうです。やはり宮沢賢治の遺伝子をどこかで受け継いでいるのかもしれませんね。 

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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