本日発売の読売夕刊popstyleの大特集は「ALL ABOUTアンパンマン」です。故やなせたかしさん(1919~2013)が生み出した国民的キャラクターとして知られるアンパンマン(Ⓒやなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV)といえば、自分の顔の一部を皆に食べさせてしまうというすごい設定です。「利他の精神」「慈悲の心」を体現したかのような、アンパンマンの姿は老若男女をひきつけ続けています。7月5日から、やなせさん最後の原作となった絵本を基に製作した新作アニメ映画「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」が公開中です。記者はすでに鑑賞しましたがなかなかの力作でしたので、吹き替えを担当した方やプロデューサーに改めてアンパンマンへの思いを聞いてきました。
女優の井上真央さんは、「りんごぼうや」役で声優に初挑戦。井上さんの声とは思えないくらい、役になりきっていて、その完成度にはびっくりさせられましたが、本人は「今まで味わったことのない緊張感、高揚感を覚えた」と素直に語る姿が強く目に焼き付きました。やはり女優の戸田恵子さんは、アンパンマンの声を長年担当してきた大ベテラン。そんな戸田さんならではの観察眼に驚かされたのは、次のようなせりふを聞いたからでした。「アンパンマンは食べ物を決して口に入れない。いつも立っていて、みんなの様子をにこにこ笑って見守っているんですよ」。言われてみれば、確かにそう。アンパンマンは強さと優しさを兼ね備えたヒーローなんですね。製作陣によると、「今後も映画作品などは製作する」ということなのでファンの一人としてほっと胸をなで下ろした次第。皆さんも新作映画をご覧になってみてくださいね。
このほかにも紙面では、「イマ推しっ!」欄で、体操にまつわる面白い話題をリポートしています。何と担当記者の2人の娘さんが横浜市の「米田功体操クラブ」を訪れ、アテネ五輪金メダリストの米田さんから直接指導を受けたのです。さて、指導の成果はどうだったのでしょう。詳しくは実際に記事で確かめてみてください。大好評連載「辛酸なめ子のじわじわ時事ワード」で今回、辛酸さんが取り上げた言葉は「虎ノ門ヒルズ」です。華々しくオープンした割に、土地鑑がないとたどり着きづらいし、ビルに入っている施設の多くが飲食店で、おしゃれショップがほとんどない点に着眼し、「森ビルの中でもっともストイック」と評するのが、さすが、という感じでした。
夕刊をご購読でない方は、駅売店などでお求め下さい。50円です。また、ヨミープラザでも紙面販売を受け付けております。詳しくは、こちら↓の紙面購入方法をご覧下さい。
http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/yukan.htm
【プレゼント】
映画「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」の親子ペア券を5組組にプレゼントします。
紙面掲載のキーワードが必要となります。応募はこちらをクリックしてください。9月22日(日)が締め切りです。
紙面、ブログへの感想、質問は、popstyle@yomiuri.comへお寄せください。
twitterで、最新情報や担当記者のつぶやきをどうぞ。アカウントはpopstyle_yomi
読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。