本日発売の読売夕刊popstyleの大特集は「ALL ABOUT 尾川とも子」です。命綱(ロープ)などの道具を一切使わず、自らの手と足のみで岩や壁を登る「ボルダリング」の世界で活躍を続ける35歳の女性アスリートとして大変著名な尾川さんにロングインタビューを敢行いたしました。
取材、撮影の場所は、JR東十条駅からすぐ近くのボルダリングジム「アンダーグラウンド」。約束の時間よりもかなり早く到着してしまったので、少し暇を持てあまし気味だった、私、市原尚士記者ですが、「せっかくジムに来たのだから」と考え、ボルダリングをやってみました。まず、見るからに簡単そうな人工壁面に挑戦。ほとんど、はしごを上るようなもので簡単にできちゃいました。お隣にある、もう少し難易度の増した壁もなんとか攻略。「えっ、初めての挑戦なのに面白いじゃないか」と笑顔の私。調子に乗って、もう1段階難しそうな壁と向き合った、ちょうどその時に尾川さんがいらっしゃいました。
早速、お話をうかがったのですが、元々は「日本人女性初の宇宙飛行士になりたかった」とうかがい、びっくりしました。ただ、考えてみれば、山や断崖絶壁や、さらには地球上の至るところが宇宙空間に面している訳で、私たちが地球上を歩いていることも、ある意味では「宇宙遊泳(遊歩?)」しているようなものなのかもしれません。
さて、ところで気になるのは尾川さんの腕前ではないでしょうか。それはぜひとも新聞紙面をご覧になって下さい。あり得ないような写真と出合うことができますから! 天井のように見える岩壁にピタッと逆さまに張り付いている彼女の姿が写っています。これは、もちろん特撮でもCGでもありません。リアルに登っているのです。ちなみに、ここは栃木県那須塩原市にある岩場で、世界でも最高難度の岩場とクライマーたちから認定されている場所なのだとか。逆さに張り付いていますが、岩のへこみはペットボトルのキャップ程度の厚みもないそう。つまり、指の第一関節にも満たないくぼみを活用して、スパイダーマンさながらに張り付いていたという訳です。にわかには信じられませんが、本当に実現してしまったのです、彼女は。ただ、簡単に登れたということではありません。失敗に次ぐ失敗を経て、最終的に成功するのに3年間もの時間をかけたのだそうです。
そんな尾川さんだけに、語る言葉一つ一つにうんちくがあります。紙面では、「人生の壁を越えるための3か条」も掲載しましたので、苦境に陥っている方はぜひとも読んでいただければと思います。
このほかにも紙面では、「イマ推しっ!」欄で、夏休みの海外旅行で米・ロサンゼルスに訪れる方へのお得な情報をお届けしたり、人気連載「毎日、女子ジャズ。」で体感温度を1度下げてくれるクール・ジャズを特集したり、と盛りだくさんの紙面になっております。
夕刊をご購読でない方は、駅売店などでお求め下さい。50円です。また、ヨミープラザでも紙面販売を受け付けております。詳しくは、こちら↓の紙面購入方法をご覧下さい。
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