Pop Styleブログ

本文です
前の記事

Img_5267   どうも、年の瀬ダイエッター、(森ゾー)です。総選挙も近くなり、クリスマスも近くなり、今、自分の心境をどう描写していいかわからないでいます。とにかく年末進行のため、私の目の前には仕事が山積みです。果たして無事に年を越せるのでしょうか・・・。

 さて、今週のポップスタイル、ALL ABOUTは、人気俳優・堺雅人さんの登場です。正義感の強い役から悪役、犯罪者役、そして謎めいた役までどんな人物でも見事に演じ分けられる堺さんは、今ではなかなか担い手が少なくなった「時代劇」においても大きな存在感を見せています。あまりにも幅広い堺さんの俳優活動の中から、今回は「時代劇」というワンテーマを掲げてみました。ここでは堺さんの魅惑の表情はあえてお見せしませんので、ぜひ紙面でお確かめを!

★ステップアップの過程にある「時代劇」

 初めて私が堺さんを知ったのは、2000年秋から01年春にかけて放送されたNHKの連続テレビ小説「オードリー」でした。京都の映画撮影所が舞台の物語で、そこで堺さんは映画の助監督役を演じていました。その時が堺さんにとって「時代劇」という世界のファーストコンタクトだったそうです。

 そこから、あれよあれよと人気俳優になった堺さん。そのステップアップの過程には「新選組!」「篤姫」「武士の家計簿」など、必ず「時代劇」があったように思います。そこで、現在放送中のTBS系ドラマ「大奥~誕生~」、そして続編の映画「大奥~永遠~」(12月22日全国ロードショー)でいずれも主演を務めている堺さんに密着しました。

 まずは10月、京都・太秦の東映京都撮影所でロケを取材、改めて、旧江戸城(現皇居)のそばにある「パレスホテル東京」で長時間のインタビューを敢行しました。その中で、堺さんにとって時代劇とはどんな存在かということについて、深掘りしています。まもなく公開の映画についても大きく紹介させていただきました。話を聞けば立て板に水、そして秀逸なたとえ文句もスラスラ出てくる。すでに広く言われていることですが、非常にクレバーな、スマートな方だと改めて感じました。

★紙面に載せきれなかった「京都」への思い

 紙面には載せきれなかったのですが、堺さんは、時代劇を制作する組織・仕組みが整っている「京都」という街について、特別な思いを持っているとのことでした。もともと、出世作となった「オードリー」も太秦のセットで撮影し、その後も時代劇の役を演じるたびに訪れては、「自分を振り返るきっかけになる」街なのだそうです。

 インタビューの中で、堺さんは京都で時代劇を撮影することについて、こうおっしゃっていました。

 「教えていただいた母校にもう一度戻る感じですよね。東京の現場って、多かれ少なかれ、その場で集合、その場で解散。寄せ集めというわけではないですけど、基本的に『はじめまして』で始まり、『さようなら』で終わる現場なんです。継続する時間がない。でも京都は唯一、土地に根付く時間というのがある。場所として動かない。それは非常に大きいし、スタッフがずっとそこにいるのが大きい。東京のスタジオで作られるものが、1年草のように咲いては枯れ、別のところに飛んでいくとすれば、京都は太い木で根を張っている感じ。京都に行くたびに、その間に自分の成長した部分、していない部分、前行った時と比べて自分は何ができて何を失ったのかを色々考えます。定置観測の場所なんでしょうね」

★力作!「堺雅人・時代劇関連マップ」

 そんな堺さんはこれまで、新選組隊士や加賀藩士、徳川将軍、剣豪など日本全国、様々な土地で懸命に生きてきた武士たちを演じてきました。その点をわかりやすく表現しようと、日本地図にロケ地や関連史跡を落とし込み、「堺雅人に会えるかもしれない? 時代劇マップ」を作成してみました。それぞれの場所に堺さんがコメントをしてくれています。ドラマや映画の裏話なども聞けて、必見の内容になっております。

★木村カエラがほれこんだアニメ映画とは?

 「イマ推しッ」では、見たことのあるおかっぱ頭の女性が、笑顔でぬいぐるみを持って写真におさまっています。この人って、あ!間違いなく木村カエラさんじゃないですか! 記事では、(市)編集長が、ディズニーアニメ映画「フランケンウィニー」にほれこんだあまり立候補してイメージ曲を手がけたという木村カエラさんに話を聞いています。

 恒例月1連載、タワレコ社長、嶺脇育夫さんの「NO MUSIC,NO IDOL.」は、いつも通りに、嶺脇社長の筆致がアッチアチにアツイです!この人こそが、人生を楽しんでいると言えましょう。また、先月から、このCDがミュージックビデオ動画で試聴でき、そのままネットで購入できてしまう「タワレコ×popstyle」 のコラボページもできています。ぜひぜひチェックしてみてください!おはガールがカワイイ!

 さらに、タワレコのアイドル専門レーベル「T-palette Records」の所属7組が勢ぞろいした9日のイベント「T-palette Records感謝祭2012」を、不肖・(森ゾー)が「SCENE」でリポートしております。私はNegicco推しで参加したのですが、全アーティストが本当に素晴らしかった。特に名古屋発アイドル「しず風&絆~KIZUNA~」のパフォーマンスには、おったまげました。その熱さを、嶺脇社長の10分の1ぐらいかもしれませんが、何とか記事でお伝えしようと努力しております。ぜひご覧下さいませ。

 人気企画?らしい「掛け合い時事ワード」、今週はある名画について取り上げています。紙面には載せなかったのですが、(藍)記者とは、なぜかこの話題から沢田研二(ジュリー)の話に流れていきました。

 今年もあと半月余りとなりました。2012年の締めくくりのお供に、ぜひポップスタイルをご愛読いただければと思います。さー、残りの仕事を片づけていきましょう!・・・・そう、片づけと言えば?(と意味深のまま、ブログを終わります。再来週に明らかになるでしょう) 

【プレゼント】

映画「大奥」の非売品パンフレットを、堺さんのサイン入りで1人に。または、葵の御紋入り「あぶら取り紙」を10人にプレゼント。いずれも紙面掲載のキーワードが必要となります。応募はこちらをクリックしてください。16日(日)が締め切りです。

★夕刊をご購読でない方は、駅売店、コンビニエンスストア、読売新聞販売店などでお求め下さい。50円です。また、ヨミープラザでも紙面販売を受け付けております。詳しくは、こちら↓の紙面購入方法をご覧下さい。
http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/yukan.htm

★紙面、ブログへの感想、質問は、popstyle@yomiuri.comへお寄せください。

★Twitterでも、最新情報や担当記者のつぶやきをどうぞ。アカウントは@popstyle_yomiです。ぜひフォローしてください!

 

前の記事

 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

掲載紙購入方法
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31