(央)です。本日12/15(水)読売夕刊popstyleの見開きは新刊の恋愛長編小説「かたちだけの愛」が上梓されたばかりの平野啓一郎さんです! (623)記者と私の共同で手がけました。平野さんといえば…
そう、京大在学中の1999年、華麗な擬古文体で紡がれた「日蝕」で華麗に文壇デビュー、いきなり芥川賞を受賞され三島由紀夫の再来! と大フィーバーが起きた気鋭の作家さん。その後も「一月物語」「顔のない裸体たち」「葬送」「決壊」「ドーン」……重厚だったり長大だったり哲学的だったり、また文体もさまざまに挑戦してこられた方です……が、今回の「かたちだけの愛」はもうびっくりするほど読みやすいし、読んでいてページを繰る手が止まらないほどハラハラドキドキさせられ、山あり谷ありのストーリー展開に翻弄されます! これまでの「平野啓一郎」のイメージを正直打ち破る、若い女性にもとっても読みやすい作品なんです!
ご本人からのメッセージも入った動画はこちらです http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_popstyle/pop101214.htm
紙面ではまさに新境地に到った「かたちだけの愛」への思いをお聞きするほか、6つのキーワードから平野さんを読み解き、またこれまでの作品についてもご紹介しております。読み応えたっぷり!
また、スマートでクールな平野さんを撮影するため、「かたちだけの愛」の主人公が初め照明をデザインしているインダストリアルデザイナーであることも受け、六本木の照明店「louis poulsen」に撮影場所をご提供いただきました。作家さんのインタビュー記事らしからぬ、まるで1枚のポスターみたいにおしゃれな紙面に仕上がっておりますのでぜひご覧ください! さて、裏話をひとつ…自然な表情になっていただくため、インタビューとはまた別に雑談的なお話をしながら撮影することがよくあるのですが、今回の撮影で盛り上がった話題は、なぜか「アルフィー」! 平野啓一郎さんが生まれて初めて足を運んだライブがアルフィーで、「サファイアの瞳」が流行していたころなんだそうです。
そのほか、紙面からこぼれてしまった話題など、また日を改めてこのブログに書きたいと思いますのでお楽しみに。
さて、今回15日popstyleでは私はもうひとつ記事を手がけました。横浜に誕生したばかりの「うさぎカフェ」! こちら、とってもかわいいうさぎたちが登場、モフモフ幸せな気分になる楽しいリポートですよ! 来年のえと、うさぎ年に合わせ年賀状などのため写真を撮りにいくのもいいかも♪
コラムは城田優さん、時事4コマ漫画・古屋兎丸さんのpopくんも絶好調です。よろしくお願いいたします。
プレゼント 平野啓一郎さんのサイン入り「かたちだけの愛」を読者5人に。紙面のキーワードが必要です。
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