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 いよいよ春ですね~。春は出会いと別れの季節。実はこの連載も、私の担当は今回が最後なんです。ホントに残念! でも、別れはまた新しい出会いのためのプロローグですからね。もうこうなったら、思い切りドラマチックにお別れしようじゃないですか。だから最後にお願い、ドラマチックな別れの演出、探してきて!

3対2で「読売新聞」辛勝!_s01

 みなさんこんにちは! SHEILAです。そうなんです、今回が私からのムチャぶりのラストなんですね~。1年とちょっとの間でしたが、みなさんホントにありがとうございました。私も楽しかった! そんなわけで今回は、私らしいラストを演出してもらいましょう、ということで「ドラマチックに別れさせて!」というお題でムチャぶりしてみましたよ。果たして最後に、どんなドラマチックな別れが待っているんでしょうか。それではさっそく見ていきましょう~!
 まずは「TOKYO★1週間」さんの方ですね。第3位が「スヌーピーフラワーズ」、第2位が四谷にある「於岩稲荷田宮神社」、そして第1位は歌舞伎町の「HOTEL COLORFUL」というラインナップです。うーん、スヌーピーをもってきたのはズルイですね~(笑)。私が大好きなのを知ってますもんね! はっきり言って私、スヌーピーマニアですから! でもね、そんなマニアな私ですから、この「スヌーピーフラワーズ」も、もうもらっちゃってるんですよね~(笑)。何かプラスアルファが欲しかったなあ。「於岩稲荷田宮神社」は、縁切り神社なんですってね。これはいいな。私も縁を切りたい人がいたり(笑)。ま、それは冗談ですけど、縁切り神社って災いとも別れる、無病息災を祈る神社でもあるんですよね。しっかりお別れ、元気でいてね、ってことで、これはいいな。そして第1位の「HOTEL COLORFUL」ですけど、うーん、私、ラブホテルには興味ないもんな~。どうも今回のツヤ子さんたちのセレクションは、恋愛系に偏っちゃった感じですよね。でもドラマチックな別れって、恋愛だけじゃないですもんね。そういう意味では、もうちょっといろんな方向に使える情報だったらよかったんじゃないかなあ。
 そこで「読売新聞」さんですが、「銅」が「タイムカプセル」、「銀」が「ケータイ短歌」、そして金が「白線流し」ということでした。私、いままでの連載で分かっていただけてるかもしれまんせんが、過去って振り返らないタイプなんですよね。タイムカプセルに封印したい過去もないなあ。過ぎたことは自然に忘れるタイプだし、いっそ捨てちゃう方なんですよね(笑)。「ケータイ短歌」は、決して嫌いじゃないですね。短歌とか、面白いですよね。でもそれを、リアルな別れの時に送ったりはしないなあ(笑)。短歌仲間とかに見てもらうならいいですけどね。メッセージとして、こんなの考えちゃいました、って短歌を送るのってちょっといいですよね。これはなんか使えそう。「白線流し」は、高校生とか、20代のOLさんとかが、ふらっとひとり旅に行くのはいいかもしれませんね。私には意味がよく分からないんですけど(笑)。でも今回の「読売新聞」さんは、バランスがいいと思います。いろんなパターンの「別れ」に対応した情報ですよね。
 そんな感じで最後のジャッジに行ってみましょうか。それぞれなかなか面白かったんですが、「TOKYO★1週間」さんはちょっと恋愛に偏り過ぎちゃった、なかでもラブホテル情報は恋愛以外には使えない……ということで、3対2。今回は「読売新聞」さんの勝利です!

次につながるいい別れを

 学生時代と違って、社会人になると「お別れ会」みたいなことってあんまりやりませんよね。私の場合、OL辞めた時も急だったうえに、その後も頼まれて、バイト扱いでその会社に通ってたくらいですから。でもそこの会社のみんなとはいまだに仲良しですね。アメリカから社長が来ると、いまだに「SHEILAもおいでよ」みたいな電話が来るくらいですから。テレビの仕事の場合は、私が最初にメジャーリーグのお仕事をしたのがフジテレビだったんですが、いまだにその時のスタッフは私のことをかわいがってくださって、一緒にご飯食べたりするんです。いまも頑張ってる私を見て、嬉しく思ってくださってたり。ひとつの仕事が終わってお別れになったとしても、そういう風に次につながるような、いい別れ方をしたいものですよね。
 お別れ会のサプライズみたいなのって、私は照れちゃうのであまり得意じゃありません。どうしても照れちゃって、リアクションできなくなって無表情になっちゃったりしちゃうんです。だから最後はさっぱりと、手を振ってお別れしましょう。また次につながるように!
 ではみなさん、またお会いしましょう! 必ず! SHEILAでした!

■お別れの言葉(この企画を振り返って)_s01_2

 すごく楽しかったです! もう、それは間違いないですね。
 実際、役に立った情報もたくさんありました。野球の手塚さんも、上達屋さんもご縁ができたし、浜松町にある神社も行きたいと思ってちゃんと覚えてるし、ワンちゃんと一緒に行けるゴルフ場も、こないだ友達との会話の中で出てきたから「知ってる知ってる、もうずいぶん前から知ってる」みたいに自慢しちゃったり(笑)。データはすべてちゃんと取ってありますから、これからも役立てていきたいと思ってます。
 それにしても、これから私はどこでムチャぶりをしたらいいんだろ? このムチャぶりストレスを、どこで解消すればいいんでしょうか(笑)。
 最後に、私とガッツさんのシビアなジャッジに、めげずに頑張ってくださった「読売新聞」と「TOKYO★1週間」の編集スタッフのみなさん、感謝いたします。読者のみなさんにも、もちろん感謝の言葉を。
 ありがとうございました!!!

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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