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 ガッツ石松さんとSHEILAさんに、数々のテーマを「ムチャぶり」していただき、「読売新聞」と「TOKYO★1週間」が競った結果をおふたりにジャッジしていただく、というこの「ムチャぶり大作戦」。この度無事に40回を越えるに至りました。
 そこで今回は、「ガッツ将軍」と「SHEILA隊長」に「ここまでお疲れさまでした」と「これからもよろしくお願いします」の気持を込めまして、「読売新聞」と「TOKYO★1週間」がお料理とお土産でおふたりを接待したいと思います。もちろん、そこは「ムチャぶり大作戦」ですから、どちらがよかったか、結果をおふたりにしっかりとジャッジしていただきます! 果たして「読売新聞」と「TOKYO★1週間」、感謝と愛の気持ちがより強いのはどちらか? 「ムチャぶり大作戦」特別編「オレをワタシを接待するのだ!」のスタートです。
 接待と言えば、お食事。
 まずは両編集部が腕によりをかけた「お弁当」で、勝負勝負!!!

 9月のとある昼下がり。上野公園にほど近くにある「水月ホテル」に「読売新聞」と「TOKYO★1週間」編集部の面々が集結しました。
舞台となるのは、ホテルの敷地内にある「鴎外荘」。ここは、明治の文豪・森鴎外が作家生活の初期を過ごしたという屋敷をそのままの形で改築した建物。一歩足を踏み入れると、騒がしい都心のど真ん中に位置しているとは思えないほどの静寂と重厚なたたずまいに、時の流れが止まったかのようです。まさに「ガッツ将軍」と「SHEILA隊長」をお迎えするのにふさわしい、東京のタイムカプセルです。両編集部の面々にも、おのずと緊張感がみなぎります。
 やがて「ガッツ将軍」と「SHEILA隊長」が到着。さっそく接待のスタートです。両編集部が吟味に吟味を重ねた料理が持ち込まれ、たちまち鴎外荘のテーブルを埋め尽くしました。
 まずは「読売新聞」の食事が披露されました。「読売新聞」は料理研究家フルタニマサエ先生監修によるガッツ将軍とSHEILA隊長の似顔絵を形作った「キャラ弁」を用意してきました。食材テーマは、ガッツ将軍には「頭の良くなるお弁当」、SHEILA隊長には「美しくなるお弁当」。それぞれの目的に即した栄養素を吟味したお弁当です。蓋が開いたとたん、SHEILA隊長は「かわいい~!!」と大興奮。
 対する「TOKYO★1週間」の用意した食事は、ターゲットを絞りに絞ったアプローチです。まずガッツ将軍には「日本一づくし弁当」。日本一の男らしい男・ガッツ将軍のために集めてきた、さまざまな「日本一」が並びました。中でも「日本橋三越のサバの水煮缶」と「新潟県魚沼産コシヒカリのおにぎり」、そして「千疋屋のバナナ」がガッツ将軍の心を捉えたようです。そしてSHEILA隊長には美容のための「野菜懐石」と「フルーツ盛り合わせ」です。基本的に野菜をメインにした懐石料理で、野菜のお寿司、とうもろこし豆腐などの創作料理がずらりと並びます。フルーツ盛り合わせはドラゴンフルーツ、スターフルーツ、グリーンマンゴーから紅玉リンゴまで、これまた豪華版。
 さて、勝敗はどちらに?

無欲の勝利「TOKYO★1週間」(ガッツ将軍)_s

 いまは飽食の時代と言われてずいぶんたつけど、いろんなものを何でも美味しく食べられる時代だ。そんないまだからこそ、シンプルに「魚沼産コシヒカリ」が美味しかったね。やっぱりね、日本人だったら美味しいごはんと刺身、みたいな組み合わせに勝るものはないな。サバの水煮もね、これはもう定番だ。
「読売新聞」の方にもサバが入ってたけど、こっちはそぼろだったのが惜しかった。似顔絵弁当もね、子供は喜びそうだよね。かわいい、って言いながら顔を崩しながら食べていくんだろうけどさ、味はごくシンプルで普通だった。あと、こっちは揚げ物が多かったんだよな。オレはダイエットしてるしね、こんなご時世だからさっぱりとしたものが食いたかったんだよね。
 だからな、今回は「TOKYO★1週間」が珍しく勝利、これは無欲の勝利だな。相変わらず何も考えてなかったけど、そのシンプルさが今回はよかったな。

それぞれよかったから「引き分け」!(SHEILA隊長)

 「読売新聞」さんの「キャラ弁」にはやられたっ! もう見た瞬間「カワイイ!!」って叫んじゃいましたからねえ。しかも私がちゃんと左利きになってるんだよね。左でボールを持った、野球をしているSHEILAの絵が描いてあって、めっちゃ愛を感じたわ。ガッツさんに比べて私がちょっと可愛くなりすぎてない? って心配になっちゃったくらい(笑)。ホント、こんなお弁当が作れたらモテるだろうなあ、って思う(笑)。_s1
 「TOKYO★1週間」さんの野菜懐石は、マツタケがジューシーで美味しかったし、ジャンボマッシュルームのお寿司なんか、未知の味って感じで面白かった。何よりトウモロコシ豆腐ね! かなり美味しかった。こんなの初めて食べたわ。卵豆腐だと思ったらトウモロコシ豆腐で、甘くてとても美味しかった。感激よね。
 実は私、懐石料理は苦手なんです。普段あまり食べないものや、変わった食べ方で提供されちゃうでしょう? ホラ、意外に味覚に関しては保守的な私ですから。だけど、この野菜懐石は、そんな私にも新しい楽しみを教えてくれたって感じ。
 そしてそして、フルーツ盛り合わせですよ。私がフルーツ大好きなことをちゃんとわかってくれてる! ドラゴンフルーツとかアレキサンドリアとか。もうこれだけでポイント高し、です。それに、フルーツ・カービングがすごく奇麗だったし!
 だからだから、もうこれはどっちも選べない! どっちも素晴らしかったので、涙をのんで引き分けにさせていただきます!

 緒戦は「TOKYO★1週間」の1勝(ガッツ将軍)に、引き分け(SHEILA隊長)と相成りました。
 果たして次の戦い「お土産」対決ではどんな勝負が繰り広げられたのか!?
 詳細は、次回!!!

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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