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 12月26日の夕刊で紹介した通り、超一流情報誌「TOKYO★1週間」と1年9か月にわたってバトルを繰り広げてきた「恋ナビ対決」は激戦の幕を下ろしました。結果は36勝34敗2分と本紙の完全優勝!! そこで、優勝記念大特集として、第3代・審査委員長のIKKOさんが判定取材の際、「IKKOのひとこと」用に語って下さいながらも、紙面に掲載できなかったアIkko115213 ドバイスを3回に渡って大特集します。デート、ファッションに役立つと思いますよ!
初回は「デート」編。今年、デートがことごとく不発に終わった方は、これを読み直して戦略を練り直してください。(非モテ編集長)

■IKKO的デートスポットの基準■

私がデートスポットに連れていかれるとします。その時に、ああ来てよかったな、また来たいな、と思うようなお店っていうのは、やっぱり「そこにいて居心地がいいお店」ですね。
その「居心地の良さ」っていうのは、やっぱり店員さんの接客マナーであったり、掃除の行き届いた店内だったり、そういった気配りの部分がちゃんとしていることで生まれてくると思うんです。いくら料理が美味しくても、ロケーションがよくても、その辺がダメなお店は二度と来たくないし、デートで選んで欲しくないですね。

■最初のデートのNGは■

やっぱり最初のデートは頑張らなきゃ! 最初に気持ちを見せない男はもう失格です。最初のデートで、そこらにあるようなチェーン店の居酒屋なんかに連れて行かれたら、もうNGです。心意気を見せて!

■ふたりの関係性とデート

たとえば恋愛がずっと進んでいって、家族のような関係になったら、自然体に公園でウォーキングでもぜんぜん大丈夫じゃないですか。それが自然な姿だし。
でもまだつき合い始めの頃は、どうしてもふたりの関係もぎこちなくて、気まずい沈黙が生まれちゃったりします。そういう瞬間を埋めるためには、デートプランを練っておく必要がありますよね。
でもそういう段階を乗り越えて、黙ってても通じ合うような関係になったら、難しいことは考えなくていいと思うんです。つまり、ふたりの関係性が進んでいくことで、デートも変わっていくんですね。

Ikko115083 ■若者とオトナの判断基準■

若い子たちは、活字離れも進んでるっていうし、ビジュアル的にぱっと目に入ってくるもので決める傾向がありますよね。でも私だったら、やっぱり見た目だけじゃ満足できないかしら。サービスという点でもきちんとゴージャスなところだったり、逆にどっぷり自然と向き合うとか、その両極端が好きになってきてるかもしれませんね。両方好きだから。でも、だから逆に中途半端はダメ。

■セレブな男との贅沢デート■

今の彼氏と付き合う前、セレブな男とつきあったときは、一流のお店でシャンパンを飲んでいる、この空気感が私をいい女にしてくれる、っていうその感覚に酔いました。その時は、私はお飾りの女でいいんです。そのかわり、洋服もドレスも全て最高級のものにする。そういうときはそうやって楽しむものでしょ? それはそれですごくいい経験でしたね。

■お金がないときのデートは■

このごろ、ホントに好きな相手だったら、ジャージ着てデニーズでもいいと思えるようになってきました。結局デートって、安いか高いかじゃなくて、その男の心意気じゃない? 
安いところでもいいから、その人が精一杯選んでくれたっていう気持ちが大事ですよね。いま私は、おかげさまでこうして忙しくさせていただいてるでしょう? そうなると、今度は逆に公園で散歩して、彼と夜風に当たりながらベンチで缶コーヒーでも幸せだな、って思えるんですよ。結局は男性の気持ち、こいつを楽しませてやりたい、っていう気持ちが大切なんですよね。
どうしてもお金がないときは、正直に「今日、ちょっとお金がないんだよね」って言ってくれたほうが気が楽。それで、もし1000円しかないんだったら、1000円で楽しめるように考えればいいじゃない。その中で、手間を惜しまずに探すことが大切なのよ。
でもやっぱり、せめて誕生日とクリスマスくらいは、やっぱり奮発してほしいけど……。

■オトナのデートとしてのハイキング■

ハイキングのデートっていうと、お金のない若者のデートってイメージかも知れないけど、ホントはある程度セレブの人達がそういうデートをしてるのかも知れないわ。私が今、いわゆる「デート」をするときは、ウォーキングデートなんかしてるんです。ある程度いろんなところに行って、贅沢も体験してきたオトナが、そんなのに疲れたときにどこに行きたくなるかっていうと、最後は自然に還っていくと思うから。
女性は、特にいろんなことを経験して疲れた女たちって、癒しに走りますからね。だから、オトナこそハイキングデートってアリかもしれない。

 

 なるほど、疲れた女たちには「癒やし」なんですねえ。最初のデートで居酒屋は禁物なんですね~。ハイ、みなさん、勉強になりましたね。次回は、「女性たちへ」編。これも勉強になりますよー。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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