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 カリカ家城インタビュー ★8

 

 【ラジオへの思い】

  

 ―― 『SCOOL OF LOCK!』を始めて変わったことは?
 

 家城 ラジオは本当に大きかったと思います。すごくメンタルが変わりました。番組のテイストのおかげだと思います。適当にやっていたのに、リスナーたちが頼ってくれて、気がついたら、本当にちゃんと応援したい気持ちになってました。素直に、やっててよかったなと思いますね。いつか、何かしらで仕事に、作るものに返ってきそうな気がします。

 ―― 今までの芸歴の中でも、ラジオで出している自分というのは出してこなかったのかなと思うんですけど。

 家城 そうですね。普通のラジオだったら、自分が持っている笑わせる部分だけを総動員すればいい。でも、これはもう本当に過去とか自分の経験とか、時間とかバランスとか、相手の気持ちのことも考えなきゃいけない。だから、今までの自分の人生で、いろんなことが起きてよかったなと思いますね。

 ―― いろいろあった人生

 家城 デビューした年、1月のオーディションと、3月のオーディションの間の2月に、父が死んでるんです。母は「大学行ってお笑いやってもいいよ」と言いつつも、すごく反対してたんです。周りの親戚とかも大反対でした。だから、1月のオーディションは、こっそり行ってたんです。でも、2月に父が死んで一気に環境が変わって、実家で経営していた店とかも成り立たない状態になった。そしたら、「何が起きるかわかんない人生だから、やりたいことやりなさい」って言われて、急にお笑いをやっていい環境がすべて整ったんです。そのとき、いろいろ考えましたね。そういう一つ一つの経験がどこまで伝えられるかわかんないけど、それなりに自分にもいろんなことがあってよかったなと、素直に思いますね。
 

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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