全国のプロレスファンの皆様、こんばんわ!非モテ編集長です。 ああ、きょうは「ハッスルハウス」の日だったのに、全く会社を抜け出すヒマもありませんえした。まあ、きょうは先週19日掲載のHGさんのインタビューメモを読み直して、プロレス気分に浸りましょう!
あの取材でうれしかったのは、ハッスル道場のリングに上がれたことです。写真の撮影位置決めで、ロープにぶつかったり。コーナーポストから飛び降りたり。キャンバスをバンバン叩いたり。インタビュー冒頭に、HGさんにこのことを話すと、「おお、リングって男子に取ってたまらない魅力にあるもんですからねえ」と笑ってくれました。
私自身、小中学生のころは、マットを見つければブレーンバスター、すれ違えばラリアットを決めるようなプロレス小僧でした。そんなもんで、HGさんとの会話は弾みました。
出合いは、全日本プロレスから
彼とプロレスとの初めての出会いですが、中学生時代に見た「全日本プロレス中継」だったそうです。それ以前は「親が見せてくれなかった」とか。意外と厳格な家庭だったのですね。 当時の全日は、三沢、小橋、川田、田上の「四天王黄金時代」。その一方で、ラッシャー木村さん、永源さんらがコミカルなファイトをし、実況担当の福沢朗さんが「プロレスニュース」をガンガン盛り上げていましたよね。そんな中、HGさんも月曜深夜に試合を見て、翌日火曜日でクラスの何人かとおさらいをしていたとか。その気持ち、分かります。
大学では、ストロングスタイル
同志社大学に進むと、アマレス部とか格闘技系の部を探したものの、なかなか見つからなかった。そんな中、プロレス同好会を見つけ、「これしかない」と思って入ったそうです。その同好会は、学生プロレスには珍しく本格的なリングがあって、なかなかのハイレベル。HGさんは黒のロングタイツを履いて、ギブアップ住谷を名乗り、ストロングスタイルのファイトを追求していました。ちなみに、相方のRGさんは新崎人生選手をパロって「チン先真性」と称し、コミックマッチ専門だったそうです。
思えば私も大学に入った時、プロレス同好会でリングアナでもやりたいと考えた時期もありましたが、「友達が減るぞ」と先輩に助言され、結局、オーケストラに入りました。もし、その時プロ研を選んでいたら、人生も変わっていたかもしれません。
「ハッスル」で念願のプロレスデビュー
それで、話は随分飛んで、2005年の「ハッスル」デビュー後のこと。印象に残った言葉をつづりました。
「最初はね、ちょっと出て腰振って「フォー」とか言ってれば良かったんですけど、今は天龍源一郎やボブ・サップとがっちりシングルマッチが組まれるようになった。ただでは帰れんと思いましたが、こんなことになるとは思いませんでした」
「プロレスをやるまでは何の目標もなく鍛えたんですよ。嫌々というか『とりあえずやっとこうか』みたいに。今は仕事だし、いい体になりたいからトレーニングも進みます。食事も体を大きくせにゃあかんので気をつけます。高タンパク低カロリーとか」 「ハッスルの中の最大のライバルですか? これ、思ってもみなかったけど、RGかもしれませんね。なかなかテレビで輝けなかったRGが、今リングの中で輝いてるんですよ。ただ、全然トレーニングしてませんね。『俺は痛めつけられる役だから、トレーニングしたら逆にダメになる』なんて言ってます」
「必殺技もいろいろ考えましたね。69ドライバーとか下ネタ系が多いかも。PWという『自ら』のモノを当てる技もある。自虐的なんですけど、目的は相手に精神的なダメージを与えることにある」
この4つのコメントを読むにつけ、HGさんの意識が完全にレスラーモードになってることが分かっていただけると思います。リング上では本当にいい動きしてますもの!
さて、うわさのPWですが、カメラの位置決めのために、私も軽く受けてみました。コーナーポストにしゃがむと、HGさんの巨体が覆い被るように突進。確かにすごい圧迫感です。これを何発も受けたら、これはマジで落ち込むかも。PWが何の略かはあまり知らないほうがいいかもね。 なにはともあれ、12月31日午後9時半はテレビ東京で「ハッスル祭り」を見ましょう。
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