大変ごぶさたしております(央)です。めりくり! …と、言いつつ全く関係なく地獄の年末進行でいまだ会社です…
さておき。
今月半ば、PopStyle面取材の出張で八戸に行ってきました。これが何のためかは追ってお知らせしますのでお楽しみに!
さてそこでお仕事後、夜に大変興味深いものを地元の方々の計らいで拝見させて頂きました。何と溶接と舞踊と和太鼓と三味線が合体した前衛的なショー、「Spark」の公演が、夜、しんしんと冷える八戸市街の一画で行われたのです!
書き間違いじゃないです「溶接」ですよ! 今、そのときの写真データ入りメディアがなぜか見つからず、写メで撮った不鮮明な画像しかなくてすみません…でもその迫力の一端は伝わるのではないでしょうか
地元名物「せんべい汁(南部せんべいを野菜とともに煮立てた郷土料理)」のアレンジ版、「せんべいのミミ汁」(おせんべいの縁の部分を使ったものだそうです)を振る舞われ、これがもう未知の味覚でおいしいったらもう! 高野豆腐と麩が合わさったような不思議な食感でした。帰り、おみやげに、青唐辛子の南蛮みそとともに買いましたよ。
しかし、いくら温かいものを頂いても八戸の夜は冷える! 三池崇史監督の山形・鶴岡での夏ロケハン以来、2度目の東北、しかも冬! ということで前日徹夜で原稿を書きながら3時ごろ帰宅するや、寝ることを諦め、24時間営業の衣料店で「ズボンを購入」することを優先(思い返すと私はひらひらしたスカートしか持っていなかったのでした…)、徹夜で始発から八戸入り、取材で野外を歩き回ったため、革ジャンに皮手袋に毛糸防止におなかにカイロと「完全武装」して臨んだものの、昼はまだしも夜の体感は超マイナス! バナナで釘が打てる?!(古い)て感じ。腰から氷のように冷えて文字通りガクブルしながらショーを観ました。地元の方は「いやぁあったかい方ですよ。氷点下なんていってないよこれは」とのことでしたが…
実はこの公演、ロンドン凱旋公演だったとか! 普段は地元八戸に根ざし活動しながらも、思い切ってロンドンに皆で出て、太鼓や三味線などさまざまな「和」の心を見せつけてきたその記念公演だったそうです。
溶接担当は八戸でオブジェ工場「SLOW BASE」を主宰、鉄細工や温かみのある木の椅子を作っている木村勝一さん(写真はロンドンにて)。音楽や舞踊に合わせ派手な火花を上げながら鉄板を斬っていきます。舞踊担当は田村余一さん。素足のまま冷え切った地面で舞い、豊かな表現力で純真な子供を演じきっていました。水たまりも意に介さず踏むし、(写真じゃ分かりづらくてすいません)木村さんの火花も全身に浴びるんですよ!!
余一さんの舞踏は全くの独学だそうで、「木の葉がはらはら落ちるさま、枝振り、そんな様子を再現して自然回帰を目指し表現したい」とのこと。
ロンドンでの写真でおわかりの通り、溶接もただ切ってるだけじゃなく、文字を浮かび上がらせるのです。炎で和の心を見せつける、これはマジヤバ! すごいです。東北の方やお立ち寄りのご用がおありの方、ぜひ次回公演情報をチェケって覗いてみてください!
さて。
こんど26日のALL ABOUTルー大柴さん、担当させて頂きました。それとは別に、ニュースレビュー面のコラムも書きました。そして別の意味合いで、とんでもない形で「恋ナビ」面にも登場します。つまり26日読売夕刊は4面に登場、まさに髪長ジャックじゃ!(大げさです)
詳細は改めて。でも26日はいろんな意味で必見!ですよ。ぜひよろしく。
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