みなさんこんにちは! 審査委員長IKKOです。秋といえばのんびり旅行するのにもいい季節ですよね。時間を忘れてゆったり旅行するには、やっぱり鉄道が情緒もあって格別よね。そんなワケで今回の恋ナビ対決のテーマは「恋の超特急テツ道デート」です。遠くへ行くか、近場で穴場を見つけるか、どんなデートプランが飛び出すか、楽しみです!
「TOKYO★1週間」のプランは「日光ゆばを食べにイッコー! 情緒溢れる日光線で駅弁の旅」。日光線に乗って日光のゆばを食べようというプランです。まずは東京駅から東北新 幹線で宇都宮へ。宇都宮駅で駅弁を購入して日光線「鶴田駅」へ。廃線を利用した遊歩道を散策して再び日光線へ。日光へ到着した後は「東照宮」などの観光地を巡りつつ、ゆば料理をいただく、というプランでした。 対する「読売新聞」のプランは「超レトロ! 茨城交通湊線で時間旅行とアンコウを満喫」。大正2年開業の茨城交通湊線でディーゼル車を楽しみつつ、まずは「那珂湊駅」へ。レトロな駅舎や幕末に作られた大砲鋳造施設などを見学した後は、「平磯駅」で下車。アンモナイトなどの化石も発見された「中生代白亜紀層」で恐竜時代にタイムスリップした後は終点「阿字ヶ浦駅」で下車。旅館「浜田館」でこだわりのアンコウ鍋を堪能する、といったデートプランで対抗してきました。
段取りの悪さが裏目で「読売新聞」の勝利!
「TOKYO★1週間」のプランは、結果として鶴田駅のホームで駅弁を食べてのんびりしてよかった、のかもしれないけど、私としてはこういうデートは個人的にイヤだわ~。だって、デートの途中で女の子に「失敗か? 」とか言わせちゃってるじゃない! そんで次の電車が来るまでの待ち時間を駅弁食べながら潰したわけで、そういう段取りの悪さって私は許せないわ(笑)。 「読売新聞」の方は季節を先取りしたアンコウ鍋の情報とかもあって、プランとしてもレトロな感じも楽しめそうだし、なかなかいいんじゃないかしら。那珂湊なんて、聞いたことはあってもなかなか訪れる機会のない歴史の町だしね。 とにかく今回は、残念ながら「TOKYO★1週間」の段取りの悪さにペナルティって感じね。「読売新聞」の勝利、とします!
要領の悪いオトコは致命的!
こういう機会だから、ダメなデートの条件みたいなことを言ってしまうと(笑)、デートのときに段取りを失敗するオトコって、その彼の人生が全部そうなってきそうで、女としては大マイナス よね。そんなオトコに、女の人生を預けられないわ。この人に付いていったら、この先一生こうなのかしらなんて、そこまで妄想を広げちゃうのが女なんですもの。 もちろん、それが仕事の現場だったら別よ? そういうときは、偶然起きたハプニングも、プラスに変えていかなきゃならないと思うけど、デートなんだから! 私は男性が用意してくれたその世界に酔いたいわけよ!(笑) たとえば最初から、今日のデートは時間を気にしないで、行き当たりばったりでデートしよう、ってテーマがあるなら別。じゃあここでお昼にしようか、ううんもう少し歩いたら何かあるかもよ、なんて会話をしながら歩き回ったり。そういう時間に縛られない自由なデートも、たまには楽しいわ。でも、今回みたいな旅行のデートなら余計「段取りの悪さ」はマズイわよ。私は個人的に、要領の悪いオトコが一番嫌いなの! ごめんなさいね(笑)。 だから男性のみなさんは、女性をがっかりさせないで、しっかりとしたプランを立ててデートしてね! プランを練る努力の時間も、女にとっては「私のための時間」なんだから、そこにもぐっときちゃうんですから。頑張ってください、お願いだから!
愛をこめて IKKO
読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。