(央)です。編集長にまで先を越されつつ、今更ではありますが極々私的Gacktさま取材の記憶をば…
ここまで書き淀んでいたワケはある意味簡単すぎます…
「カッコイイ!!!!!!」
…この一言で終わっちゃうから…
てくらい、たたずまいから声から動作から何から何まで絵になりすぎる方だったのであります。
今回の取材はまずスチル(写真)撮影の日と、その後改めてお時間を割いて頂き、お話をうかがうインタビュー日の2回、機会をいただけました。スチルの日、私は編集長より一足先にNHKにおじゃまし、大河「風林火山」の収録風景を見学することができたのです。
NHKというところは迷宮のような内部構造で、早く着くつもりが時間ぎりぎりにスタジオ近くにたどりつき…そのスタジオの外で、鎧装束を身につけて「HA! HA!」と無邪気に空手の型を練習しているように気合を入れている美少年がいました。コンタクトの度がいまいち合っていない私は、足早にその横を通り過ぎようとして凍り付き固まってしまいました…それがいきなりGacktさまだったのです。本当に、10代の美少年に見えたんです!
正直そこでは緊張しすぎて全くご挨拶などの声をかけることができませんでした…収録の直前だったこともあり。
そして、TVで見たらおそらく数十秒から1分程度?と思われるような短い同じ場面を繰り返し根気よく収録する様子を感心しながら見学。集中力を保つのが大変だろうなぁと思いました。
収録後、「あとで写真撮影お願いいたします記者です」とやっとお声をかけたところ、「よろしく」と握手! 鎧装束でしたので革?手袋越しでしたが大感激しました。
そして撮影中の様子は昨日編集長が書いた通り。とにかく好奇心旺盛、そして真剣! いただいた時間をすぎてしまっているのに、ご自分の納得いくまで写真の撮り直しを自ら申し出てくださったのです。
「模造でも、カタナは重いんでしょう?」と尋ねると、「そう、重いよ…すごくね」と言いながら、軽やかに片手で太刀をさばいて見せてくださいました! その日何度目かの失神をしかけるほどサマになってた…! 「持たせてください」と言う勇気はなかったのでどのくらい重いかは実感できなかったのですが、模造とはいえとてもずっしりしていそうでした(編集長はそういえば手にしていたなぁ。後で聞いてみよう)
また、改めてのインタビュー日。先にも書いたように、時計を秒針まで見ながら必死に質問をし、お答え頂いたのですが、これも感心させられてばかりでした… 前、「今回はいつになく早く『記事原稿』をしあげてあった」と書きましたが、なぜかというとGacktさまの「しゃべり言葉」が、そのまんま文字に起こしても文章として通用するくらいキレイに整っていて、正直「まとめ直す」作業、私の仕事があまりいらなかった(笑)からでもあるのです。
本当に極私的な話で恐縮ですが、私は長いこと「校閲」という、言葉の間違い、誤解を呼ぶ表現を整える仕事を学生時代から始め、読売入社後も長く担当していました。僭越ながらその経歴を持つ私が聞いても、本当に美しく語彙豊かな日本語を、正しく丁寧にお話しになるし、内容は超絶的に面白いし、全く何も言うことなし! 美貌という外見だけでなく100点満点にカッコイイ! というのが実感であります。
バンドのころから現在に至るまでずっとたゆまぬ努力によって一流であることに文字通り体を張ってきた方の迫力だと思います。
さておき。以下余談であり、しかも私の独断と憶測であります。本当に個人的感想と憶測で確定なことではないですが。
たまたまポップスタイルGacktさま特集と同じ10月3日に、Gacktさまについて某夕刊紙に記事が出ていましたが… これについてとても気になることがあるんです…。
その記事の中では、Gacktさまが大河の撮影時に「ボディーガード2人とグラマラスな美人秘書を1人連れてスタジオに颯爽(さっそう)と現れる」「殺陣の練習もブランド物の高級スーツ姿で行っている」という記述が…。
私はドラマを撮影約1時間見学、約30分あまりスチル撮影。日を改めて約50分のインタビューにご協力頂きました。計2時間20分ほどお姿を拝見させていただき、1時間余りお言葉を交わした感じからいうと、なんですが…。たぶんスーツで殺陣の練習、なんてなさらないんじゃあないかと思います!!! 見ても聞いてもGacktさまから出てくる雰囲気は「ストイック」そのもの。 この2回の取材時に、動画撮影とスチル撮影という「オン」でない時のお姿も合間にちらりと拝見しました。そのお姿に関しては写真週刊誌じゃあるまいし言いません! でも、あれだけ演技やトレーニングにストイックな方がスーツ姿で殺陣の練習に臨むなんてことは…ないんじゃないかなぁ…と思えるんです。
んで。まさか、とは思うんですが…当方でのお姿はこのブログ10/3更新分の写真ご参照のごとく、当方がお願いをし、洋装で刀を持ちポーズをキメていただいたもの。このカタナは、NHKさんの小道具さんから特別にお借りしたものです。
前述したように、カメラをセッティングする合間あいま、Gacktさまは私たちに、サービス精神旺盛に凄く軽やかに抜き身の太刀を振るってみせて下さったのです。
その時のスタジオは、ドアが閉じる閉鎖的な空間ではなく、関係者は前を通行できるオープンな雰囲気の場所だったんです…まさか「スーツで殺陣」という情報は、その撮影の際の様子が漏れて増幅して伝わっていたりして?! まあ当方のスチルは革ジャンでしたけど。
でも美人秘書とボディーガードの件はありえるかもなぁと思えたりする辺り(笑)、やはり稀人ではあられると思います(笑)。←冗談なので真に受けないでくださいね、為念!
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