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 (央)です。5/9掲載ALL ABOUT、天才美少年女形の早乙女太一くん、みなさん見て読んでいただけました? 写真だけでも悩殺されちゃうほどの妖艶さでしたよね? 実際に舞台で舞い、演じる太一くんはさらにステキなんですよ~!

 さて、というわけで昨日はその太一くんの大舞台、国際フォーラムでの単独公演「蒼伝説」を観て参りました! 

 開幕、まずは素顔の太一くんがりりしく剣舞を披露。抜き身の刀身にライトが反射し、まるで天まで貫くかのように強い光を放ちます。高く跳び、走り抜け、軽やかに舞い… 女形姿の妖艶さとはまた異なり、躍動的な美しさが表現されていました!

 大舞台の幕開きを普段お客さんが見慣れているお化粧を凝らした女形姿でなく、素顔で舞ったのには訳があるそうです。

 この時、用いられた楽曲は「田原坂」。明治初期、熊本で起きた「西南の役」で亡くなった九州男児たちをしのぶ歌です。
 今の世の中、太一くんの「15歳」という年齢は「若い!」と思われ、しっかりと自分の仕事をし自分の考えで発言する彼はとても大人びて見えるけれど、実はその昔の15歳は「元服」して成人男性として扱われた年齢。田原坂でも多くの少年剣士が闘ったという史実があります。

 今回、あえて幕開きに選んだ「素顔」と「田原坂」に乗せた剣舞は、同じ九州出身の身として西南の役に散った同年代の少年たちに敬意を表し、また、大舞台に独り挑戦するこの日この時を自らの「元服」の儀として、新たな一歩を踏み出そうという決意の表れなのだそうです。

 その後は劇団朱雀のみなさん、ゲストの橘大五郎さんと共に、“おなじみ”の美をつくした女舞い、男舞いを次々と披露。ラスト「蒼伝説」では海をモチーフとした幻想的な舞踊で1600人ものお客さんを酔いしれさせました。

 とにかく堪能! 無事大舞台を務め上げた太一くん、また新たな一歩を踏み出し、これからも活躍してくれそうです。楽しみですね★

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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