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読売新聞5月26日夕刊「popstyle」に登場した明日海りおさん。Huluの配信番組がスタートするタイミングでの取材でした。

紙面に盛り込めなかった話を2

日連続でpopstyleブログでお届けします。

その前に、popstyle5月26日号のプレゼントのお知らせです。

【プレゼント】舞台「ピサロ」のオリジナルキープカップとパンフレットのセットを3人にプレゼントします。応募はこちら、または、こちらのURL(https://form.qooker.jp/Q/ja/popstyle/taikai/) をクリックしてください。締め切りは30日午後11時。発表は発送をもって代えさせていただきます。

【素の自分を出してのびのびと】

 ――「明日海りおのアトリエ」はインテリアを選んだり、米の炊き方を学んだりロケ部分も多い番組ですね。宝塚歌劇団在団中は、専門チャンネルでロケ企画も多くありましたがその経験が役立ちましたか?

 はい、「なんとかにチャレンジ」みたいなのはよくあったので緊張せずに挑めました。一方、在団中は撮影のときも「男役」の部分を強く意識していました。「明日海りおのアトリエ」はより素の自分に近い状態が出ているかなと思います。とてものびのびしています。

――番組では、在団中の話や明日海さん自身の思いを語る部分も多いのでファンにとっては必見の番組になりそうですね。今後、どういうテーマを予定していますか?

そうですね、おいしいものを食べるのが好きなので、食べ物系とあとは体のメンテナンスに関することかな。舞台であっても映像であっても声の仕事であっても体調が大事なので、そういうことが学べるような回がどんどん出てくる予定です。

【久々の男役、気持ちよかった】

――今年1~2月にはミュージカル「ポーの一族」が上演され、主人公のエドガーを演じました。久々の舞台で、少年の役でしたがいかがでしたか?

気持ちよかったです。退団して、コロナ禍の自粛期間を経ていたので。ちょこちょこステージに上がる機会はあったにせよ、同じ空間にお客様がいて、拍手を頂いて……。本当に久しぶりだったので。何より、稽古して作りあげた作品をお届けできることが何よりうれしかったですし、映像だと、私もまだ慣れていないのでどうすればいいのか手探りで考えながらやるというところがありました。舞台だとやはり少しは経験がありますので、こうしたいという思いも伝えられますし、それがかたちになっていくのが心地よかった。

――在団中に一度演じられた役でしたが、違いはありましたか?

そうですね、それは共演者の皆さんが違いますので。アラン役の千葉雄大さんは主に映像で活躍されている方だったので、うまくミックスしていいものができたらいいなと思っていました。本当に共演者の皆さんに出会えたのは幸せでした。私自身、歌唱や芝居に関してはブランクがあったので、稽古期間中は苦しんだりもしましたけど、やれてよかったですね。

――「映像で得たエッセンスを舞台で生かしていきたい」とお話していましたが、映像で得たエッセンスとは?

そうですね、相手との空気感をより近い距離で感じられるので、言葉にすると薄っぺらくなってしまうかもしれないけどとても「ナチュラル」になる。それができるようになったってわけじゃないですけど、「ポーの一族」の中でも、そんなナチュラルさを織り交ぜていった方がお客様の心にグッと来るのではないかと思う場面でそういうニュアンスを入れてみたつもりです。あくまでも舞台の上なので、声のボリュームは下げられないですし、見ている方はテレビの距離じゃなくて客席で空間がたてにも広いので、その辺りの計算はしながらも、宝塚にいたときの自分ではなく、退団した自分が男性の役を演じる舞台なのでミックスしたものをお届けしないと意味がないなという思いはありました。ガラっと変わってしまうのはいやなんですけど、より良いものをお届けしたいという思いで演じました。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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