Pop Styleブログ

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こんにちは、こんばんは、おはようございます。popstyle編集長の森田睦です。

5月12日読売新聞夕刊見開きカラー「popstyle」はいかがでしたでしょうか。

今回は「2.5次元のトビラ」に登場してくださった荒木宏文さんの取材こぼれ話を書きたいと思います。

「にっかり青江」役として出演する「ミュージカル『刀剣乱舞』」(刀ミュ)のことを中心にうかがいました。

刀ミュは2015年にスタートしましたが、青江さんが参加したのは2017年から。オーディションを受ける前に刀ミュを見に行ったそうです。その時、将来性を感じる作品だと思うと同時に、うちわやペンライトを振る観客を見て「お客さんに支えてもらっている部分も大きいと思った」と言います。

また、刀剣男士役を脇で支える歴史人物のキャストが作品のおもしろさを底上げしている、と分析したそうです。

それらは舞台と客席、主役である刀剣男士と脇役の歴史上の人物がうまくかみ合って、会場に一体感をもたらしていると言えます。さらに刀剣男士にフォーカスすると、役者としての表現を深めることができるキャラクターであると感じたと言います。

荒木さんは「役者の魅力の一つは、役を通じて色んな人生を歩めること」だと話します。「その役が見てきた景色、出会った人々、交わした言葉、直面した出来事……それらを想像して突き詰めることが役者のおもしろさ」

「人生は長くて100年なのに、この世に700年以上も存在しているにっかり青江は突き詰め甲斐が、さらにありますね」と、ニヤリ。

「ミュージカル『刀剣乱舞』三百年の子守唄」を2017年に65公演、19年に58公演行い、荒木さんの中に、まだ「にっかり青江」を完全に捉え切れていない感覚があったと言います。

そこで、2019年の再演の打ち上げで、脚本の伊藤栄之進さんに「単騎出陣」の希望を伝えたそうです。「自分自身で解決すべき問題で、周りを巻き込むのには躊躇しました」と、その時の心境を語ってくれました。

そして、新しい刀剣男士が投入された19年の「歌合 乱舞狂乱」で、単騎出陣への思いは決定的な物になりました。「これまで出演してきた役者が衝撃を与えられなければ、カンパニーの進化ではしないし、飽きられてしまう。手遅れになってしまう前に、という焦りがありました」。つまり新しい刀剣男士と、進化し続ける既存の刀剣男士が合わさった時、カンパニーは飛躍するということです。

荒木さんは自ら単騎出陣の企画書を作成して熱意を示しました。

現在、荒木さんは単騎出陣中です。

予定では、来年秋に全国を回り終えます。どんな「にっかり青江」になって帰ってくるのでしょうか。そう尋ねると、

「私の姿を見て、後輩たちが何かを感じてくれるようになっていればいいですね」

単騎出陣で得た経験を刀ミュに還元し、カンパニー全体の底上げを図っていく決意がヒシヒシと伝わってきました。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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