あす11月2日は、週に1度、夕刊にポップスタイルが掲載される水曜日。今回は、イラストレーターの門秀彦さんの大特集です。
門さんのお名前を知らない人でも、ロックフェスなどに出掛けるファンの方々は、その絵を見たことがあるかもしれません。Tシャツを持っている人もいるかもしれません。
例えば、山中湖畔で行われる「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER」で、各ステージの入り口に備えられた顔出し看板。同様のものは、埼玉の「VIVARA ROCK」、幕張の「サマーソニック」でも展示されています。これを描いたのが、イラストレーターの門秀彦さんなんですね。
この看板のゾウのような動物の右手を見て下さい。実は、手話をしているんですね。門さんは、手話をイラストに取り入れてポップに描くことを得意としています。なぜかというと、門さんのご両親が聴覚障害者で、門さんは当たり前のように手話に親しんできたからなんです。
今回の特集にちなんで、読売新聞もコラボレーションを試みました。レイアウト担当をする編成部員の中には、耳が不自由だけど頑張っている人がいるんです。今回は、彼にレイアウトをお願いしました。さすが、手話をよく理解しているので、紙面の中にもうまく手話を取り入れてくれました。そして、とてもダイナミックで良い紙面ができました。
明日のブログでは、レイアウト担当者のコメントの紙面作りに込めた思いなども、紹介していきたいと思います。ぜひ明日も読んでいただけたら幸いです。
読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。