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人気若手俳優の間宮祥太朗さんが今回のオールアバウトに登場します。自身にとって初のPHOTO 

Dscn0641BOOK「未熟者」(ワニブックス)から刊行したというトピックを中心に、演技への熱い思いなどをたっぷりとうかがったのですが、印象的だったのは、彼が披露してくれた「空っぽ哲学」でした。この言葉は少し説明しないと分からないかもしれませんね。「自分が、自分がって自己主張をするんじゃなくて、いつも『空の器』でいたい」というのがいつも心がけている俳優としての哲学なのだとか。本のタイトルにあえて「未熟者」という言葉を選んだのも「熟していないからこそ、色々なモノが吸収できる」という思いからだという。お話をうかがっていると極めて謙虚な口調ながらも、一本、芯の通った感じで演じることへの熱量の高さを感じました。2013年1月、東京・下北沢の本多劇場での舞台「飛龍伝」では、舞台が終わり、カーテンコールが終わり、いよいよ楽屋に戻っても、感情の高ぶりが抑えきれずに号泣し続けたというのだから驚きです。また、夕刊紙面では紹介できなかったのですが、間宮さんをよく知る人からこんなお話もうかがいました。「あまり関係が近くない人が見るとクールそのものなんだけど、実際は暑苦しいくらい人情のある男」と聞き、情熱さとクールさを併せ持つ演技も、もしかすると距離感の違いによって相手の印象ががらりと変わる間宮さんならではの個性によるものなのかもしれない、などと考えてしまいました。人情を重んじる姿勢は、私物のお気に入りを紹介してもらう記事でも発揮されました。持参してくれた私物は、先輩や仕事仲間からもらったものを多くあげており、しかもプレゼントしてくれた人への感謝の思いを紙面で伝えてくれたのです。人間関係にかなり気を使う方であることが取材の端々から漂ってくるナイスガイでした。

しかも、その私物のうちの1つ、すごくかっこいいブーツは、なんと同じ芸能事務所に所属する綾野剛さんが「間宮さん20歳誕生日記念」に買ってくれたものと聞いて驚きました。綾野さんの後輩を思う優しさも素晴らしいし、現在22歳で、プレゼントを受け取ってから2年たっているのに、綾野さんに感謝の気持ちを素直に伝える間宮さんの誠実さもステキだと思いました。

インタビューでは、映画が大好きな間宮さんにとって「生涯の1本」ともいえる映画作品を挙げてもらいました。答えが実に渋かった。名匠・鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」を何度も何度も鑑賞してきたというのです。22歳の青年とは思えない渋さでした。これから、まだまだ俳優として成長を続けてくれそうな間宮さんをみんなで応援しましょう!

 

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 http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/yukan.htm

 

【プレゼント】

間宮さんのファーストPHOTO BOOK「未熟者」にサインを入れて読者2人にプレゼント。紙面掲載のキーワードが必要となります。応募はこちらをクリックしてください。7月5日(日)が締め切りです。

 

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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