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ムーミンの国へ!

2014年9月 3日

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こんにちは、だいぶ涼しくなってきましたね。

今回はムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン生誕100年を記念したオールアバウトです。

ブログでは紙面に載せきれなかった話題や情報をお届けします。

大好評連載「民ゾクッ学」は落ち武者伝説の洞窟を訪ねます。

これまた大人気、辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」はリアル・ケン人形の話題を。

今週も盛りだくさんでお届けします。

今回、取材に行きましたフィンランドのムーミンワールドはナーンタリの海岸にあります。

Dsc_0327こーんなに美しい海岸!

なのですが、実は風が強くて寒さに弱い藍ママは震えていました。取材は6月中旬で、藍ママはカーディガンを持参していたものの、想像以上の寒さ。現地の人たちも「今年はなかなか暖かくならないね」と話しており、冷夏だったようです。夜まで続く取材を前に生命の危機を感じた藍ママは近くのお店で15ユーロ(1800円くらい?)のダウンジャンパーを購入!まさか、6月にダウンを買うとは思いませんでした。しかし、その後も雨が降ったり、ヘルシンキでも朝の気温が8度とかだったのでこのときに買ったダウンが大活躍しました。出発時、日本はめちゃくちゃ暑かったので気が回らなかったのですが、今後、どこか遠くに行く際は某メーカーの軽量ダウンをカバンに放り込んで出掛けるべし。いい教訓になりました。

ムーミンワールドの近くにはフィンランド大統領の別荘があります。

Dsc_0318これが大統領の別荘で、庭園は見学もできます。建物真ん中に旗がたっていますが、これは大統領が現在滞在中ということ!藍ママも庭園見学に行きましたが、大統領には遭遇しませんでした(たまに現れたり…ということもあるそうです)

Dsc_0202さてさて、ムーミンワールドには物語の名場面を再現した遊び場がたっくさん。小さなビーチなどもあるので、夏場は水着を持っていくのもいいですね。ムーミンワールドには大がかりなジェットコースターのようなアトラクションはありません。見て来て触って、子どもたちの想像力を刺激するテーマパークと表現したらいいのでしょうか。藍ママも思わずウン10年前の童心にかえってしまいました。現地の子どもたちもたくさん来ていましたが小学生以下の小さな子どもたちが多いように思いました。子ども時代に一度は通る道。フィンランド人の子どもたちにとって、日本における「アンパンマン」のような存在なのかな…と思いました。

そして、ちらほら聞こえてくる日本語!日本人の大人たちをけっこう見掛けました。

思えば、藍ママが小さい頃、「楽しいムーミン一家」をよく見ていました。30代以上でムーミンを知らない人っていないような気がします。逆に現在、日本ではムーミンアニメは放送されていませんし、小さい子はムーミンを知らないのかもしれないなぁと思いました。求む再放送!

ムーミンワールド内にはグッズもいっぱい。

リトルミイのあめがかわいくてキュンキュンしてしまいました。

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今回の取材中には、航空会社「フィンエアー」さんのムーミンウェディングキャンペーンに選ばれた3組がムーミンワールドで結婚式を挙げました。その模様もお伝えします♪

Dsc_0348花嫁、花婿を先導するのはムーミンパパとムーミンママ。なんだか、これだけでもワクワクしてきますね。

いつまでも仲のいい2人は理想のカップルですよね。

式を挙げたカップルもご紹介します。

Dsc_0519高木邦泰さんとロサ・ピリネンさん。日本人男性とフィンランド女性カップルの2人は2年前にフィンランドで出会ったそうです。その後、遠距離恋愛の末、ゴールイン。取材中、ロサさんはもう妊娠後期でした。無事に生まれたかなぁ…。

Dsc_0515ニキ・ヨウカネンさんと智恵子ヨウカネンさん。智恵子さんは2011年3月、東日本大震災の翌日、乳がんと判明したそうです。翌月には手術をし、長い休職期間に入りました。日本に留学中のニキさんと出会ったのはそんなときだったそうです。乳がんサバイバーの智恵子さん。プリンセスラインのドレスが素敵でした!

Dsc_0544萩原まみさんと高橋杏実(きょうみ)さん。2人は同性カップルで、20年間一緒に暮らしてきました。ムーミンに登場するトフスランとビフスランの2人のように仲のいい2人は、マリメッコの型違いの衣装がバッチリ決まっていました。「ムーミンマグ物語」(講談社)の著作もある萩原さんは実はムーミン関係者ではかなり有名な存在。藍ママとはその後のアラビア工場取材で偶然、バッタリ!2人とも何度もフィンランドを訪れているかなりの通です。

皆さん、末永くお幸せに!

ちなみに今回利用したフィンエアーさんではムーミンがイメージキャラクターになっています。広告を見たことがある人も多いのでは?フィンエアーさんはCAの制服がとってもスタイリッシュ。ビジネスクラスではイッタラの食器が使われていたり、マリメッコのペーパーナプキンだったりしてとってもオシャレ!

マリメッコのウニッコ柄(花柄の有名な柄です)の航空機も飛んでいますので、偶然乗れたらラッキー☆皆様もフィンエアーでフィンランドへ行ってみてくださいね。

最後にオススメのムーミン関連本をご紹介してブログを終えたいと思います。

Photo「ヤンソンとムーミンのアトリエ」

著:木之下晃、税抜き2000円

トーベのアトリエで撮影を許された日本人カメラ間による貴重な写真集。

ムーミンキャラクター辞典

シルケ・ハッポネン著、高橋絵里香訳

2900円(予価)

童話・絵本・コミックスに共通するキャラクターから1シーンにだけ登場するチョイ役までせりふなども交え、作品やキャラクター同士のつながりも探りながら楽しく紹介。

Boxムーミン童話限定カバー版 全9巻BOXセット

税抜き4867円

講談社文庫の「ムーミン童話」全9巻が、限定カバー&スペシャルBOXで登場!スウェーデン語系フィンランド人だったトーベはムーミンシリーズをスウェーデン語で執筆しているのですが、今回のカバーはスウェーデン語版オリジナルカバーに使われていたトーベのカラー絵がデザインされています。

ムーミンよ永遠に!

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【プレゼント】    

フィンランドを代表する人気陶磁器ブランド「アラビア」のトーベ生誕100年限定マグカップ(300ml、5400円相当)を読者5人に。紙面掲載のキーワードが必要となります。応募はこちらをクリックしてください。9月7日(日)が締め切りです。

 

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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