本日発売の読売夕刊popstyleの大特集は「ALL ABOUT野村周平」です。若手注目株の俳優とし
て出演作が相次いでいるが、その素顔はまだまだよく知られてはいないのではないでしょうか。映画の新作「クジラのいた夏」に主演する彼に先日インタビューをしてきました。
野村周平さんは不思議な俳優さんです。同じ高校生の役でも、ぐだぐだと煮詰まったように演じることもできれば、狂気をはらんだクールな印象に化けることもできるのです。天性の勘の良さとしか言いようがありません。表情や演技の引き出しがたくさんあるので、作品が違うと思わずこう言いたくなるのです。「えっ、これ野村周平さんなの?」
あまりにもすてきな演技ができるので、「才能があるのでしょうか」と聞くと、すぐに否定してみせました。「まだまだ僕はぺいぺい」と。それどころか、兵庫県から上京し、芸能活動を始めたばかりの自分を「最低、最悪」だったとまで言い切るのでびっくり。彼いわく、「服装も態度も芸能人ぶって調子に乗っていた。そしたら仕事が来なくなっちゃって」。しかし、何て率直で、飾らない人柄なんでしょう。こんなセリフをいう芸能人も珍しい。しかも、何か計算しているような感じもまったくない。これは好青年です。この率直さは将来の夢をうかがった時にも飛び出しました。しかし、今度は大胆そのものの発言です。「ハリウッドでも活躍したい」と言ったのです。普通なら、やってみたくてもなかなか言えない言葉です。しかし、彼が言うといつか実現できそうな気がするのです。器の大きさを感じさせる俳優さんです。皆さんも今後の彼の仕事ぶりに注目してみてくださいね。
さて、三村美衣さんの「ライトノベル月評」では、愛と正義のために戦う「魔法少女」をテーマにした文章が披露されています。これまでなかったような新たな物語展開を示しているのだとか。「民ゾクッ学」が今回取り上げるのは、宮崎県高鍋町の高台にある古墳の守護神「高鍋大師」です。町内の持田古墳群で盗掘が相次いだことに心を痛めた岩岡保吉さん(1889~1977)が、「古墳の霊を鎮めよう」と、1928年頃から半世紀近い間、彫りに彫った石像700余体が林立しているのです。ユーモラスでほのぼのとした表情で、彫刻のセオリーなんてお構いなしのある意味、破天荒な石像たちなので、もし宮崎に行かれることがあったら、ぜひとも鑑賞をオススメしたいです。好評連載「辛酸なめ子のじわじわ時事ワード」が今回、テーマに取り上げたのは全国で唯一、スターバックスが進出していない鳥取県に「すなば珈琲」が出来たと言う話題。せっかく力を入れて作ったのに何と2014年中に本物のスタバが出店を検討しているのだとか。大のコーヒー好きを自認する記者も今度、鳥取に出張に行って、「すなば対スタバ」対決という記事を書いてみようかな?
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