将棋の女流王将・香川愛生さんといえば、将棋界だけでなく、一般誌にも登場するほどの人気者です。京都の立命館大学に在学中の女子大生ですが、めちゃくちゃ攻撃的な将棋で昨年、見事に女流王将のタイトルを獲得しました。そんな彼女の素顔に迫ろうと、日本将棋連盟関西本部で取材を敢行しました。
香川さんのインタビューをしていて一番、印象に残ったのは、「師匠への愛」でした。中村修九段を理想の男性と断言するなど、精神的に深い絆を感じさせてくれました。また、好きなミュージシャンとして倉木麻衣さん、好きな動物に「めっちゃかわいいから猫」と答えるなど若い女性の素顔もうかがわせてくれました。
女流将棋界のアイドルとして大活躍を続ける香川さんは、東京出身なのに、あえて知り合いのほとんどいない関西将棋界に移り、まさにゼロからのスタートをしています。それでも着々と仲間を作り、今では他の棋士と企画したイベント「西遊棋ｉｎ京都」（２０１４年４月１３日開催）を開くなど、積極的な取り組みが目をひきます。今後も将棋の普及のために新たな取り組みをしてくれそうな予感がします。
好評連載「民ゾクッ学」で今回、辻本芳孝記者が訪れたのは、その名も「宝島」。九州と奄美大島をつなぐトカラ列島の一つです。鹿児島港からフェリーで片道約１３時間という場所ですが、実はここには海賊キャプテンキッドが財宝を隠したという伝説が残っているのです。その真偽を確かめにいった辻本記者が見たものは？ その詳細をぜひ記事で読んでみてください。
4月からの新連載がどんどんスタートしました。毎週掲載の「辛酸なめ子のじわじわ時事ワード」では、今回、スキージャンプ男子ラージヒルの葛西紀元選手をたたえる言葉「レジェンド」に着目。相変わらず面白い視点で、この言葉を解説してくれています。また、書評家・三村美衣さんのライトノベル月評では、擬人化した旧日本海軍の艦艇を主人公にしたライトノベルが目立っているというトピックを解説してくれました。熱烈なファンの多いラノベ界なだけに、今後も楽しみな月評となりそうです。
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読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ＡＬＬ ＡＢＯＵＴ」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる１００年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、２０１６年４月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のＭａｋｅ ｉｔ Ｒｏｃｋ！」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー＆大胆なレイアウトで紹介する２面にわたる企画ページです。
