今週の「ALL ABOUT」は、スタジオジブリの最新作「かぐや姫の物語」の主題歌「いのちの記憶」を歌う二階堂和美さんです。みなさん、もうご覧になられましたか? スタッフロールでかかる二階堂さ
んの歌声も、作品の世界観とぴったりとはまっていましたね。二階堂さんは、高畑勲監督から「観客は作品を見終えた後、フラストレーションをためると思う。それをどうにかしてほしい」と頼まれたそうです。そうした狙い通り、癒やされた方も多いのでは?
プライベートでは、今春に可愛らしい娘さんが誕生したばかりという二階堂さん。今回の取材も、ベビーカーでやってきてくれました。取材を通して感じたことは、とてもサービス精神旺盛な方だということ。都内の公園でしばらく行った写真撮影でも、何一つ文句を言わないどころか、気分を高めるために自ら小声で歌を歌いながらポーズをとってくれるほど。六本木ヒルズであったミニライブの様子を見に行った時も、予定の曲を歌い終え、さらに即興で「アルプスの少女ハイジ」のオープニング曲「おしえて」を、とても楽しそうに歌う姿が印象的でした。 今回の記事で二階堂さんに興味を持たれた方は、是非、一度、高畑監督がほれたアルバム「にじみ」を聞いてみて下さい。高畑監督は、音楽の造詣も深く、センスも抜群にたけた監督です。そんな高畑監督が、新聞のレビューを読んで手にしたのが、このアルバムだったそうです。「かぐや姫の物語」に感銘を受けた方であれば、きっと、気に入ってくれるのではないかと思います。 記事は、ガンズ・アンド・ローゼスに始まり、笠置シヅ子さんが転機となったというユニークな音楽体験のほか、オファーを受けた高畑勲監督とのやりとり、そして、僧侶とシンガーの類似性に至るまで、盛りだくさんの内容でお届けしています。仏教系の私立高校の卒業生である記者には、二階堂さんの飾らない一言一言に、ビシビシと伝わってくるものがありました。まだ、お読みなっていない方は、是非、紙面を手にとってみて下さい。
紙面では、このほかに好評連載「小梶勝男のホラー月評」で、「キャリー」「サプライズ」「ウェア―破滅―」といった話題作を紹介。「イマ推しっ!」欄では、ニューオータニ美術館で開催中の「ロマンティック・バレエの世界」展の魅力に迫っています。
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読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。