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今週の「ALL ABOOUT」は、 将棋棋士の中村太地さんです。
とにかく爽やかな容姿に目がいきますが、実力も十分で、2012年の棋聖戦、2013年の王座戦と相次いでタイトル挑戦を果たしました。残念ながら、いずれの戦いも羽生善治さんに負

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けてはしまいましたが、「今、将棋界で最も注目を集める男」と言っても決して言いすぎではないだろう。一般誌からの取材も増えている彼に強さの秘密をうかがうと意外な答えが……。

近年、素晴らしい成績を残しているだけに、強さは抜群と思っていた。しかも、まだ25歳という若さだ。前途有望そのものと思い、今後の展望をうかがうと厳しい表情に一変した。「渡辺明さんは20歳で竜王になり、羽生さんは25歳で七冠を達成した。自分もそろそろ結果を出さないといけない」。確かにその通りかもしれません。将棋の世界で頭角を現す方は20代前半までにはその力を思う存分、世に示しているケースが多いように思います。また、タイトルに挑戦することそのものは確かに「強い棋士である」ことの証しではありますが、その時に勝たないと、その後チャンスが訪れてこないケースも多々あります。やはり、機会があったら、もう次はないかもしれないという覚悟で取り切らなければいけないもの、それがタイトルなのでしょう。

インタビューをしていて印象に残ったのは、師匠である故・米長邦雄永世棋聖への思いでした。2012年12月に師匠が亡くなった後、形見分けでもらった扇子を宝物にして対局にも携えている話。師匠が非常に研究熱心で、メディアに出てくる時の印象とはまったく異なる真面目な方だったという思い出話などなど。中村さんの師を尊敬する気持ちに感じ入りました。

 

紙面では、あえて将棋とは全然関係のない質問をたくさんしてみました。25歳の若者の素顔に迫ってみたかったからです。好きな映画が「スター・ウォーズ」シリーズとか、好きな音楽が「いきものがかり」とか、そんな回答が返ってきて、ちょっとほっとしたというのが正直なところ。将棋棋士といったら、何か俗世間とは全然、かかわりのない、いわば浮世離れした人のような気がしていたので……。将棋ファンにも、そうでない方にも楽しめる紙面になっていると思うので、ぜひお読みになってみてください。

 

紙面では、このほかに好評連載「タカラヅカ100年を創るモノ」では、花組の望海風斗さんが登場です。「イマ推しっ!」欄では、記者がオススメするクリスマスを楽しむためのテーマパークやおもちゃの紹介記事などためになる記事がたくさん掲載されていますので、お楽しみに。

 

夕刊をご購読でない方は、駅売店などでお求め下さい。50円です。また、ヨミープラザでも紙面販売を受け付けております。詳しくは、こちら↓の紙面購入方法をご覧下さい。

 

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中村太地さんの色紙を読者3人に、そして望海風斗さんのサイン入りポラロイドを3人に。紙面掲載のキーワードが必要となります。応募はこちらをクリックしてください。11月24日(日)が締め切りです。

 

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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