本日発売の読売夕刊popstyleの大特集は「ALL ABOUT橋本愛」です。2012年、1年間だけで8本もの映画作品に出演していたので、映画ファンなら、「ああ橋本愛さんね」とすぐに、その顔が浮かぶことでしょう。彼女の一番の特徴は、「目から発する強烈なパワー」。そして、役ごとに微妙に表情の質を変えながら、演じ分ける繊細さも特筆ものです。13年も話題作に続々登場する予定の橋本さんは、大きな可能性を秘めながらも、まだまだ、その器の大きさを、全貌を私たちの前に見せていない感じがします。将来性抜群な彼女に市原記者が直撃し、演技にかける思いなどをたっぷりと聞いてきました。
とはいえ、橋本さんのインタビューは正直、大変でした。こちらの質問に対して、即答するのではなく、かなりの長考に入るのです。「うーん」と考え続ける。やっと答えたかと思えば、その答えがいったん否定される。新しい答えを考え、話したかと思うと、またその答えが否定される。この連続なのです。インタビュアーの立場としては、普通なら困ってしまうはず。でも、この人の場合は、なかなか決断がつかず迷い、ためらうその過程こそが個性なのかも、と思わされるので、困るどころか魅力にさえ感じられるのでした。マジメすぎる。繊細すぎる。だから本当はとんでもない才能を持っているのに、不器用な人に見えてしまう。そんな方のように思えました。12年の出演作のシーン写真を紙面上で並べてみたのですが、紙面をお持ちの方はよーく見てください。どの写真も同じように顔のアップ目のものなのですが、同じ人間とは思えないくらい、一つ一つの表情が異なっているのです。本人は、あまり自分の苦労を語ったりしないのですが、実はかなりの工夫を凝らしていないと、このように「役を生きる」のは難しいのではないでしょうか。とにかく役に対して、演じるということに対して真剣な橋本さんなので、今後の出演作にもぜひご注目ください。
さて、「イマ推しっ!」欄では、人気アニメ「アイカツ!」の主人公・星宮いちごの声を担当している諸星すみれさんの魅力に迫りました。諸星さんは、神奈川県出身の中学1年生。2歳でジブリ映画「千と千尋の神隠し」に出合い、声優の道を目指したというのですから、かなり早熟な方のようです。まだ13歳なのですが、これまで出演した作品は70作品以上というのですから驚きです。今後の目標として「男の子の役とか、妖精とか動物役もやってみたい」と語っております。今後の成長が楽しみな注目株の一人といっていいでしょう。
このほか、人気連載「AKB日記帳」では、渡辺麻友さんが登場。10代最後の年となる「2013年の夢」や、オススメのCDを紹介してくれます。
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読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。