Pop Styleブログ

本文です
前の記事

小島慶子掲載後記1

2011年8月24日

先週の「ALL ABOUT 小島慶子」、いかがでしたか。たくさんのプレゼントご応募ありがとうございました。昨日をもって締め切らせていただきました。今日は、柏木由紀さんの掲載日でファンの方は楽しみにしているでしょうが、その間をぬって、ちょっとだけスペースをお借りします。題して、小島慶子掲載後記!(かみそうなタイトルにしてみました) 

まずは、プレゼントのキーワード「江戸真樹」から。この意味が分かった方、いらっしゃるでしょうか。本文にも全くかかわりのない言葉なので、首をかしげた方もいらっしゃるかもしれません。

実は、小島さんツイッターの少し前のつぶやきで、「江戸真樹のデビュー曲はいきなり自己紹介」というのがあったんです。「分かる人には懐かしいものを挙げてみる」というハッシュタグをつけての発言でした。アラフォー世代の人で分かる人は分かるかもしれませんが、江戸真樹さんとは25年前のアイドル。キュートな容姿とギャップのある名前、そして「私の名前・え・え・えは~~江~戸真樹です は~じめまして~♪」というインパクトのあるデビュー曲で話題になったのです。

・・・ということを、小島さんのツイッターを見て、25年ぶりに思い出してツボにはまった私。当時、ラジオの番組やCMでヘビーローテーションされていたんです。小島さんと私(清)は、同い年。そして、当時人気だった「三宅裕司のヤングパラダイス」(通称・ヤンパラ)のヘビーリスナーでした。インタビューの時、江戸真樹さんが話題にのぼったわけではないのですが、つぶやきを見て、当時のラジオっことして共感しまくってしまったわけです。極めて個人的な思いをキーワードに埋め込み、すみません。江戸真樹さん、失礼しました。

いきなり、ついてこられないような話をすみません・・・。

正直、小島さんって昔からしっかりされていて、とても同い年には感じられないんですよね。ですが、こういう共通の思い出に触れると、「やっぱり同い年なんだ」と、ちょっと安心した気分になるのです。

私は、小島さんが局アナ1~2年目の頃から、いち視聴者として認識していて、新人らしからぬ落ち着きぶり、大人びた印象に驚いていました。25歳で始めたラジオ番組「アクセス」では、専門家を相手にしても堂々とした仕切りぶりでしたし、時々何を言いたいのか分からないリスナーからの電話意見があっても完璧にまとめていました。2度の出産を経たため、一時期お見かけしない時期もありましたが、久米宏さんのラジオ復帰で話題になった「ラジオなんですけど」での見事なパートナーぶりには、「さすが小島慶子!」と心の中で喝采したものでした。

小島さんの実力は局アナという範疇を抜きにしても抜群だと感じていたので、2年前に「キラ☆キラ」が始まったときも、至極当然のように良い番組になると信じていました。私は、前番組の「ストリーム」も大好きで番組終了には残念な気持ちもあったので、当時ネット上で起こったTBS批判は分からなくもなかったのですが、「それにしても、世間は小島慶子の実力をみくびっているなあ」という気持ちもありました。なので、番組がスタートして瞬く間に評判が上がったときは、「ほらね♪」という爽快な気分でした。

かように、私は世間一般の人よりは、小島慶子を見てきた聞いてきたつもりではあったので、今回の特集は非常に思い入れのあるものでした。しかしながら、今年に入って、小島さんのインタビューやテレビでの特集、書籍発刊があまりにも多かったので、正直、私の出る幕ではない、popstyleで特集する必要はないのではないかという迷いもありました。でも、今回プレゼントのアンケートを見て、やはり掲載してよかったと感じました。それは、私がアンケートを読ませていただいて、「まだまだ小島さんって知られていないんだ」という印象を持ったからです。

読者プレゼントの応募傾向はたいてい、熱心なファンの方からのご応募がほとんどなのですが、今回は全く違いました。熱心なファンの方はむしろ少数で、多くは小島さんを断片的にしか知らない方、今回の特集で初めて知ったという方でした。「ラジオは聴いているけれど顔は初めて見ました。おきれいな方なんですね」という方や、「VERYのエッセイを読んで興味を持っていましたが、今度ラジオも聴いてみたいです」という方、「アクセスは聴いていたので久しぶりに拝見した。懐かしい」という方、「ファンだけど、私は女性なので男性誌を見ることができず、水着姿を見られて良かった」という方、「初めて知りましたが、すごく魅力的に感じた」という方まで、本当に様々でした。今回の特集は、小島さんを良くご存知の方にはマニア度が足りずに物足りなかったと思いますが、それ以外の方には響いたのだということが分かり、とてもうれしかったです。

それでも、紙面で載せきれなかったこと素晴らしい話がたくさんあり、申し訳ない思いもあります。小島さんの著作「女子アナ以前」や「ラジオの魂」や、キラ☆キラのポッドキャストを聴けば、小島さんの思いにもっと触れられると思います。ぜひオススメします。ただ、インタビューの中の2つのお話については、ぜひこのブログで紹介したいと思います。続きの掲載後記2と3をご覧いただければありがたいです。

前の記事

 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

掲載紙購入方法
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31