Pop Styleブログ

本文です
前の記事

popきよしです。前週のことで恐縮ですが、山ちゃんのことをもう少しだけ書かせてください。みなさんからいただいた熱いアンケートのこと、昨日に行った言語遊戯王8のこと、それから、JUNK「不毛な議論」で山ちゃんが語ってくれたことです。

ツイッターでも少々つぶやきましたが、「ALL ABOUT 山里亮太」読者プレゼントにたくさんのご応募ありがとうございました。意外といっては失礼ですが、今回のご応募は男女比は、4:6と女性の方が上。通常も、女性の方の応募が目立つとはいえ、今回プレゼントは直筆サイン色紙ですから、本当に山ちゃんが好きな方、サインが欲しい方しか応募しないものだと思うんです。山ちゃん、女性人気あるんです!

 そして、紙面の感想についてのアンケートは、熱いコメントばかりでした。正直、お笑いの方なのに真面目なコメントに終始してしまったので反省もしていたのですが、「山ちゃんの意外な面を見ることができた」「見る目が変わった」というご意見が多かったです。私が伝えたいことに共感していただいたのには、本当にありがたかったです。一方、従来から山ちゃんを良く知るファンの方は「山ちゃんを取り上げてくれて本当にうれしい」「世間の人に山ちゃんをもっと評価してほしいと思っていた」という熱いメッセージが多かったです。やはり、ファンの方は山ちゃんの実力と評価のギャップを何とかしたいと思っているんです。山ちゃんは本当に「分かっている」ファンに、すごく愛されているんだと感じました。

愛されているといえば、先週のラジオ「JUNK 山里亮太の不毛な議論」で、山ちゃんが披露してくれた今回の記事についてのエピソードには、驚きつつ感動してしまいました。何と、夕刊が出た当日の深夜、夕刊を読んだ関根勤さんが山ちゃんにと電話をくれたというのです。関根さんですよ、関根さん!! 私もずっと大ファンでコサキンのラジオのリスナーでもありました! その関根さんが、山ちゃんにこんな素敵な電話をしたんだそうです。

「山ちゃん、オレ読売新聞の夕刊読んで、うれしくて電話かけちゃった。オレずっと言ってただろう。絶対山ちゃんのこと分かっている人が増えてきて、いつか山ちゃんのことを正しいように評価してもらえる時が来るからって。山ちゃん、やっぱ動いてきたよ。今度お祝いにカラオケ行こうね」。

いやー素敵過ぎます。関根さんは、山ちゃんが「笑っていいとも」に出ているころから、そう言っていたそうです。山ちゃんの才能は、お笑いの大先輩からも愛されているんですね。

そうそう、昨日の言語遊戯王8を見に、私も中野サンプラザへ行ってきました。残席わずかということでしたが、当日券を買って入ることができました。言語遊戯王とは、「池上彰」「チャップリン」といった人の名前が書かれた上の句と、「が今から面白いことをします」「がなかなか帰ってくれない」という行動などが書かれた下の句のどちらかを、手持ちのカードから選んで変えて、面白い文章を作る1対1のカード対決です。対戦者は基本的にはカードを出し合うだけでしゃべりません。できあがった一文は、MCの山ちゃんが読み上げて、さらに広げるというのが面白さ。つまり山ちゃんがいないと成立しないゲームなのです。例えば「菅直人」「だけドッキリとは知りません」という組み合わせの文章が出来た場合には、山ちゃんが「あいつ、まだ総理だと思ってんだぜ、とか言ってるんですかね」と発展させるのです。対戦者が一文を作った後、山ちゃんがさらに広げるという時間差があり、また観客の脳内でイメージが完成するにも人それぞれ時間が異なるので、会場の笑いが一気に来ずに、後から後から人それぞれのペースで笑いが起こってくるところが特徴的です。文章が出来た時の笑いより、山ちゃんがうまく広げた時の笑いが大きかったり、拍手が起こったりします。

おそらく、会場にいた人ほとんどが、やっぱ山ちゃんすごいわー、と思ったのではないでしょうか。当意即妙に言葉を繰り出す山ちゃんの天才性にもっと多くの人が気付いてくれれば、記事を書いたものとしても、これほどうれしいことはありません。

それにしても、山里さんのバイタリティーはすごい。インタビューの当日も、早朝から大阪へ行って生番組に出演、東京に戻ってきて夕方から山里ジャーナルの収録、ほぼ休憩もなく、インタビューという過密スケジュール。前夜もほとんど寝ていないという状態だったと聞いています。それなのに、全く気を抜くことなく1時間バッチリ、インタビューに真剣に答えてくれました。山ちゃんっていつでも本気だし、人を選ぶことをしないんです。細かいエピソードですが、ボクの甥っ子が交通整理のバイトをしている時に、数いる芸人さんの中で山ちゃんだけが挨拶をしてくれたらしいです。バイトにまで声をかける、そんな丁寧な人なかなかいません。甥っ子は山ちゃんのことが一気に好きになったそうです。山ちゃんのツイッターを見てみても、質問や悩みにいちいち丁寧に答えているんですよ。こういう地道な努力が、少しずつですが確実な支持の広まりにつながっているんですね。インタビューで私も色々な事を学びました。記事のことをツイッターやラジオで広めてくださったことも感謝しています。山里さん本当にありがとうございました。

夕刊の紙面はネット上では公開していません。紙面自体は読売新聞で2か月取り置いておりますので、お読みになりたい方は、ヨミープラザにご予約の上、お買い求めください。詳しい買い方はこちら→ http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/yukan.htm

前の記事

 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

掲載紙購入方法
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30