Pop Styleブログ

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こんばんは! popきよしです。
そして、突然ですが、さようなら!!
12月1日をもちまして、
私は、このpopstyle編集部から卒業いたしました。
最後の置きみやげとして、12月3日のALL ABOUTで
福岡の人気劇団「ギンギラ太陽’s」を特集させていただきました。
お別れは辛いものですが、
楽しかった1年半あまりを振り返ってみたいと思います。

私がpopstyle編集部に来たのは、昨年5月。
とはいえ、最初の1か月は部内の掃除ばかりしてましたね。
なにせ、popstyleは急に来てすぐ原稿が書けるわけではないのです。
長いときは、半年前ぐらいから取材計画を立てて、
腰をすえて取材に取り組むのですから。

でも、長く準備をしながら記事ができ、
そして、うれしい反響をいただいたときは、この上ない喜びを感じます。
アンケートの感想以外にも、勝手にブログチェックをして
反響を調べたりする、つい小市民的な行動をしてしまうのですが、
本当に取材の力となるのは、読者のみなさんの声なんですよね。

★取材に応じていただいた皆様、ありがとうございました!

私が執筆させていただいたALL ABOUTは次の方々です。

朱川湊人(作家)
ASIAN KUNG-FU GENERATION(ロックバンド)
豊岡真澄(鉄子タレント)
ホーガン父娘(レスラー、歌手)
くるり(ロックバンド)
FIRE BALL(レゲエユニット)
Junichi(イラストレーター)
Perfume(テクノポップユニット)
三木聡(映画監督)
柳原可奈子(お笑いタレント)
やましげ校長やしろ教頭(ラジオパーソナリティー)
RIP SLYME(ヒップホップユニット)
サンドウィッチマン(お笑いコンビ)
いきものがかり(ポップスユニット)
清川あさみ(アーティスト)
EXILE(ボーカル&ダンスユニット)
松任谷由実(シンガー・ソングライター)
スザンヌ(タレント)
SOIL&”PIMP”SESSIONS(ジャズバンド)
ジェイク・シマブクロ(ウクレレ奏者)
吉高由里子(女優)
井上雄彦(漫画家)
中田ヤスタカ(音楽プロデューサー)
ギンギラ太陽’s(劇団)

このうち、朱川さんとアジカンはテレビ班時代の2006年の取材で、
編集部に来てからは、22組の方の取材をさせていただきました。
こうして見ると、改めて様々なジャンルの方とお会いさせていただいたことが分かります。
一応の専門である音楽系のアーティストが多いですが、
それでも案外、ジャンルはバラけているのではないでしょうか。
まったく知らなかった世界ものぞかせていただくこともあり、
そのたびに、とても勉強になり、またファンになってしまいました。
取材にご協力いただいた方々に改めて感謝申し上げます。

★ロケ場所の思い出

写真にこだわりのあるALL ABOUTということで、
変わった場所でのロケも多かったです。

朱川湊人さんは、円谷プロの通称「怪獣倉庫」。
怪獣のぬいぐるみが、すし詰め状態で保管されている
ファン垂涎の場所。ここで私の幼少期のウルトラ熱が刺激され、
今年、息子とともに「ウルトラ検定」を受験するまでになってしまいました。
(さらには、とくダネ!に取材されるまでに)

豊岡真澄さんは、「赤い電車」京急を借り切って、金沢文庫までの乗車ルポ。
かねてファンであったカシオペアの向谷実さんに会えたのもうれしかったです。
豊岡さんには、恋ナビ対決のモデルとしても出ていただきました。

「時効警察」で知られる三木聡監督とは、新宿を街歩き。
やましげ校長やしろ教頭とは、新宿の廃校でのロケ。
RIP SLYMEは、移動遊園地という意味のアルバム「FUN FAIR」にちなみ、
浅草・花やしきで、乗り物に乗ってもらいました。

いきものがかりは、目黒・西郷山公園でのロケ。
公園で突如始まった生ライブに大興奮でした。
紅白出場おめでとうございます!

スザンヌさんには、2日にわたって密着取材、
その模様がテレビさいたまなどで放送されました。

★やっぱり一番の思い出はPerfume!

私のpopstyle生活を振り返って、
やはり昨年10月に特集したPerfumeは忘れることができません。
今をときめくPerfumeが、ちょうどブレイクの道への大きな一歩を踏み出したところで
取材させていただいたので、まさにタイミングに恵まれたとしか言えませんが、
ファンの方々の熱い思いがうねりとなって伝わりましたし、
ネット上で様々な叱咤激励をいただきました。
「Perfume用語事典」なるものを作成しておられる方に
私の名前まで載せていただいたときには、恐縮を通り越して、
ちょっと勘違いされてるようでヤバイと思ったものでした。
とくに反響が大きかったのは、宇多丸さんと掟ポルシェさんによる25000字対談だったのですが、
ホントこれについては、お二人のお力のみによるもので、
私はほとんど何もしていないのです。
むしろ私の仕切りの悪さで、お二人に多大なるご迷惑をおかけしてしまったので、
会わせる顔がないぐらいなのです。
でも、あの企画以来、お二人の大ファンになってしまい、
ロマンポルシェのライブに行ったり、
ウイークエンドシャッフルもマブ論も欠かさずチェックさせていただいております。

もちろんPerfumeは、自分自身ハマリまくって、ライブは3回行かせていただき、
ライブ評なども書かせていただきました。
ちょうど、去年の今頃このブログでPerfumeを紅白に! と主張していましたが、
残念ながら願いかなわず、
しかしながら、このほど今年の紅白にはあまりにも順当に出場が決定。
編集部を去る直前に、この朗報が飛び込んできたのには本当に幸せを感じました。

★動画は改めて見ないでね・・・

今年1月から始まった動画popstyleは、皆さんに本当にお見苦しい姿をお見せしてしまいました。
最後の映像がアップされましたが、
今回、編集大変だったのではないでしょうか。
映像部のアサカワ君には、非常にお世話になりました。
滑舌の悪い僕に、いっぱい字幕をつけてくれてありがとう。
音楽や効果音も凝る職人的な仕事に、いつも感謝してました。
そのわりに、内容はいつも行き当たりバッタリで、
最後まで、何のためにやっているかわからない動画でしたが、
まあ、宴会芸の幅は広がりました・・・。スミマセン。

ああ~、様々な思いが去来して、ブログと言えない長さになってしまいました。
ここまで我慢して読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
一応、2年後には文化部に戻って来る予定ですが、
このpopstyleは、そのころまで続いているのでしょうか。
ある意味、新聞の枠を打ち破った実験的なページなので、
逆に言うと、ぶっちゃけ、いつなくなるか分かんないです!!!
でも、僕はpopstyleを愛してます! またpopstyleの記事を書きたいです!!
もし! もし! もし!!!!!!、
popstyleが好きだから、読売新聞を購読してくださっているという奇特な方がいらしたら、
ぜひ、「ずっと続けてほしい」との要望をお寄せ下さいね。
存続はみなさんの声にかかっています。
(編集部へのメールも大歓迎ですが、読者相談室にご要望下さると効果絶大です!!)

2年後も、popstyleの紙面でお会いできれば、
これ以上の幸せはありません。
みなさん、本当にありがとうございました。

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感想、質問は popstyle@yomiuri.com

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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