(央)です。またまた23日の読売水曜夕刊popstyle「ALL ABOUT鳥居みゆき」こぼれ話をば。斜め上を行く素っ頓狂な受け答えに翻弄されていますが、そればかりではない鳥居さんの一面をご覧下さい。
記事中にも出て来たほかに「小バエがたかる」とやたら発言なさる(笑)ので、思わず”マジレス”で「食べ残しに…て可能性はありません?!」と言ってしまった時。 「食べ残しはないです! 食べてちょっと残すんじゃなく、あからさまに全部残す。買ってきて開けて食べない。だから、残してはいないですね。でもやっぱり栄養とかはやっぱり気使わなきゃいけないと思って、1日3食カルボナーラ食べちゃった日は、次の日3食ミッソラーメン(Misoラーメン? 英語風発音です)」。ちなみにカルボナーラは色んな店のを食べ歩いて、某コンビニのが1番だと思い定めたそうです。ちなみに新宿御苑店と日テレ内のですって(笑)。
今、ライバルと考えている人はどなたかいます? と聞いたらハマってしまった… 「カニです!(キッパリ)」 「…は?」 「カニはね、最強ですよ。何が最強だと思いますか? エビ? カニ派とエビ派に分かれるんですよ。あとね、キリン最強説かゾウ最強説か。でも、カニなんです。思ったより薄いでしょ? 私が思ったより薄いであって、みんなはどう思うかわかんないけど…。『カ』『ニ』ってあの2言でね、あんな面白いなんてないですよ。カとニですよ。すごいなあ。カニ面白いんですよ。だって、冷蔵庫と流しの隙間とかにも入れるんです、あいつ。私、入れないよ。負けちゃったじゃん、もう」
と、まあ何度もインタビュー中「頭が真っ白!」になりキリキリさせられる場面が多かった…(脇で見ていたカメラの江口さんは「今日は素晴らしいコントを生で見られて感動です!」ですって)ですが、とにかくお笑い、ステージに関することは「話の軸ずらし」も「はぐらかし」もなさらず、本当に真剣に答えてくださいました。
テレビと舞台は違います? と問うた時。 「全然違います! やっぱり全部食ってやろうという気になる、舞台のほうが。昔、私、ネタを忘れて帰っちゃったことが3回あるんですけど……うろ覚えで、もういやで、『ちょっと楽屋に台本取りに行ってきます』と台本見に行って。それからまたしばらくして出てきて、『ああ、違うページ読んじゃってたな。じゃあ、帰る』と言って帰ったことがあるんです(笑)。ちょっとでも噛むと、もうやる気がすっごい失われちゃうんです。本当にもう、チェッ、ハァーって。舞台上でアーっ(頭を抱える)てなって(笑)。変なとこで、何ていうの、完璧を求めるんですよ。ゼロか100か…私、二元論で生きてきたからね」
かの「シルベスタスタ…!」、「リサ・ステッグ…!」の”噛み芸”はそんなご自分の完璧志向から派生した失敗体験を自ら笑いに昇華して生まれたものなのかもしれないなぁ、とひとり感服しました…。
写真は記念撮影に応じてくださった1枚。ホラー映画の金字塔「シャイニング」 に出てくる双子みたい?!(身長差が30センチ近くありますが…)
さて、本当は今日で「鳥居さんこぼれ話」終えるつもりだったんですが書き出すと「イイ」エピソードが多くて長くなってしまうので、明日にも続けます! お楽しみに!
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読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。