「SCHOOL OF LOCK!」について、コレ本当は単なるラジオ番組なんだよなって、時々冷静に考えるときがあります。逆に言うと、冷静にならなければ、SOLには単なるラジオ番組という枠を超えた壮大な世界であるという錯覚に陥っているわけです。錯覚というのは語弊があるかな。
つまり、平日午後10時からの2時間だけでなく、SOLのwebの中では、常にリスナーたちが何かをしゃべっているし、「YOUNG FLAG」のような豪華アーティストを招いたライブツアーのようなことをやったり、「TOPPA」のようにお菓子とコラボしたり、ナイス橋本のように、番組からアーティストが誕生したり・・・と、とにかくにぎやか、いろんな世界が広がっているのです。
普通のテレビ番組、ラジオ番組だったら、1日2時間ならその時間だけ見たり聴いたりして、また、翌日もしくは翌週まで待たなければならないのです。でも、SOLは放送時間以外でもずっと存在しているイメージがある不思議な番組です。
講師やガールズにしてもそうです。常に番組に出続けているわけではない。ガールズなんて、1日10分だから、出演時間からいったら月に40分です。ところが、今度21日に、ガッキーがSOLと一緒に武道館ライブやったりするように、SOLがガールズたちの本籍地のような感じになっている。彼女たちは、連ドラになれば、みんなそれぞれ主役級で活躍している人たちばかりですよ。講師陣にしても、そうです。今日RIPの名古屋公演を見てきたのですが、SOLの名前出してましたよ。ほかの講師陣も、このCDが売れない時代に、アルバム数十万枚もセールスするトップミュージシャンばかり。さらに、過去の出演者もいまだにSOLファミリーのようなイメージでつながっている感じがあるし、出演の多いゲストも、番組とすごい近い距離を感じさせる。いろいろなメディア、色々なアーティストを巻き込んで、巨大な一つのメディアになっているのが、SOLということなんでしょうね。
うらやましいです。我がPop Styleも見習いたいです。
まあ、ボクらも「ALL ABOUT」に登場してもらった人は、勝手に「Pop Style ファミリー」と呼んでいるのですがね。特に、ご本人の承諾は得てませんが(笑)。やましげ校長も、やしろ教頭も、これからはPop Styleファミリーですから! 今後ともよろしく!でも、考えてみたら、僕らも少しはやってますよ。講談社「TOKYO★1週間」とコラボしているし、先月は、「恋ナビトークショー」と題して、東京モーターショーで石田純一さんと青田典子さんの対談をやりましたしね。来年は、SOLを見習っていろんなことを仕掛けてみたいです。飛躍の年にしまっせ!
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読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。