Pop Styleブログ

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 みなさん、本日の読売新聞夕刊には、元雪組トップスターの望海風斗さんがどーーーーん!!!と登場しています。七色の歌声で絶大な人気を誇りました。今回は、その歌声を生かし、米ブロードウェー発のミュージカル「INTO THE WOODS」に挑戦します! 宝塚退団後初のミュージカルに込める思い、宝塚へ思うこと、癒やしグッズ、などなど、たっぷりお話を伺っています。 ぜひ読んでみて下さいね。

 今回は、ブログにて、望海さんを10年近く取材してきた記者の取材秘話をご紹介いたします。そちらもぜひ、ご覧下さい。

※プレゼント応募は、この【続きを読む】の末尾から

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪それでは、5日のpopstyleメニューをご紹介します。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

▼ALL ABOUT=望海風斗さん(ミュージカル「INTO THE WOODS」に出演)

▼民ゾクッ学=「妖怪解剖図」(天野行雄著・幻冬舎)

▼イマ推しっ!=「冨永愛 美をつくる食事」(ダイヤモンド社)

▼辛酸なめ子のじわじわ時事ワード=「テスラ缶」

▼霜田あゆ美の今日はどんな日?=囲碁の日

▼田村芽実のひめごと

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 記者は今回以外にこれまでに3回、望海風斗さんの個別取材を行ったことがあります。最初の取材は2013年、花組時代でした。2回目は雪組トップになる直前の2017年。そして3回目は退団直後の2021年4月。まさに節目となる時期に取材させていただいたことをありがたく思いますが、一方でこれほど(記者から見た)印象が変わった方は珍しい! なので、「答え合わせ」というか改めて本人はどう思っていたのか聞いてみました。

 

まず2013年の取材では、花組「愛と革命の詩 アンドレア・シェニエ」の東京公演中でした。緊張された様子の望海さんはほとんど笑うことなく、まじめで硬質な印象を受けました。

 

望海さん(現在)「まず宝塚にいたときは男役であるという意識が強く、無意識に自分を固めていた部分はありました。特に花組にいたときは『男役たるもの……』という思いが強かったです。まだ取材もそれほど受けたことはありませんでしたし、一つの取材にかける思いも大きかったです。これは言うべきなのか、これは言うべきではないとか、すごく考えながら過ごしていた気がしますね」

 

当時の取材で「舞台の必需品」として紹介したのは「カフスボタン」。当時のコメントも「娘役さんはアクセサリーにこだわりますが、男役はカフスボタンですね」と男役であることへの意識の強さが伺われます。

 

2回目の取材は2017年、雪組トップスターになる直前。このときの望海さんは13年時より少し柔らかでしょうか。会話にも少しですが笑いが生まれる瞬間がありました。でもでも、まだまだ、かたかったです!

 

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望海さん(現在)「雪組に行ってからは、自分のなかで『あるべき』という囲いを崩せたような気がします。男役という囲いは自分の中でものすごくあった。それは元の自分が女性であるけれども、今は男役として生きているということ。それをもうちょっと楽に考えてもいいのではないかと。でも、やはりトップになる前ですから、気負っている部分はありました」

 

そして3回目の取材は2021年4月、退団直後です。すっきりとさわやかな表情の望海さんはカメラマンにも「よろしくお願いしまーす」と笑顔であいさつ。周囲へのスタッフへの気遣いもスマートです。そうかと思えば、彩風咲奈さんのトップお披露目公演「CITY HUNTER」について、「で、で、で、出てます」と冗談を言って現場は爆笑の渦。なんたる余裕。なんたる柔らかさ。

 

望海さん(現在)「トップになった初期まではやっぱり気負いがありました。でもだんだん、気負う余裕がなくなっていったんです。気負っている場合じゃない。こんな力入れすぎてたら持たないよってことに気付いたんですね。トップになると周りのみんなも助けてくれるので、甘えられるところは甘えて、任せられるところは任せようって。退団直後なので充実感が受け応えにも表れていたのだと思います」

 

誤解してほしくないのは望海さん自身の本質はおそらく何ら変わっていないということ。「定点観測」したいち記者の印象でしかありません。色々と模索しながら今の柔らかさにたどり着いた望海さん。記者としてはものすごい大河ドラマを見せてもらっているような感じでもあります。また時々、取材させてくださいね。

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発表は発送をもって代えさせていただきます。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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