Pop Styleブログ

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Takaradua

 昨日に引き続き、年末年始に集計していた読者投票企画【最優秀スター賞】を発表します。企画は、編集室の予想をはるかに上回る、600票を越える投票がありました。そこから、果たしてどのスターが選ばれたのでしょうか!!!!(と言いつつ、もう視界の下の方に見えている人もいますね笑) どうぞご覧下さい。

この回から読んで下さった方は、昨日の「最優秀作品賞」も読んでみてください。

【宝塚2021・最優秀スター賞】

▼月組 珠城りょう(140票)

  ▼次点 花組 柚香光(104票)

 桜嵐記に引き続き、月組2連覇となりました! すごい!あっぱれ! 

 さらにこのお二方の1、2位は、昨年と全く同じ顔ぶれ! 

 投票理由を、一部ですがご紹介致します。

▼月組 珠城りょう(140票)

 昨年「桜嵐記」で惜しまれつつ退団した珠城さん。圧倒的な卒業公演は、一昨年よりもさらに人気を高め、絶頂の中での卒業となった気がします。

 「下級生の頃から一際オーラを放っていました。抜群のスタイルと端正な顔立ち。往年の宝塚男役のイメージそのままで私のような40年余宝塚ファンを続けている者には一目惚れする魅力のあるスターさんでした。素の真面目さがトーク番組やインタビューでも垣間見れ、おばさんファンはたまらなく母性をくすぐられるスターさんでした」ママジェンヌ (60代女性)

 「ご卒業公演『桜嵐記』はまさしく宝塚史に残る最高傑作でした。珠城りょうさんはクラシカルで品と色気のバランスが絶妙で、劇場全てを包み込むような温かくスケールの大きな男役。珠城さんに出会えて本当に幸せでした」(40代女性)

 「温かみがあって真っ直ぐな人柄。(桜嵐記でも)珠城さんそのもののような正行役を舞台の中で生き抜き、去っていくまでを素晴らしい演出で届けて下さって、役柄と演出が珠城さんの退団と重なり、こんなに人生で涙したことはないのではというぐらい泣きました。今でも各シーンが音楽と共に甦り、涙してしまいます。優しく熱の入った演技をされる珠城りょうさん、こんなに引き込まれ心に残る素晴らしい舞台人は珠城りょうさんしかいらっしゃいません」 ニャンキチ(40代女性)

「コロナ禍の最も厳しい状況を見事に完走しきった努力と強運。類まれなるリーダーシップによる組の団結力。珠城りょうにしか出せない清廉潔白なヒーロー像の説得力。桜嵐記は、全てが合致した作品でした。特に初日の舞台挨拶では彼女の覚悟と、持ち前のポジティブな前進力を感じ、とても勇気づけていただきました。若くしてトップに抜擢された意味を誰もが納得するような、コロナ禍での彼女の言葉の数々は、一生、忘れません」(40代女性)

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▼花組 柚香光(104票)

 柚香光さんは、舞台での立ち姿や人柄についてのコメントが目立ちました。圧倒的な「オーラ」をもとに、見る人に活力を与えていることが伺えますね。東京宝塚劇場で公演中の「元禄バロックロック」はやく観たくてウズウズしてきました!笑 それでは感想を一部ご紹介します。

 

「柚香光さんの演じている…と言うよりも役を生きている感じが素晴らしいです。今迄にやって来たどのお役も本当に同じ方が演じているのか?と思う程…ビジュアル面からの作り込みも素晴らしいです。柚香光さんはダンスのイメージですが演技も素晴らしいです。」(40代女性)

「記者コメントに全面同意です。柚香さんは性別を超えているというか、男性、女性の垣根がない、性別:柚香光なのです。彼女自身が芸術そのもので、神が魂を込めて丁寧に創り上げた芸術作品を観ている気持ちになります。静止画だけでも充分な表現力なのに、歌って踊って芝居まで魅せて頂けて、いつも有難くて拝みたくなります(笑)」(50代女性)

「ダントツのスター性。見目麗しさのみならず、丁寧なお芝居、軽やかなダンス、計算し尽くされた舞台の立ち姿が素晴らしいです。そして組子全員を見守る温かな人柄、相手の娘役さんを大事に慈しむ姿から彼女の人格が伺えてファンの心を捉えて離しません。『哀しみのコルドバ』は再演作品ですが、まるで彼女のために作られた作品のように役にピタリと当てはまる素晴らしい演技でした」 あんず(30代女性)

「トップになられてから、組を引っ張る姿が本当にかっこいいです。組子にもファンにも、いつも愛を持って接しているのが感じられて、応援したいという気持ちになります。いつも一生懸命で、柚香さんの舞台を観ると本当に元気をもらえます」(20代女性)

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(番外編)

 「銀ちゃんの恋」が大好評だった「花組 水美舞斗」が82票で3位、「ロミオとジュリエット」で「愛ちゃんの死」がツイッターでトレンド入りし、柳生忍法帖でも快演を見せ、昨年末に卒業した「星組 愛月ひかる」が56票で4位となりました。その他、礼真琴、真風涼帆、望海風斗、和希そらなど、多くのタカラジェンヌに投票がありました! 

 皆様の熱いメッセージを一部、ご紹介します。

【水美舞斗】

「(銀ちゃんの恋では)熱い丁寧な演技で、本来は全く共感できない人の行動の起源や背景が伝わって、物語にのめり込むことができました。飛龍つかささんのヤス、星空美咲さんの小夏を始めとした、カンパニーの皆さんの一体感がさらに物語へ後押ししてくださいました」mybw(40代女性)

【愛月ひかる】

「立っているだけで美しいという宝塚の伝統的な理想の男役像をあらゆる場面で体現してくれた愛月さん。舞台のすみずみまで満ちあふれる夢の香り、107年の愛と夢を愛月さんをとおして感じることができました」ツママ(40代女性)

【真風涼帆】

「今年は違うタイプの男性のカッコよさを巧みに表現されていたと思います。『アナスタシア』での純粋な詐欺師のディマ、そして『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』のロベルト、シャーロックホームズ、そして『バロンの末裔』のエドワードです。コロナ禍に生きる私たち、そして演劇界、そして芸術へのメッセージを深く感じとることができました」ななお(50代女性)

【礼真琴】

「とにかく礼さんの歌唱が素晴らしい。曲によって、それに合うような、違う歌い方をしています。誰の歌を歌っても、自分のものにしています。また、チームワークも最高で、見ていて幸せになれます。ブルーレイを購入しましたが、何度聴いても飽きることがありません」(50代女性)

【望海風斗】

「ただ歌が上手いだけじゃない。情感を言葉に織り込み、高らかに歌声を響かせる姿は圧巻の一言でした。望海風斗は間違いなく稀代のトップスターでした」(20代女性)

【和希そら】

「魅惑的な女役も渋いイケおじも変幻自在の役づくり、突き抜ける高音からよく響く低音まで綺麗に通る歌声、キレッキレのダンス、どこをとっても素晴らしい舞台巧者ぶりでした。雪組での更なる活躍を期待しています」M(40代女性)

【月城かなと】

「『ダル・レークの恋』は今の時代に合わないのではないかという不安を抱きながら観たのですが、月城かなとさんの輝く美貌と華やかな宝塚らしい舞台に、一気に惹き込まれました。古き良き時代の宝塚作品を上品かつ巧みに演じた月城かなとさんに脱帽でした」(60代女性)

【飛龍つかさ】

「『銀ちゃんの恋』では、歴代のヤス役者の中でも心に染みるお芝居を見せて頂きました。銀ちゃんとの相性、台詞、歌、どれをとっても素晴らしかったです」飛龍さん大好き(40代女性)

みなさま、本当に宝塚愛あふれる投票、ありがとうございました。

 ※読者投票の当選発表は発送をもって代えさせて頂きます。

 今年も、読売新聞水曜夕刊popstyleの「タカラヅカ 新たなる100年へ」(月1掲載)をよろしくお願い致します!!

 ちなみに、本日読売新聞夕刊popstyleには、望海風斗さんがどーーーんと載っていますよ。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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