新米宝塚担当と学ぼう 雪組編(その②)
昨日に続き、宝塚入門企画です!
新米担当の私(田上)が、宝塚担当の小間井先輩から宝塚のイロハを教えてもらっています!
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10月24日(日)午後11時締め切り。
発表は発送をもって代えさせていただきます。
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【質問コーナー】
田上:SHISHAMOの宮崎朝子さんの楽曲提供についても驚きました、このようにこれまで楽曲提供をしてきた有名な音楽家さんは他にもいるんでしょうか。
小間井:はい、大変多くの音楽家が楽曲を提供してきました。例えば、THE ALFEEの高見沢俊彦さんが「BLUE MOON BLUE」で楽曲提供をしました。この主題歌は今でもよく歌われているように思います。他にもX JAPANのYOSHIKIさん、ナオト・インティライミさん、松任谷由実さん、谷村新司さん、ヒャダインさんなどが楽曲提供していますよ。
田上:そうそうたるメンバーですね。漫画原作の作品では、さかのぼると宝塚の「ベルサイユのばら」が2・5次元ミュージカルの元祖と聞いたことがあります。漫画原作の作品で印象深いものはありますか?
小間井:実は2・5次元作品が流行するかなり前から宝塚では漫画を舞台化してきているんですね。個人的に好きな作品は「ブラック・ジャック 危険な賭け」です。宝塚ともゆかりの深い手塚治虫さんの名作を舞台化したものですが、ここから長く歌い継がれている名曲「かわらぬ思い」も生まれました。望海風斗さんコンサートで歌って欲しい曲を募集したところ、この曲が登場したので宝塚ファンにとってもそれだけ好きな人が多いのだと思います。木原敏江さんの名作を舞台化した「大江山花伝」「紫子」も素晴らしい作品よ。
田上:再演を待ちたいですね。演出家で漫画作品が得意だという人はいるんですか。
小間井:そうですね、小柳奈穂子先生は漫画作品の舞台化が得意なイメージがあります。小柳先生が演出した「はいからさんが通る」は別箱から大劇場に出世した公演となりました。野口幸作先生が演出した「花より男子」もキュンキュンさせられました!
田上:スターにも漫画原作が得意な人はいるのでしょうか。
小間井:「はいからさん」「花男」はともに柚香光さんが主演しましたね。あと、先ほど言ったように早霧せいなさんトップ時代が漫画原作が多くて印象に残っていますが、中でも「伯爵令嬢」の完成度の高さにはのけぞりました。あとは「ポーの一族」に主演した明日海りおさんでしょうか。演出の小池修一郎先生は「エリザベート」の潤色でも知られる宝塚を代表する演出家ですが、実は「ポーの一族」を舞台化したくて宝塚に入ったそうなんです。
田上:そこまで? すごい思い入れの深さですね。
小間井:エドガーを演じる明日海さんとアランを演じる柚香さん。非現実的なほど美しい2人の男役がいたから成立した作品だと思います。
田上:話は変わりますが、東京宝塚劇場の4階に売店があることに先日、初めて気づきました。品揃えが面白くて印象的でした。せんべいや梅干しなども売られていました。今回は買う時間がなかったのですが、オススメのグッズなどあれば教えて下さい。
小間井:以前、4階の売店に豚まんが売られていたと思うのですが、今はなくなってしまったかもしれません。それ以上にコロナ禍で商品数は減っているのではないかと思いますね。4階ではないですが東京宝塚劇場の2階ではコロナ禍以前には公演デザートが売られていたのでぜひ、試してみてほしいですね。ネーミングがだじゃれになっているんです。
田上:だじゃれ? なぜですか?
小間井:楽しいからでしょうか?(笑)。もっと意味が分からなかったのは、宙組の公演デザート名には必ず「酢」が使われていたことです。組長が寿つかささんだから→寿司→「酢」説があります。
田上:酢!? じゃ次は、「ネバー酢ェイグッバイ」?
小間井:ちょっと苦しいわねぇ……。
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