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20121008ygdgs001549_201210231242294 どうも、備前焼ダイエッター、(森ゾー)です。「ALL ABOUT マヤ暦」、いかがだったでしょうか。私としても過去にやったことのないテーマでしたので、手探りで取材した案件でした。読者の皆さまの反応が気になるところです。少なくとも紙面を読んだ文化部の記者の間では「役得にもほどがある」「なぜ美人を取材に同伴する必要があるのか」「お前はストレス全然なくていいよな」というものでした。もろもろの批判は甘んじて受けましょう。

 さて、お待たせいたしましたが、岡山県の名産品・備前焼のキャンペーンレディー「備前焼小町」の水内麻友美さんと、(森ゾー)との「備前焼小町土器ッ(ドキッ)焼き物デート」のご報告をさせていただきます。本紙にも書いたこのフレーズ、元ネタは「赤道小町ドキッ」(山下久美子)だったのですが、わかった方、いらっしゃいましたでしょうか・・・・。

20121008ygdgs001570_201210231242467★「ペッカリー」を持って記念撮影

 そもそも、当初は備前焼小町とのデートを含めて紙面化しようという計画だったのですが、思いっきり紙面が足りませんでした。岡山県備前市の「BIZEN中南米美術館」での取材では、同館のキャラクター「ペッカリー」の焼き物を持って記念撮影しております。このキャラは元々は館内の所蔵品である土偶をキャラクター化したものですが、地元・備前市の親善大使的な役割を担うまでに人気が沸騰中なのだとか。なぜか弾き語りっぽくギターを持っているペッカリーを持って、水内さんとツーショット写真に収まりました。

 館内の取材を終えたら、ちょうとお昼時。美術館から歩いて数分のところに、お好み焼き店「もりした」がありました。備前市はもちろん備前焼で有名なのですが、お好み焼きにカキを入れた「カキおこ」も人気急上昇中。県・市をあげて「B級グルメ」として売り出しているのだそうです。確かに、美術館の周辺をぐるっと散歩するだけでも、お好み焼き店が十数軒、立ち並んでいました。

★絶品の「カキおこ」、これからが旬!

Img_3264  水内さんと入った「もりした」はほぼ満席で、ご主人と奥さんが2人でお好み焼きを焼いていました。甘くて香ばしいにおいが漂うのは、調味料に醤油を使っているからだそうです。「カキおこは醤油で食べるのがおいしい」とのことで、店内のおいしそうなにおいに期待も高まります。

 「はい、どうぞ」と焼き上がった「カキおこ」がこの写真。ご主人が職人技で焼いたふわっふわの生地に入っているカキの身は、うまみがぎっしり凝縮されていて、さらに醤油のかぐわしさも加わって身震いするほどのおいしさでした!水内さんも「私も食べるの久しぶりですが、ホントおいしい!」とニッコリです。この時は冷凍のカキでしたが、秋から冬にかけては採れたてのカキが入荷するそうで、さらにうまみがパワーアップするとのこと。今からが一番良さそうです。ぜひ食べに行ってみてはいかがでしょうか。

★国宝、重文がズラリの「閑谷学校」

 それから、水内さんの運転する可愛らしい車に乗せてもらって、山奥の方にある「閑谷学校」(しずたにがっこう)に向かいます。ここは、江戸時代の岡山藩主、池田光政の肝いりで、庶民のために建てられた学校なのです。武士のための学校は別にあるのですが、この学校に入るためには、庶民の中でも相当な秀才でなければならなかったそうです。

Img_3268  国宝の講堂をはじめ、聖廟や閑谷神社などほとんどの建造物が国の重要文化財。屋根の瓦もすべて備前焼で、11月には紅葉を観に多くの観光客が訪れるそうです。私たちが訪れた時はちょうど本堂の中で、一般向けの「論語」の講座が開かれていました。

 ガイドさんの説明を聞くと、この学校ができたのは元禄14年、赤穂浪士討ち入りの年でした。岡山藩の隣は播州赤穂藩。岡山藩はお隣とは違い、徳川幕府には協力的である藩だったそうです。そういう歴史的に同時代の出来事を踏まえて史跡と向き合うと、また違った印象で見えてくるものですね。

 さらに、水内さんの車に乗って色々とお話ししながら(内容はヒミツです)、備前焼の本場に近いJR伊部駅まで。駅前にある「岡山県備前陶芸美術館」を見学します。人間国宝をはじめとする備前焼の名工たちが焼いた作品がずらりと並んでいました。器だけでなく、布袋様のような置物から、シュールな現代美術まで、そのバリエーションに圧倒されました。土の魅力を究極まで引き出すと、備前焼になるのかしら、と思いました。

★(森ゾー)に次のデートはあるのか?

 最後は備前焼がいっぱい買える「東備広域観光情報センター」へ。ここでは、岡山県備前焼陶友会の会員が焼いた作品を買うことができるのです。すでに数十の備前焼のお皿や器を持っているという水内さんと一緒に見て回ります。目が飛び出るような効果なものから、お手頃な価格のものまで、色々ありましたが、酒好きな私はやっぱり、お酒を飲む用のジョッキ(3000円)を購入しました。

Img_3281  買うことを決めたジョッキを見て、「もしかして、森重さんもお酒、お好きなんですか?」と水内さん。彼女も備前焼のぐい飲みで日本酒を飲むのが大好きなのだそうで、「今度いらっしゃった時は備前焼の器でお酒をご一緒しましょう!」と言っていただきました。何かまた、備前市を取材する機会がないかな・・・・。水内さんは、取材の合間にも県民から「うわ!備前焼小町さんですよね、一緒に写真撮ってください!」と何度も声をかけられるほどの人気者。地元のアイドルと一緒にデートできて、私(森ゾー)は終始、夢見心地でありました。

 今回の取材でお世話になった水内さん、そしてBIZEN中南米美術館の井上さん、大変ありがとうございました! 以上、とても楽しかった岡山出張のご報告でした。次に更新するブログでは「マヤ料理」のレシピを掲載いたします。少々お待ち下さい。

この1、2か月、ポップスタイルの「美女担当」として、モデルガールズ、安めぐみさん、仲澤莉南さん、水内麻友美さんと、「美女行脚」をしてきた私、(森ゾー)。果たして次のデート企画はあるのか?とりあえず成田市のマスコット「うなりくん」に今後のことを相談してみたいと思います!

【プレゼント】

Img_3729 BIZEN中南米美術館のミュージアムショップで販売されている「マヤ神」のストラップを8人、拓本作家・平川明さんの「古代マヤ彫刻 漆手彩色立体リトグラフカード」を1人に(どちらのプレゼントかは選べません)。紙面掲載のキーワードが必要となります。応募はこちらをクリックしてください。11月4日(日)が締め切りです。あと、ポップスタイルブログを見た読者だけに、追加プレゼントとして「うなりくん」から直接もらった「うなりくんストラップ」=写真=を8人に。希望者は、アンケート回答欄の「その他の感想」に「うなりくんストラップ希望」と書いてください。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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