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 おけいこ事なんてのはね、生活の余裕というか心の余裕がないとできないよね_s_2。オレなんかはその日暮らしだったから、けいこなんていうよりいつもぶっつけ本番だったよね。アマチュアのボクシングなんかも誘われたけど、同じ殴りっこするんだったらお金をもらえるプロでやったほうがいいってね。でもまあ、そんなオレを納得させるようなOKなおけいこ事、探してみな!

「読売新聞」のKO勝ち!
 今回はおけいこ事の対決か。いろいろ工夫して探してきたみたいだな。それじゃあ早速見てみっか! 「読売新聞」はどうも若い女性向きのおけいこみたいだな。金の「バンタンキャリアスクール」はメイクアップを教えてくれるの? うん、これを選んだのはいいね。やっぱり女性は美しくないとな。動物の世界はオスがキレイじゃないとメスが寄ってこねえけど、人間社会はやっぱり女性は常に美を求めてほしいよね。崩しようのない1円玉でも、頑張って5円になればご縁があるようになるしな。自分なりに研究すれば心が豊かになってくるよね。心が豊かになってくると自然と表情が明るくなってくるしな。化粧塗りたくってどうすんだ、って言ってもご縁があったほうがいいもんな。銀は殺陣教室か。これもいいね。武士道っつーのかな。姿勢、礼儀、礼節ね。まず座って心を落ち着けて、相手に敬意を表してね。エアロビクスなんかと違って、こっちの方が美意識があるよね。日本人としての心のよりどころができるんじゃないの? 銅はデコ電教室ね。これも趣味の延長でいいんじゃないの? ちなみにうちの娘が、ネイルのおけいこ事やっててね。バナナ料理の研究もしてるんだけどな。おけいこ事やってるケイコちゃんなんて、いいんじゃねえの? うん。
 「TOKYO★1週間」は「スローSEXスクール」? こんなもんは、カラスの行水でいいんじゃねえのかな? 昨今じゃそんなことも叫ばれてるわけだが、原始時代なんてのは、ゆっくりやってたらヒョウとかクマに食われちゃうからね。だからカラスの行水なんだよね。そりゃカラスだってホントはゆっくり風呂に入りたいだろうけどね。しかしまあ、そんなことはおけいこしなくてもいいんじゃねえの? それよりそんなことやってるヒマがあるんだったら、仕事しろってえの。イタリア語教室もそば打ち教室も、「それだけ」って感じだな。その先がない。オレの言うおけいこ事の意味がわかってねえな。前回、合宿だ合宿だって言ったけど、こりゃあ合宿じゃダメだな。監禁して「いろは」からナニしないとダメだな。
 今回の対決は、「読売新聞」のKO勝ちだ。

_s_3 おけいこ事はのめり込め!
 オレもな、実はいろんなことやってみたいのよ。例えばギターとかね。趣味のゴルフも基礎からしっかりとね。どんなことでも違った分野にチャレンジするときっつーのは、まず一からちゃんとやらないとダメだね。餅は餅屋だから、プロにちゃんと教わった方がいい。オレなんかは大体器用貧乏で、何やっても少々できるのよ。だから、いきなり4段階目とか5段階目くらいから入っていくわけね。でも、1~3が抜けてるから、ちょっと道に迷ったときに、カーナビがないみたいにわかんなくなっちゃうんだ。だから、成し遂げることができないね。
 オレの趣味のゴルフも、始めた最初のころは少々上手くできるのよ。でもある程度のところまでいくと行き詰まるんだよね。自己流だからさ。それでコンペとかで女性なんかに負けたりしてね。もう50、60のおばさんにも負けるわけよ。そんで、これはもうアレだってことで、一発奮起してね。一発奮起? 何だっけ? 一念発起? とにかく夢中でやったね、おけいこを。その結果、ホールインワンも2回できたね。やっぱりおけいこ事ってのは夢中でのめり込まないとダメだね。だからといってしゃ ちほこばっちゃうとストレス溜まるから、気楽な気持でね。あくまでの趣味の延長だって考えて入っていくと、楽しくできるんじゃねえのかな。オレはそう思うな。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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