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 みなさん、はじめまして。この度青田典子さんから引き継いで、この「恋ナビ対決」の審査委員長を勤めることになりました、IKKOです。どうぞよろしくお願いしますね。
 私が審査委員長を勤めます最初の対決は、スポーツの秋! をテーマにしたデートプラン対決になりました。「2人でモリモリカラダ改造デート」というタイトルになってます。ふたりでカラダ改造って、一体どんなデートになるのかしら? それじゃあ、早速初対決です!

 「読売新聞」のプランは「恋するカ・ラ・ダ」というタイトルで、リラックス&ヘルシーなデートプランの提案です。まずは横浜駅近くにある「テルムマラン ヨコハマ ベイ」へ。ここはフランスのタラソテラピー(海洋療法)を取り入れた都市型スパで、海水を使った多機能プールや海藻パックやマッサージなど様々な面白いサービスが受けられる施設です。マッサージでお肌ツルツルになった後は、銀座の自然栽培野菜料理のレストラン「日・水・土」へ。彩り豊かな季節の野菜ランチを楽しんで、最後は赤坂で行われている期間限定イベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク2007東京」へ。真っ暗な空間を視覚障害者の人に引率されて歩くことで、視覚だけに頼らない体の感覚を呼び覚まそう、という体験型イベントで感覚を研ぎ澄ませてデート終了、というプランでした。
 対する「TOKYO★1週間」のプランは「仕事帰りにちょっと寄ってく? 皇居マラソン&ヘルシー馬肉グルメ」。まずは皇居近くの銭湯「バン・ドゥージュ」へ。こちらは入浴料430円で着替えもできて、貴重品も預かってくれます。もちろん走り終わった後はお風呂にも入れますよ。そうして皇居の外周をマラソンです。国会議事堂や東京タワーなどの夜景を楽しみながらゆっくり2周した後は、銀座の馬焼専門「銀座こじま屋」へ。低脂肪・低カロリーな馬肉料理をいただいて、もしかしたらよけいぽっちゃりしちゃうかも!? というデートプランでした。

「カラダ改造」できそうな「TOKYO★1週間」の勝利!74

 ラブラブなふたりが改めてお互いのカラダのことを考える秋らしいデートプラン、いいんじゃないかしら? どちらもすごく工夫してるのが見えて面白いわ。
 「TOKYO★1週間」のプランは、企画の趣旨にストレートよね。カラダ改造といえばやっぱりシェイプアップ。走ることはカラダ改造の基本だし、なにより今年は風水的に、大地からすごくいい気が出る年らしいので、その大地をしっかり踏みしめて走るのはとてもいいことらしいの。それに、ハートで繋がってる恋人同士が、自然の中で向き合っていくってところがとてもいいわ。でも、何で最後が馬肉なのかしら?(笑) 馬肉って好き嫌いがあるし、女の子で馬肉が好きっていうのは、よっぽど肉が好きな子よね。まだ一般にはなじみが薄いと思うし、もしかしたらそこのところが女の子に受け入れられないかもしれないってところが心配よね。
 「読売新聞」のプランはたぶん、女の子同士で行ったらとてもいいプランよね。でもこれは「カラダ改造」というよりは「リラクゼーション」に近い感じなのかしら?
 でもねえ、野菜料理のランチは、男性にはあまり喜ばれなさそうな気がするわ。最後の「ダイアログ・イン・ザ・ダーク2007東京」も、その主旨や企画はもちろん素晴らしいのだけど、ちょっとデート向きじゃない気がしちゃう。
 こうしてふたつ並べると、どちらもいいしどちらも微妙、ではあるんだけど(笑)、「カラダ改造デート」という趣旨から考えると、「TOKYO★1週間」の方がより趣旨に沿ってるカンジはします。だから今回は「TOKYO★1週間」の勝利、です!

ハートで繋がってるふたりだからこそ!

 私がデートに連れていってもらう立場だったら、もちろん私を楽しませてくれることは大切だけど、同時に彼も一緒に楽しめるデートじゃないとイヤよね。彼が楽しんでるか私もすごく気を使っちゃうし、もし私のためにムリをさせてる気がしたら、申し訳なくって自分も楽しめなくなっちゃう。そう考えると今回のプランは、「TOKYO★1週間」が男性目線、「読売新聞」が女性目線に立ったデートプランのような気がします。だとしたら、普段からたまに走ることが好き、な彼氏に連れていってもらってる「TOKYO★1週間」のプランの方が、よりデートっぽい気がします。「読売新聞」のプランも、ふたりでマッサージだけを楽しむんなら、楽しいデートになりそうな気はするんだけど。でもやっぱりこれは、女の子同士で楽しむコース、なのかしらね。
 デートって、結局ベースの部分にあるのは、ふたりでいちゃいちゃして甘い時間を楽しむ、ってことでしょう? そうなると、「TOKYO★1週間」のプランの方が、一緒に走って、遊んで「あはは」って笑って、夜景を楽しんで……っていう行為が、最終的にいちゃいちゃできるための過程、にはなりやすいわよね。お金がかかってないところもいいかも。だって恋人同士なんだから、ハートで繋がってればお金なんてかけなくても楽しいデートができるはず! 馬肉だってふたりなら美味しくいただけるはずよ! 私もそんなデート、してみたいわぁ……。
 それでは、また次のデート対決でお会いしましょう!

 愛をこめて IKKO

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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