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  …なんで知らぬ間に週末が恐怖ブログ特集ってことになっているのじゃ! と愕然としている髪長妖怪こと(央)ですw

 いやー確かに燃え尽き症候群になりかかっておりますですよ。だってちょっと考えてみて下さいな、色々なスケジュールの妙で6月下旬から立て続けに休みなくお会いして特集させて頂いた方々が皆超のつく大物ばかり…ビリー・ブランクス隊長、高見沢俊彦さま、中田秀夫監督に桂歌丸師匠、さらにその合間には「星に願いを★デート」に「都市伝説デート」を手がけて参ったのですよ?! さらに実は今度29日掲載予定のデート記事もやっと書き終えた所なのであります。

 余りと言えば余りな節操の無さ振り幅の広さ! もうこの夏は物凄い大物さまたちにエネルギーを全て吸い尽くされたかのようであります(笑)。

 でも、おかしなもので昔っからわたくし「怖い話」をしたり聞いたりすると元気回復するんですよね。そういえば会社に入社した時、配属部署での宿泊研修と、新入社員全体の宿泊研修が続けてあったのですが、2晩連続で7時間と5時間…つまり計12時間恐い話を頼まれてもいないのにし続けたことがあったなぁ〜。当時40台の男性デスクがマジ怖がって涙流して泣いちゃったのも新人時代の素敵な思い出です。

 きゃーきゃー人が怖がってるのを見るとどんどん元気に血色良くなってくるんですわ。てまるで何かのマンガや映画のキャラ設定みたいですな。

 そんな私にとっては、先日22日に見開き掲載した中田秀夫監督の劇場デビュー作「女優霊」は本当に衝撃の大傑作でした。当時、渋谷の街角、確か漫画専門店にいきなり何の説明もなく貼られていたポスター。そのビジュアルが余りに印象的で、公開されるとすぐ劇場に通い詰め、ポスターも買ったのです。
 高見沢様ウイークの時、その歌詞世界に影響されて髪を伸ばし始めたと言いましたが、1メートルもの長さになるまで伸ばしてしまったのは確実に「女優霊」のビジュアルに影響されまくったからなんです。普通の女の子が「ローマの休日」を見てヘプバーンのファッションを真似するようなものだとご理解くださいw

 さて。そのポスターは現在、自宅の玄関ドアを開けたらいきなり目の前に置いてあります。訪問客や宅配便の方の度肝を抜きたくて(笑)。

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 こわいですよね? 実はこのポスター、実家を出て東京で暮らし始めてから現在に至るまで3軒の家でずっと飾り続けて来たのですが今までずっと「いわくつき」な感じでありました。

 まず、家には山ほど映画などのポスターを飾っていたのですが「女優霊」のだけはがれてくるんです。本当よ!
 余りに剥がれてくるので、他のポスターは両面テープや粘着テープなどで壁に大胆に貼っていたのですが、これだけ裏に「住居外装用」の超強力テープを使ってもダメ。上のほうからびろ〜んと落ちる。なぜか下の方は剥がれないので、自宅に帰るたびこのポスターが上半分だけびろ〜んとしているのを電気を点けて見つけるのは、いくらホラー好きの私でも余り心臓に良い経験ではありませんでしたね〜。しかも2軒目の家でも懲りずに何度でも貼り直していたのですが、、、このポスターにおいて、女性の顔の上半分は切れてますよね? どうもその上方、目に当たる部分にちょうど瞳のようなシミが出来始めた… だんだん顔が「完成」されてくるようでそりゃもう楽しみだったんですが、昨年引っ越す仕儀となりました。あのシミは今どうなったかな♪

 今はまぁこうやって額に入れて壁に立てかけ、猫が前でくつろぐくらい穏やかな感じですが、やっぱりこれだけ倒れやすいですね。

 実は私、余りに「女優霊」の映画が好きなため、VHSビデオも購入してるんですよ、3回も。
 なぜ3回もかって? ほかにも映画のVHSテープは何本も持っているのに、なぜか「女優霊」のテープだけデッキに絡まり、切れるんですよ… う〜ん「本物」感! そんな「本物」を撮って?!デビューされた中田監督の最新作「怪談」も本当に美しくて怖くて素晴らしい映画なので、皆さんぜひ観に行ってください! また、桂歌丸師匠の「真景累ヶ淵」CDも本当にイイので、こちらもぜひ!

 さてさて。対談にご協力頂いた中田監督をお送りする際、このポスターやテープの件を申し上げたんですが「ぐ、偶然ですよ!」と何だか怖がっておいでのようでした♪(ホラーが本来お好きではない、というのは本当なんだなぁと実感)。続けてエレベーターの中でうつむいて「貞子」のマネをしたら「キャッ」とマジ恐がって頂けたので、妖怪髪長女としては実に本望なのでありました! ああいい夏だったな〜。

 …以上、掛け値無しに本当の話なのでありますが、編集長、こんなんでいいでしょうか? Corichのランキングが急に鈍らない事を祈ります。明日も恐い話書いていいんでしょうかー? 止めないといつまでもやりますよー?!

 とりあえず、今宵はこれまでにいたしとう存じます…

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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