Pop Styleブログ

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古き良き歌謡曲

2006年6月19日

 すっかり間が空いてしまって恐縮です。そんな中、(央)さんにブログを書いて頂いてありがたい限り……。他の担当記者の皆さんにも「書いてー」とお願いしてはいるものの、なかなか書いては頂けないようで……。ぐすん。いや、書かない自分が悪いんですが。どうもすみません。

 ところで、先週土曜日夜にNHKのBS2で放送された「BSまるごと大全集 永遠の歌姫美空ひばり」を堪能しました。実は私、古い歌謡曲、それも戦前や戦中、戦後のものが大好きでして、作曲家で言えば古賀政男、服部良一、古関裕而など、歌手で言えば藤山一郎、東海林太郎、李香蘭など。さらにダークダックス、デュークエイセスなどの男声コーラス、和田弘とマヒナスターズなどのムード歌謡等々……。聴くのも歌うのも好きですが、カラオケではなかなか好みのあう人がいなくて苦労します(笑)。

 で、この美空ひばり特集は3時間半の生放送で、熱唱、名唱の数々を放送したのですが、やっぱりひばりさんは歌がべらぼうにうまいですね。特に最後の「愛燦々」「みだれ髪」「川の流れのように」は、彼女のそれまでの人生すべてをかけたかのような思いが伝わってきて、身じろぎもせずに聴き入ってしまいました。ほんと、不世出の歌い手だと思います。

 そして、最近ショックを受けたのは、5月7日に亡くなった「お恵ちゃん」こと松山恵子さんの訃報でした。「懐かしの歌謡曲」系の番組には必ずと言っていいほど、あの大きなパラシュートのようなスカートのドレスと手にハンカチというスタイルで登場し、女の哀愁を切々と歌い上げた姿が目に焼き付いています。特に印象的なのは、これも必ずと言っていいほど、客席から「お恵ちゃん!」の声がかかるんですよね。本当に熱心なファンの方がたくさんいて、愛されているだなあ、と思っておりました。その辺りの気持ちを、ささやかではありますが追悼の形にさせて頂きました。ご関心をお持ちの方は、あす20日の夕刊(夕刊のない地域は22日の朝刊)をご覧になって頂ければ幸いです。

  Pop Styleと全然関係のない内容ですみません……。あしたはPop Style絡みのことを書かせて頂きますので。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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