こんにちは、こんばんは、おはようございます。popstyle編集長の森田睦です。
往年の宝塚歌劇団のスターの読売新聞初登場を探る企画の第5弾。
今回は草創期のスター、高峰妙子さん、雲井浪子さんを調べてみます。
1913年に入隊した高峰さんは、宝塚歌劇の初公演「ドンブラコ」で主役の桃太郎を演じ、男役第1号として知られています。
初登場は1922年2月11日朝刊。
声楽(ソプラノ)のため東京へ遊学にしていた高峰さんの様子をレポートしています。
当時は成績優秀者1人が、東京か外国で学ぶことになっていたようです。
高峰さんは東京音楽学校のハンカ・ペツォルト教授のもとで学んだようです。
「宝塚で考えていたのとは大違いでなかなか骨が折れます」とこめんとしています。
雲井浪子さんも高峰さんと同じく1期生です。
初登場は1926年2月10日朝刊です。すでに雲井さんは宝塚を退団しております。
……記事を読んだのですが、さっぱり内容を理解できません。
続報もなく、どんなニュースだったか分かりませんが、雲井さんが出演する作品に何か問題があったようです。当時は世間一般的に知られていて説明する必要がなかったのか、それとも記者の筆力に問題があったのか……。
続報見出しから想像するに、雲井さんは天照大神を演じたようです。
ちょっと消化不良ですが、宝塚の草創期を支えた2人のタカラジェンヌの初登場紙面でした。