「ALL ABOUT イル・ディーヴォ」

読売新聞水曜夕刊の新感覚カルチャー面「popstyle」が、渾身の力を込めてお送りする特大特__3 集「ALL ABOUT」。今週は、イル・ディーヴォの特集です。米国、スペイン、フランス、スイスと世界各国から結集したモンスターボーカルユニット。先月、約2年ぶりの来日を果たした4人にお時間をいただき、たっぷりお話をうかがってきました。

ファンの方には、改めて説明するまでもありませんが、イル・ディーヴォは、オペラの歌唱法でポップスの名曲を歌う4人のユニット。セバスチャン(仏、ポップボーカル)、デイヴィッド(米、テノール)、カルロス(西、バリトン)、ウルス(スイス、テノール)(写真左から)という、それぞれソロで活躍していた実力者たちが世界各国から参集しており、しかも、写真を見てお分かりの通り、それぞれタイプは違うもののいずれ劣らぬイケメンぞろいなのです。

2008年に4枚目のアルバムを出し、09年に来日して以来は、アルバムの制作期間に入り、目立った活動はしていませんでしたが、先月から公開された織田裕二さん主演の映画「アンダルシア 女神の報復」の主題歌「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を担当していることから、先月上旬に来日しました。「スッキリ!」などテレビに出演しているところをご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

紙面の内容は、彼らの歩みを改めて振り返るインタビューが中心ですが、注目してほしいの110713_184601_2 は、4人の個性です。インタビュー中のコメントも、今回特別にお願いしたアンケートも、個性の豊かさが浮き彫りになっています。4人のプロフィールも、執筆者が私見も含めて書かせていただきましたが、誤解を恐れずに言えばこんなに書き分けが容易なユニットはなかなかいないのではないでしょうか。インタビューでも、同じ質問を4人にぶつけても、一人として内容が重複しないのです。もっとも、これは個性だけでなく、取材者を気遣って多様な意見を出してくれているということも大きいと思います。メンバー一人一人、どんな質問に対しても、様々な具体例を示しながら真摯に答えてくれるです。

そのため、大きいALL ABOUTの紙面でも、インタビューの10分の1も収容できませんでした。このブログで、泣く泣く削ってしまった珠玉のコメントを随時紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみに。

注目ワードは、「冷やしご飯」。梅雨明けして連日猛暑が続きますが、食べ物で体を冷やしてはいかがですか。今年は、冷やしご飯がキテるんです。グルメの話題が続きます。コラムは「林シェフの食人たちのひとりごと」。これまた旬を迎えたウナギがテーマです。古屋兎丸さんの4コマ漫画「POPくん」も絶好調。SCENEでは、先週大反響をいただいた「ももいろクローバーZ」が再び登場。本当にご好評をいただいたので、ももクロちゃんは今後もウオッチしなければ、と編集部一同ヒシヒシと感じたのであります。個人的にひいきのPerfumeともファンがかぶっていることが分かったですしね!(清)

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