きょう夕刊のALL ABOUTは、紙面の写真をご覧になっても分かるように、真っ青な顔の3人組がかなり目をひく作りになっています。独創的なパフォーマンスで知られる「ブルーマングループ」ですが、中心にいるのはその創始者の1人、フィル・スタントンさんです。彼が来日したのを機に、ブルーマンについてのあれこれを聞きました。
実は、この機会に初めてブルーマングループの公演を実際に見たのですが、想像していた以上の衝撃を受けました。あの容貌のブルーマンが3人、無言で出てくるだけでもインパクトはあるのですが、パフォーマンスや会場に観客を巻き込んでいく仕掛けがいろいろと施されていて、知らず知らずのうちに引き込まれていって、公演が終わる頃にはすっかり魅了されてしまっていました。視覚だけでなく、聴覚、触覚など様々な感覚が同時に揺さぶられて、何だか人間の存在とはいったい何か、みたいな哲学的な感慨すら浮かび上がってきました。
フィルさんも、さすがにこのブルーマンを作り上げた人だけあって、日本文化から受けた影響などを、非常に情熱的に語ってくれました。どんなことを語ってくれたのかは、ぜひ紙面の方をご覧いただきたいのですが、面白かったこぼれ話を一つだけ。「ブルーマンを演じる人は世界でどれぐらいいるんですか?」と尋ねたところ、フィルさんは「何を言ってるんだ、ブルーマンは3人しかいないに決まってるじゃないか」と、ユーモアたっぷりに答えてくれました。もちろん、その後にいろいろ話してくれて、「ブルーマンは国籍がある訳じゃないので、誰にもできる。もちろん日本人にもね」とも付け加えてくれました。
とにかく、ブルーマンの本当の魅力は写真や動画ではなく、実際に公演そのものを体験しないと分からないと思いますので、興味を持たれた方はぜひ六本木ブルーマンシアターに足を運んでみてください。
「注目ワード」では、「おかず生姜かつお」「漁師のラー油」など、ご飯にぴったりな「高知のめし友」を紹介しています、コラムは林シェフの「食人たちのひとりごと」、「SCENE」では新曲「バンザイVenus」がきょう発売された、SKE48も登場しています。メンバーのコメントがたっぷりつまった動画ポップスタイルも公開中ですので、こちらもぜひご覧ください。
プレゼントは、ブルーマングループのオリジナル手ぬぐい(非売品)を読者5人に。紙面掲載のキーワードが必要です。応募はこちらをクリックしてください。3月15日(火)が締め切りです。
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