読売新聞水曜夕刊の新感覚カルチャー面「popstyle」。今週は、小説「勝手にふるえてろ」の映画化を機に、主演女優の松岡茉優さん、原作者の綿矢りささんが登場。2人の深い深い恋愛トークをお送りしま
す。
今回のお二人の対談、手前みそですが実に読み応えがあります。まさに共鳴し合う対談。松岡さんが読書家で綿矢さんの作品もたくさん読んでいるということもあってか、言葉を駆使して物語り紡ぐ綿矢さんと堂々と渡り合い、互いにセンスのある発言が次々に飛び出します。女優に司会に大活躍の松岡さんですが、改めて恐るべしと感じた次第です。
実は、松岡さんはこれまで、読売新聞に色々な形で登場しています。
初登場は2009年1月「みんなの質問箱」というコーナーです。当時中学2年生で、テレビ東京「おはスタ」でおはガールとして活動していた松岡さん。読者からの「彼女たちのプロフィールが知りたい」という質問に答える記事になっています。立ち幅跳びと声まねが特技、と紹介されています。おはガール時代の彼女をテレビで見ていましたが、本当に元気でひょうきんなキャラクターでしたね。
次に印象的な記事が、2014年1月1日の新年の特別紙面。イチ推しアイドルを紹介して、という趣旨で、関根勉さんや古田新太さん、大谷ノブ彦さんとともに、自分の好きなアイドルグループの推薦コメントを寄せてくれています。朝ドラ「あまちゃん」出演で注目を浴びた直後のことで、役柄もアイドルであり本当にアイドル好きという松岡さんにはうってつけの企画。モーニング娘を激推ししてくれました。
私がハマり始めたのは9期の4人が入った時。これは面白くなると確信しました。10期で欲しかったピースが埋まっていき、11期で「歌姫」小田さくらちゃんが入って、もう非の打ち所がありません
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などと、本当に一人一人のメンバーを愛していて「イマが最強!」と熱く語ってくれたことを覚えています。
さらに、同じ年の1月~6月までは、月1回のエッセイにもチャレンジしてくれました。自分が芸能界に入ったこと、学校になじめなかった高校1、2年生の頃のこと、役者を辞めようと思ったことなどを、とても正直につづってくれています。公立高校入学から3か月で芸能コースのある高校に転校することになった時のエピソードは、最初の自己紹介のことをこんな風に書いています。
固まる表情、言葉の出せない渇いた口、新しい文章を探し泳ぐ眼球、漉し餡のように水気のなくなった脳みそ――。結局、名前と出身だけを伝える平凡な自己紹介となり、そそくさと指定された席へ腰を下ろしました。
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どうです!? 文才を感じますよね。
この時からもう3年以上がたって、女優として一回りも二回りも成長した松岡さん。それに一段と美しい女性となりました。ポップスタイルへの登場は初めてですが、初主演となる映画を機に綿矢さんと歴史に残る対談を届けてくれました。松岡さん話ばかりになってしまったブログですが、紙面では映画の魅力が存分に伝えておりますのでご安心を。さらに、恋愛観や好きなラブストーリー、互いの仕事に対する質問など、様々な角度からお二人の魅力を掘り下げております。
【その他のメニューをご紹介】
★毎月第2週は、2.5次元舞台の注目作、注目俳優を特集する「2.5次元のトビラ」。今回は、鳥越裕貴さんが中島敦役で主演する「文豪ストレイドッグス」です。
★辛酸なめ子の「じわじわ時事ワード」は、「オウムアウア」。学校で葉巻を吸う非行少年・・・ではなく、葉巻形の飛行物体です。ちょっとミステリアスです。
★漫画「水よう日の花子さん」は「もふもふ」、「週刊ニコニコ動画」はインコと、キュン死にしそうなかわいいネタが登場します。
【プレゼント】
・映画「勝手にふるえてろ」の宣伝プレス資料(松岡さん綿矢さんのサイン入り)と原作本をセットにして1名様にプレゼントします。応募には紙面掲載のキーワードが必要です。応募フォームから欲しいグッズを選択して下さい。応募はこちら 、または、https://qooker.jp/Q/ja/popstyle/taikai/ をクリックしてください。12月17日(日)午後11時締め切りです。
★ポップスタイルが掲載されているのは、読売新聞夕刊です。一部地域では夕刊自体発行していませんのでご注意ください、バックナンバーのお取り寄せサービスがありますので(https://yomiuri-plus.com/jigyou_honbu/plaza_paper.html)、入手できなかった方もあきらめないでくださいね。夕刊は1部50円。駅売店、読売新聞の販売店以外では入手しにくいので(コンビニでは置いていないところが多いです)、ぜひサービスもご活用ください。(非常に親切な対応だと評判です!)
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