こぼれ話、昨日は更新をお休みしてしまいました。楽しみにして下さった方、申し訳ありません。お詫びに本日は、後ほど再度アップするつもりです。
日本限定で発売されたアルバム「アンダルシア~イル・ディーヴォ・ラヴ・ソングス」にちなんでお聞きします。皆さんにとって愛とはなんでしょうか?
カルロス 愛というものを語るのは難しいですが、僕にとってはすべてですね。人に対する愛もあるし、女性に対する愛もあるし、空気が好きだったり、人生が好きだったり、歌を歌うことが大好きだったり。モノ、行動、人など、愛はすべてだと思います。ただ、それぞれの愛で若干感じ方は違いますよね。例えば、後で冷静に分析すると、恋愛中はいろいろ変わったこと、クレイジーなことをやりますよね。ですから、その愛はそれぞれちょっと違いますけれども、すべてにわたって人生の中にあるものだと思います。
ウルス そうですね。愛を語るのは、説明するのはとっても難しいことですよね。でも僕が考えるには、気持ちなんですよね。フィーリングなんですね。これは自分がコントロールできるものではなく、つかまれるような感じで、意識してもいないし、方向性をつけることもできないし、予測することもできないものです。でも、確かにすごくポジティブだし、素晴らしい気持ちでエネルギーを感じるし、気持ちが向上しますし、素晴らしいことだと思います。それから人間というのは愛される必要があるし、愛されたいという気持ちがすごくあるものですけれど、僕は人を愛する方の気持ちの方がすごいものだと思います。愛することに対して、満たされる気がしますね。
セバスチャン イル・ディーヴォが歌うすべての曲には愛があると思いますし、ロマンスもあると思います。そして、それぞれ、歌ってるときのその曲のイメージはそれぞれ違うものを持ってますよね。ステージで歌うときは、愛を想像する相手、たとえばそれが恋人だったり家族だったりファンのみなさんだったり、それぞれイメージは違うと思うんですけど、イル・ディーヴォの歌うすべての曲には愛があります。今回のアルバムの中から、私のイメージする愛を選ぶとしましたら、12曲目の「エヴリタイム・アイ・ルック・アット・ユー」が、すごくピンと来ますね。この曲は、カルロスのまゆ毛を使う技があるんですけど・・・。
カルロス すごく大事な瞬間なんですよ。男性を前にするのは失礼なんですが、僕にカメラがアップをして、ある女性を選んで彼女を見て、まゆ毛を片方あげて、こうやるんですよ(と、記者を見て、片方のまゆをクイっと上げて、片方の顔で色っぽく微笑む表情をする)
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読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。