Pop Styleブログ

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Web__3  (央)こと尾崎です。さて先週ど~んと読売水曜夕刊popstyle「ALL ABOUT」見開き記事にご登場いただいた“バラの貴公子”! 大野耕生さん、いかがでしたか? 紙面では一番大きなお写真、あえて「目線」をカメラに向けない、空の広がりを感じさせる写真だったので、こちらではまず貴公子目ヂカラ満開のお写真からど~んとご紹介! 「続きを読む」でほかにもお写真出てきますよ!!

Web__2  関東ではお庭や公園のバラも咲き始めましたね。撮影時はまだバラのシーズンではなく、静岡は熱海のアカオリゾート公国内「アカオハーブ&ローズガーデン」で咲き乱れるお花のもと、撮影しました。「写真に写っているお花の名前が知りたい」とのご意見もちょうだいいたしました。メールありがとうございます。

…実は、メーン写真の白いバラは名前が不明なのです。この品種は何かな? とその場で耕生さんも含め話題になったのですが、結局不明。清楚な雰囲気がすてきですよね。

そして、オビ写真に使われている縦長写真のトリミング前。こちらは一般家庭でもよく植えられている「カクテル」ですね。

そしてそしてこちらがお蔵だし! 黄モッコウバラに取り囲まれる耕生さん!!!!

__2何ともまぁメルヘンチックなのにそれが似合ってしまう…まさにザ・貴公子! カクテルも黄モッコウも家庭にもあるどちらかというと素朴なバラ…それでもシチュエーションによって、また育てる人愛する人の、バラへの接する気持ちや愛情によってゴージャスにもエレガントにもなるのではないかな、と思いました。

__3  耕生さんが普通なら照れちゃいそうな“貴公子”の呼び名をあえて受けているのも、とにかくバラへの興味を持ってもらう入り口になれればとの思いがあるから。
 「作業着やエプロン着なきゃ園芸できないわけではない。もちろん完全装備して形から入るのが楽しいという人もいるのはそれでいいんです。でもシャネルを着ててもフェラガモの靴履いてても、枯れた葉をちょっと取るなんていうのはスッと手が出ること。どんな外見の人でも園芸やっていいという親近感を若い世代に持ってもらいたから、僕は作業やるときもあえてこの格好。じゃまだから痛くてもトゲよけの手袋しないこともあるんです」

 コンテスト出品に向け、決まった日に美しく咲かせるため厳密な周期で農薬をやったり、株の姿を作り込んだり……と、マニアックな男性的趣味のイメージが強く敷居が高かったバラ栽培を気軽に家庭的に楽しんでほしいと言います。

 「きれいなお花が見たくて始めたはずのバラ栽培なのに、いつまにかあれもしなきゃ、これもしなきゃ、と余裕がなくなりがち。病気が出ても虫がついても当たり前と思って、そこからスタートしてほしい。育て上げる義務じゃなく、咲いた花をどう楽しむかなんです。育てる、飾る、摘んでアレンジする、プレゼントする……男性はバラ持って歩くのを恥ずかしがるじゃないですか。僕は全然抵抗なく花束持って、電車に乗れます。海外だと友達の所へ3輪、5輪のプチ花束と、ワインやお菓子持って訪ねるのは普通のこと。日本でもそうなるといいのに」

__4  実にスマート…でも、おちゃめな一面もたっぷり。とにかく、自然にバラに接しておいでです。自分でもバラを育ててみて、学ぶ面がたくさんあります。

 紙幅の都合でお伝えしきれなかったのですが、実はバラ園での撮影時、ファンの方に応対するのの何倍もの時間、バラ園のスタッフたちと熱心に語り合い、園芸農業関係者としてエールを送りあっていたのがとても印象的でした。「とにかく、楽しもう」。バラとのおつきあいは、これに尽きるようです。

Dscf2867 Dscf2864  さて貴公子のお言葉を受け、今夜から明日の台風に備え、私もミニバラを風のこない軒下に避難させるついでに、鉢を動かせないバラの花首を切って水に浮かべてみました。紫は「エブタイド」、赤白まだらに見えるのは本来黄~オレンジの花「サハラ'98」。時間がなくて「葉もの」と合わせていませんが…これはこれでDscf2858_2 「紫のキャベツ」みたいで面白いかな?

決まった形はないバラの楽しみ方。皆様も見つけてみてはいかがでしょうか?

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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