Pop Styleブログ

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 男たるもの、どんどんチャレンジしていくことが大切だ。勝ち目のない勝負でもしなきゃならない時がある、ってな。時には猛獣にだって向かっていかなきゃならないときがあるのが人生ってもんだ。だから今回は、猛獣と熱く抱き合ってこい! 当たって砕けろ、それが人生よ。

判定で「読売新聞」勝利!_s_2 

 まずは「読売新聞」だ。金が「富士花鳥園」のフクロウ、銀が「富士サファリパーク」、そして銅はボブ・サップに会いに行ったってか! フクロウは「抱き合う」というより腕に乗られてるよな。むしろ「抱かれてる」に近いな。ギュッと握られてるからな。富士サファリパークは子供のライオンを抱っこしてきたの? 子供抱っこしてもセクハラっぽいよなあ。ジャングル大帝、ちょっと迷惑そうな顔してるでしょ? せめて親の方とじゃれ合うとか、なんかこう接触するとか、そういう写真があるとよかったよな。でかいヘビを首に巻くとかな。なかったの? ボブ・サップの方は、かなり猛獣っぽいよな。猛獣か怪獣かわかんないけどな。一時人気を博したもんな。うん、コレはかなり「猛獣と抱き合え」っぽいんじゃないの? ひとつの応用をいってるわな。要望と応用だ。
 「TOKYO★1週間」の方は、相変わらずやる気があるんだかないんだかわかんないな(笑)。最終的には何もしてねえじゃねえか。オカマさんにハグ断られたんだったら、ハグの代わりにすし屋でハモでも食べるとかね。ハグの代わりはハモだってね。あとハモニカ吹いてみるとかね。それくらいのダジャレは欲しかったんじゃないの? どうせマンガだし、顔からしてダジャレなんだからさ。これ、オカマバーでもニューハーフのとこでも、ちゃんとお店でお金使ってんの? ちょっと入り口で「どうなんでしょうか」って交渉しても、それは難しいわな。まあ、第3位の「ガッツさんでよかったんじゃねーの」ってのはちょっと猛獣っぽくていいけどな(笑)。それにしてももうちょっとシャレの利いたヒネリってもんがあってもよかったよな。今回は「読売新聞」がいまいち不調だっただけに、惜しかった。敵の不調につけ込めないところが、ダメだな。
 今回は両者ともいまいちだ。引き分けにもならんし、もちろんK.Oでもない白けた試合だが、まあ、情報もあってオチもあって、で読売だな。判定で「読売新聞」の勝利、そんなとこだな。

ヘビも怖いがオバケも怖い!

 _s_3 よく番組とかで猛獣の檻に入れられたりする悪ふざけがあるけど、俺はそういう仕事はやったことないな。俺はやらない。意味がねえもんな。動物、クマとかトラとか、あいつらは住む世界が違うから檻に入ってもらってるわけで、そこに人間が入っていってもな。あいつらにだって選ぶ権利はあるしな。タイプじゃない人間が入ってきたら「タイプじゃねえな」ってなるしな。だから俺はやらない。さっきヘビって言ったけど、俺はヘビ大嫌いだからそういうのもやらない。じゃあなぜそんな指令にしたかって? それがムチャぶりってもんでしょ。俺が嫌いだから代わりにやってもらうんだ。
 ヘビ以外に嫌いなものって言ったら、オバケも怖いよな。昔、オバケに会ったことあるしな、俺。子供の頃には死んだおばあちゃんに会ったこともあるし、あと火の玉も見たことあるしな。いまも夜に墓に行くと、幻みたいなものが歩いてるよな。みんな誰でも見られるでしょ? 見ないの?
 これから夏になるとそういう話をすることも多くなるだろうけど、夜のお墓とかは行くところじゃないからね。夜の時間はあの人たちの時間だ。道路もね、昼間は俺たちが真ん中を歩いてもいいけど、夜は妖怪とか霊とか、そういう人たちが真ん中を歩くんだから、俺たちははじっこを歩かなきゃいけないんだな。会ったら礼のひとつもしないとな。霊だから。ま、そういう住む世界の違う人たちのところへは、近づいちゃいけないし、入り込んじゃいけない。そういうことよね。だから「TOKYO★1週間」も、これからは新宿二丁目には近寄らない方がいいかもな。タイプじゃないってことだからな。やっぱメガネしたほうがいいんじゃないの?

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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