生田絵梨花さん「こぼれ話」②

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こんにちは、こんばんは、おはようございます。Popstyle前編集長の森田睦です。

前回に引き続き、ミュージカル「レ・ミゼラブル」に出演中の生田絵梨花さん取材のこぼれ話を紹介していきたいと思います。

 

---------【プレゼント】-------------------------------

生田さんのサイン入りミュージカル「レ・ミゼラブル」のプログラムを3人にプレゼントします。

応募はこちら、または、こちらのURL(https://form.qooker.jp/Q/ja/popstyle/taikai/) をクリックしてください。締め切りは13日午後11時。発表は発送をもって代えさせていただきます。

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生田さんが初めてミュージカル「レ・ミゼラブル」を観たのは、小学校高学年の頃だったそうです。

「小学生だったので深く理解したわけではないんですが、『なんだこの世界は』という迫力と、強さがありました。銃がバン、バン、バンって鳴ったりとか」

コロナ禍での稽古はとても苦労したようです。

「マスクをつけての稽古なので、とにかく歌いづらい。どのマスクが歌いやすいかというのを研究するところから始めました。マスクを着けていると、初めて接する方がどんな顔をしているのかわからないし、表情もそんなにわからない。すごく大変でした。逆にいえば、マスクをとった状態は逆に新鮮です。そういうふうに逆境をエネルギーに変換しています」

生田さんが演じているエポニーヌと言えば、「オン・マイ・オウン」の独唱です。歌い上げるために心がけていることを聞きました。

「ずっと鎧をつけて傷つかないように強く振舞っていたけれども、『オン・マイ・オウン』を歌う場面で、それが初めて剥がれていって、今まで溜め込んできた想いが溢れ出てくると思います。初めてお客さんがエポニーヌの本心を知るシーンなので、勝手に一人で歌うのではなくて、エポニーヌが運命にどういう風に立ち向かっていくのかをお客さんに投げかけるような感じで歌ってきたいと思います。強さ弱さが混在したものを表現していきたいなという風に思います」

2017年から「レ・ミゼラブル」の舞台に立っている生田さん。4年を経て作品の受け止め方はどう変わっていったのでしょうか。

「自分の置かれている状況や年齢によって感情移入する役も変わってくると思います。お客さんとして観た場合は、(17、19年に演じた)コゼットや、(今回演じている)エポニーヌに感情移入をしていましたけれども、今は自分の年齢が上がってきたので、ジャン・バルジャンだったり、(コゼットの実母)ファンテーヌだったりと親の方に心惹かれるようになってきました。(エポニーヌの両親で、意地汚い)テナルディエ夫妻を見ていても、自分の中にもそういう悪い黒い部分があると思うようになりました」