三宅健さん取材こぼれ話

こんにちは、こんばんは、おはようございます。popstyle編集長の森田睦です。

本日(3日)の読売新聞夕刊の見開きカラー「popstyle」のメニューは

  • 「ALL ABOUT 三宅健」
  • 「民ゾクッ学」聖火と埴輪
  • イマ推しっ!「山田佳奈」
  • 辛酸なめ子のじわじわ時事ワード「社歌コンテスト」
  • 田村芽実「ひめごと」
  • 霜田あゆ美の今日はどんな日「立春」

メインコーナーALL ABOUTのために三宅さんをインタビュー取材した際のこぼれ話を紹介したいと思います。

ファンの方はご存じだと思いますが、三宅さんはろう者がエンターテインメントを楽しめるように、手話や日本語字幕の普及に取り組んでいます。紙面でも、その活動にふれています。

「手話に取り組むきっかけを教えてください」。こう質問すると、もう何十回、何百回と聞かれたことなのに、三宅さんは丁寧に話し始めました。

途中で私が質問を重ねる必要がありませんでした。詳しく時系列で話してくれました。その語り口は熱を帯びていました。

「デビュー10周年の握手会で、ろう者の方に話しかけられるまで,ろう者の方がコンサートに来ることを知りませんでした。どうやって楽しむのかなって分からなかったんです。後に聞いてみると、低音の振動を体で感じて楽しんでくれているようでした」

「ジャニーズのコンサートではサービスモニターといって、ステージの両脇に大きなモニターを設置していて、そこに歌詞を表示しているんですね。ろう者の方は、それで何を歌っているか分かるので楽しいって言ってくれました。それがライブDVDに日本語字幕を付けようというきっかけですね」

主演映画「親指さがし」のDVDにも日本語字幕を付けることを実現させました。

「健聴者とろう者の家族だと、家で一緒に邦画を見られないんです。字幕がないから、セリフが分からないんです。家族で一緒に邦画を見られるようになったらいいな、と思って、制作サイドに頼みました」

紙面には盛り込めなかったのですが、三宅さんの熱い思いが伝わってくる話だったので、ブログでご紹介いたしました。

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